見出し画像

『真実は気持ちいい』『金と幸せは別だぞ』

【ライアー ライアー】

■アメリカ/1997年
■監督:トム・シャドヤック
■脚本:ポール・グアイ、スティーヴン・メイザー■出演:ジム・キャリーほか

最近、重たい感じの作品を鑑賞することが多かったので、手放しで爆笑できる作品ないかなぁと探してたどり着いたのがこちらの作品!
ジム・キャリーですから笑うだろうなぁ、と期待を膨らませて鑑賞!期待を裏切らず大爆笑でした✧⁠◝⁠(⁠⁰⁠▿⁠⁰⁠)⁠◜⁠✧



ジム・キャリー演じるフレッチャーは、弁護士です。口上手の彼は、多くの裁判で勝訴を勝ち取り、出世に邁進していました。別れた妻との間に、一人息子のマックスがいます。フレッチャーはマックスをとても可愛がっていましたが、仕事が忙しく、マックスとの約束を幾度も破り、その度に嘘をついていました。お父さんが大好きなマックスは、誕生日にケーキのロウソクの火を消す瞬間にお願い事をします。それは「パパがウソをつけなくなりますように…」というものでした。

何かの力が働いたのか、このマックスの純粋で真っ直ぐな祈りが現実となります。フレッチャーは24時間嘘が言えない体になってしまったのです。同僚にヒドイ言葉を投げてしまったり、散々な目に会います。しかも、その日は出世のかかった大事な裁判が開かれる日でした。フレッチャーが弁護するのは、自らの浮気が原因で旦那から訴えられた女性です。

複数人の男性と関係をもった女性の財産分与などの弁護のため、フレッチャーの真実しか言えない状態ではかなり不利になるものでした。それでも、なんとか裁判を切り抜けたフレッチャーでしたが、元妻の再婚問題を抱えていました。相手の仕事の都合で元妻はマックスを連れてボストンへ移住することになってしまいました。フレッチャーは、裁判所からダッシュでマックスがボストンへ旅立とうとしている空港へ向かいます。そして、マックスの搭乗している飛行機の離陸を阻止しようと全力で体を張るのでした。



ジム・キャリーのオーバーリアクションの演技に爆笑爆笑爆笑!!他の俳優さんだと、わざとらしくて見てられない!ってなっていたかもしれない(笑)
それくらい大胆な演技でした(^^)

エンドロールを含めても90分以内に収まっているのでサクッと観れて、爆笑して、まさにこういうコメディ求めてたよ!という感じでしたね(⁠。⁠•̀⁠ᴗ⁠-⁠)⁠✧

しかし、それだけではなく、最後はホッコリと感動するシーンもありました。
ラストに改心したフレッチャーがマックスに放った言葉です。

今まではいつもお前と遊べると思ってた
ボストンへ移ると聞いて 考えた
お前を抱いて 一緒に遊んだりしようとしても
お前はいない
とても耐えられない
世界でいちばん大切なのはお前だ
本当だよ 今日は嘘をつけないんだからね

当たり前にあるものが、本当は当たり前じゃないと気がついた時、人は行動が変わるのかもしれませんね。それを気付かせてくれる作品に最近よく出会います。コメディですが、大切なメッセージも入っている作品で大満足でした(*^^*)


ジム・キャリー主演の作品ならこちらも↓↓↓
※記事の2つ目の作品です。


〈一言メモ〉
「笑う」っていうのは健康にいいんたろうな、、、
と思う今日このごろ


この記事が参加している募集

#スキしてみて

527,899件

#映画感想文

68,281件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?