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26 目に映るものは、ぜーんぶメッセージ 前編

ある時、気づいた。
『この世界には自分一人でこの地球で誰とも知覚を共有していないなら自分の感覚に従って生きよう』
むしろ、どーして今までそれをしてこなかったんだろう。それが真実なら私が感じることが全てなのに。劇的に肩の力が抜けた。

感覚や感情面において、自分の素直な思いを言葉にできるようになった。それは、例えばこんなこと。

・「牛肉は食べられない😳!」
・回転寿司で「中トロ、わさび抜きで😳!」
・歯医者で「痛い!😳」「怖い😳!」
・夫と口論で「腹が立つ😳!」「悲しい😳!」
・仕事で「それはできない😳!」
 「分かりません😳!」
・「疲れた😳!」「帰りたい😳!」

“😳”←この顔の意味は、、実際にこんな顔で言葉を発したのではなくて😅、これは私の強い意志の表れのつもり。怯(ひる)むことなく自らの思いを正直に主張するのだ!ということ。
“こんなこと??”と思われるかもしれないけど、自分に正直になるのは思いのほか、難しい。
私たちは今までどれほど、自然に湧いた感情を抑制・否定し、その感情と異なる思いを口にしてきたのだろう。
いつもいつも自分の思いを後回しにし、自分以外の誰かを尊重し、譲り、我慢を自らに強いてきた。
結果それは自分を蔑(ないがし)ろにする行為とイコールだった。


「平気」「一人でできる」
「大丈夫」「頑張れる」

ほんとに?ほんとに大丈夫?
カラダ疲れてるよね。体調少し悪いよね。誰か代わりの人いるよね。代わりの人いなくても少しでもしんどいなら休もうよ。
ほんとはすごくツライよね。言っていいんじゃないかな。「しんどい」って言っていいと思う。「手伝って」って言っていい😌。

「自分を大切に」
まったくもって出来ていなかった事に私が気づけたのは、ほんの数年前。もしも自分のことを大切にできているかどうか分からない場合、こんな見方をすると分かりやすい。

自分が自分をどのように扱っているか。それは他者(周囲)が自分をどのように扱っているかを見ればいい。周囲の人が自分に優しく、手厚く、気を遣ってもくれ、温かい言葉を掛けてくれるなら、“自分に優しくできている”ということ。
でも、雑に扱われ、暴言を吐かれ、無理難題を押し付けられ、攻撃を受けているなら、残念ながら自分を大切にしていない。
目に映る現象はそれを確認するための材料でしかない。他者を恨むのはやめよう。

私の経験上、自分を責めてばかりいると他者から攻撃される。もしくはちょっとした事故にあったりする。この地球では、思考が現実化するまでにタイムラグがあるから、それと気づきにくい。
そもそもこのしくみを知らないと気づけないはず。学校では絶対に教えてくれないもの。

早く外側の現象の意味に気づき、目醒め、自分の扱いを変えていくと景色は変わる。気づかずスルーしまくっていると、攻撃を受ける度合いが増し、試練の度合いがハードになってゆく。
攻撃してくる相手に怒りを抱くのは本来は筋が違う。ましてや反撃するなんて的はずれもいいところ。だって、ただ「自分を責めるのはやめなさい」と目の前で教えてくれているだけなのだから。

そんな攻撃や事故などの痛手を負うまでに、色々と誰かの口を借りてメッセージが来ていることも多い。今日は、自分に無理を強いてることに気づいて、ゆるめていくきっかけになった私の経験を話そうと思う。
まずは前編↓

***

劇場に常駐しスタッフのマネジメントと公演の統括責任者を担う仕事は、朝から晩まで業務が終わらない。仕事の量に対して明らかに人員不足の現場だった。
当時、私のカラダは悲鳴をあげていた。気づかないフリをしていたのだ。いや、気づいていたけど、どーしたら良いか分からなかった。実はずっと気になっていた患部を薬でなんとかやり過ごしていたのだ。仕事が休みの度に通院し薬の処方を受けていた。

ある日、先生が言った。
「手術しよう。
 僕の知ってる腕のいいのを紹介するから。」

なぜか私は「やらなければならない」という気持ちになり、なんとなくその波に乗った。
あっという間に日取りが決まる。
激務の職場はと言うと、公演担当ができる私の代わりは同じ現場には勿論おらず、他拠点から上司が応援に来ることになり😅、大ごとになったけど何とか2週間の入院期間を有給で処理してもらうことになった。

お気に入りのカーディガンで入院生活♥
気分を上げる٩( ᐛ )و🌼 ←のんき。。笑

手術前日を含め2週間。知らない人と一緒に眠ることはできない私、「初めての手術と入院だし贅沢しよう😌」と全日個室を取った。

手術室まで歩いて向かう。前室でメガネを預けると私の世界は真っ白に。(←視力が悪すぎて何も見えない😵) 手術室の扉が自動で開いた。看護師さんの腕に掴まり手術台へ向かう。仰向けになり、ふと気づくと音楽が流れていた。

季節は真夏。
だけど、森山直太朗さんの「さくら」♪

♬「ぼーくらはー、きっとぉー待ってるぅーー
  君とぉーーまたー、会えるー日々をーー」

この直後、静脈麻酔が打たれ吸入麻酔のカウントがはじまり、次に目が開いた時は手術が終わり個室の天井が目に入った。手術は5時間以上かかって無事終わったようだ。
術後は頭痛がひどかった。私はこの期に及んでまだ我慢をしていた。

 😃「さっき頓服もらったしなー。
  4時間はあけないと渡せないって
  言われたしなー。」

点滴につながったまま1日中、天井を見上げボーッとした。数日間、頭を下げてはいけなかったのでベッドをフルフラットにはできず、睡眠でココロとカラダを回復させたい私はこれがキツかった。
頭痛がひどくて眠ることもできないし、脳内旅に出ることもできない😰 うーーー😳。

看護師さんが入ってきて「頭痛どーですか?」と聞く。「うーんと😓…まだちょっと痛いですー…」。
言えた😃

「氷枕しましょうか」

女神✨✨✨その手があったか👏✨
もっと早く言えば良かった😲✨言ってみるもんだなー。至れり尽くせりだ😆入院中なんだもん。そのくらい甘えてもいいよね😄
ぼよんぼよんしている氷枕の上に頭を置くと気持ち良くて少し眠れた😴

こうして、頑なで凝り固まった私の石頭(いしあたま)は入院という初体験の中で少しずつ解放され、ゆるんでいく。。

〈後編もどーぞ😆〉↓

Ayumi☽





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