星 凛

エッセイ、日記、小説、レポートなど色々発信していけたらと思います。 音楽と絵と料理と筋…

星 凛

エッセイ、日記、小説、レポートなど色々発信していけたらと思います。 音楽と絵と料理と筋トレとエレクトーンに関心あり。

記事一覧

創作 vol.4 「格子」

私はチェック柄が好き。 定番の柄。とても安心感があるじゃない? だから、よくチェック柄の服を着るの。 クローゼットの中はチェック柄の服ばかり。 タータンチェック、…

星 凛
1年前
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創作 vol.3 「書く女」

私は書くことに取り憑かれた女だ。 自分で言うほどに。 でも、止めることはできない。 いや、そもそも止めるつもりもない。 一週間、寝食を忘れて書き続けている。 ただ、…

星 凛
1年前
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創作 vol.2 「顔」

「ママー、朝顔と夕顔ってどう違うのー?」 娘に聞かれ、 「確かに見た目は同じね。朝顔はね、朝にだけ花を咲かせるの。それに対して、夕顔は夕方にだけ花を咲かせるのよ。…

星 凛
1年前
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創作 vol.1 「麻由子は気づいてしまった」

麻由子は気づいてしまった。 嗚呼、結局私はあの子達だったんだ、と。 人には「あの子は面倒くさい、距離を置きたい。」と言いふらしておきながら、私だってあの子と同じ…

星 凛
1年前

GUやりおるなと思った商品

遂に22日、GUが鬼滅の刃コラボ商品を出したということで、早速見に行ってきた。 毎回コラボ商品はすぐに売り切れるため、もう殆ど残っていないと思っていた。 反面、あっ…

星 凛
2年前

意外な葉の色の魔力

いつもの駅からの帰り道。 ふと足を止めた。 なぜかというと、ある家の前に並べられた植木鉢に、目が吸い寄せられたからだ。 色とりどりの植物。 家主がきっと丹精込め…

星 凛
2年前
創作 vol.4 「格子」

創作 vol.4 「格子」

私はチェック柄が好き。
定番の柄。とても安心感があるじゃない?
だから、よくチェック柄の服を着るの。
クローゼットの中はチェック柄の服ばかり。

タータンチェック、ギンガムチェック、マドラスチェック、グレンチェック…

シャツ、スカート、パンツ、ワンピース…

青、ピンク、ブラウン、マルチカラー…

一見すると、至極シンプルな見た目だと思われるかもしれないけど、組み合わせは無限大。
いくらでも楽し

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創作 vol.3 「書く女」

創作 vol.3 「書く女」

私は書くことに取り憑かれた女だ。
自分で言うほどに。
でも、止めることはできない。
いや、そもそも止めるつもりもない。

一週間、寝食を忘れて書き続けている。
ただ、お分かりだと思うが、自分で「忘れている」と言っている時点で忘れてはいない。
忘れたふりをしているのだ。

人は水だけで一週間生きられる、と昔誰かに聞いた。
それならば私もできるんじゃないか、と思い、水だけで過ごしている。
わざわざ買い

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創作 vol.2 「顔」

創作 vol.2 「顔」

「ママー、朝顔と夕顔ってどう違うのー?」
娘に聞かれ、
「確かに見た目は同じね。朝顔はね、朝にだけ花を咲かせるの。それに対して、夕顔は夕方にだけ花を咲かせるのよ。」
と説明した。
その時ふと思った。

そういえば、私の朝の顔と夕方の顔って…?

朝は起き抜け。
寝ぼけ眼で、今日も娘を保育園に預けて、仕事に行って、あれやこれややらなきゃいけないことが山積み。
考えるだけで憂鬱だ。
ひどい顔をしている

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創作 vol.1 「麻由子は気づいてしまった」

創作 vol.1 「麻由子は気づいてしまった」

麻由子は気づいてしまった。

嗚呼、結局私はあの子達だったんだ、と。

人には「あの子は面倒くさい、距離を置きたい。」と言いふらしておきながら、私だってあの子と同じ性質を持っていた。

そんな「あの子」がたくさんいる。

人の顔色を伺い、冷たくされた途端不安になってわざとらしく丁寧に接する。
人に壁を作って自分のことを話さない。
自分を最優先して図々しく振る舞う。
思い込みが激しく人を糾弾しがち。

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GUやりおるなと思った商品

GUやりおるなと思った商品

遂に22日、GUが鬼滅の刃コラボ商品を出したということで、早速見に行ってきた。

毎回コラボ商品はすぐに売り切れるため、もう殆ど残っていないと思っていた。
反面、あって欲しいとも願いつつ。

あった。

レディースに限らず、メンズ、子供服、とあるわあるわ。
かえって、大丈夫GUさん?と気になってしまった位だ。

あらゆる製品がある中、Tシャツが一番種類が多いようだった。
大体が、キャラクターのイメ

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意外な葉の色の魔力

意外な葉の色の魔力

いつもの駅からの帰り道。

ふと足を止めた。

なぜかというと、ある家の前に並べられた植木鉢に、目が吸い寄せられたからだ。

色とりどりの植物。

家主がきっと丹精込めて育てたのであろう。

そう思いながらそれぞれの花を眺めていた。

その時、ふとある植木鉢に目が止まった。

ピンク色のまだら模様が入ったたくさんの葉が、「私はここにいますよ」と言わんばかりに佇んでいたのである。

調べたら、ヒポエ

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