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コンビニエンスストア
思えば私は、今まで様々な仕事をしてきた。基本的に自分の事を余りよく分かっていないせいか職種も多岐にわたる。
コンビニ、洋食屋のウェイトレス、本屋、服屋、温泉地でのリゾートバイト、病院、施設、フィットネス、ヨガスタジオ、コールセンター、事務職、百貨店、郵便局や工場の短期バイト。他にもあっただろうか。今はちょっと思い出せない。
新たな年が始まったことだし、シリーズで気軽に読める文章を書きたいなと思
親切をされたが怖かった話。
先日、飼っているハムスターを健康診断のため病院へ連れてった。
うちのハムスターは生後2か月でお迎えして、現在9か月ほど経つ。ありがたいことにいまのところ病気もせず、元気に暮らしてくれている。
その病院に行くのは今回で2回目であった。1回目は8月にお迎えして2か月ほど経った頃に、その時も健康診断のために診察を受けた。
ハムスターなどの小動物は犬や猫に比べて診察してくれる病院自体がとても少ない。
くせ毛の果てしない物語
わたしは酷いくせ毛だ。今までにも何度だってこの髪質に泣かされてきた。この世には2種類の人間がいる。くせ毛の人間とくせ毛ではない人間だ。
そうやって、天敵である湿気を憎み、わたしは美容院を恐れて生きてきた。
好きな洋服を纏うように、ファッションの一部としてヘアスタイルを自らのものにし、自分の髪の毛を使いこなしているお洒落な人たちはわたしの憧れであり、同時に恐怖と嫉妬の対象でもあるのだ。そんなわた
ゲームでも迷子になる話
わたしはゲームが好きだ。RPGや初期のバイオハザードのような謎解きホラーゲーム、探偵や推理もの。サウンドノベル、たまにぼくのなつやすみや牧場物語みたいなものもする。でもクリア出来たものはそんなに多くない。途中でやめてしまったもののほうが多い。それには、やむを得ない事情がある。
RPGなどは特に主人公に「戦わなければならない理由」があることが、ゲームを選ぶうえでとても大事だ。わたしはそう強く思う。
不便に暮らす。命と暮らす。
いまの家に引っ越してきて1年が過ぎようとしている。いまのわたしの家には電子レンジもオーブントースターも炊飯器もTVもない。家具家電といえばエアコン、洗濯機、冷蔵庫、テーブル、ノートパソコンくらい。ベッドも買おう買おうと思いながら、いまだフローリングに敷布団を敷いて寝ている。ラグも買おう買おうと思いながら300円ショップで買ったレジャーシート。その上にぺらぺらの薄いギンガムチェックの布をかけている。
もっとみる依存の切れ目(掌の力を弄ぶ)
昔もらった手紙や 互いの輪郭の判断がつかなくなる程
近づいて撮った写真
読み返したり 写真の中にトリップしてみたり
雨で消えた足跡の中 目を凝らして君の形を探すのは少し恥ずかしい
だからこの土地で一番高い所から 指をくわえて見送るよ
君がどんどん前に進んでいくのなら
僕はどんどん還って(かえって)いこうか
君が塵(ちり)ほどにしかみえないところまでいって僕を確かめてみようか
僕は
掌の力を弄ぶ「夕焼け晩町」
人から置いて行かれた僕は自分の中の弱さという弱さを
ダンボールの中に押し込める様にして
猫と一緒に川に流した
押し込んでも押し込んでも頭を出してくる猫3匹、それが
弱さは隠せないと云っている気がして ついムキになって押さえつけたら
猫は ぐっと云って大人しくなった それを川に流した
少し戸惑っている僕の中から流れがダンボールをさらっていった
僕はもう戻れない 僕は最低だ
橋の向こう
掌の力を弄ぶ「其の内(そのうち)」
先日、表通りのバス停の所に老夫婦がいました
腰が曲がってもう地面に合わせられなくなった体は
きっと正しいと思うのです
腰が引けている私よりはそれはもう神々しいのです
それよりもこうしている間にもどんどんと
漏れていっているかもしれない感受性
私はそれを防ごうと必死に子供ぶってみるのです
食事を左手で行ったりするのです
不意打ちに飛ばされた青光りのする風船を残念がってみるのです
隙