松崗アキ

Cig Smoke Book Cafeっていうプロジェクト名で、しがない物書きやデザイ…

松崗アキ

Cig Smoke Book Cafeっていうプロジェクト名で、しがない物書きやデザインしてる社会不適合者。そんな人間のぐちゃぐちゃな思考の垂れ流し。Link [ http://cigsmokebookcafe.com/

最近の記事

"曖昧な文章"

最近、自己嫌悪感が高まっている。 昔持っていた【誰かの何者かになりたい】という感情は、今では【何者にもなりたくない】という感情に置き換わりつつある。 どうも昨今の若い人間は自分自身にアイデンティティを持とうとしているが、僕にとって自己という概念は感情や思考に左右されないからこそ面白いと思っている節があるから、若い人間が個性的な見た目や言動をしていても何も感じない。多分中国製なのだろう。ブランドロゴを着飾った粗悪品にしか見えない。 そんな僕も中国の大量生産工場で作られた一

    • "トゥデイマン2"

      三日坊主にならなくてよかったね。 別に僕は有言実行するジャパニーズ偉い人間精神を持ち合わせている訳ではないし、かと言って何も言わずに全てを成し遂げる必殺仕事人みたいな人間でもない。 気分が良かっただけである。 というとも、本日新居の本契約を済ませて来た。 契約費用、金額にして89500円。すき家の牛丼並盛り400円、びっくりドンキーのレギュラーバーグディッシュ150g770円、山岡家の特製味噌820円。この契約費用で僕はどれだけ腹一杯に出来るのだろうか。そう考えると痛ま

      • "トゥデイマン"

        久しぶりにnoteでも書いてみようと思った。 何と言うのだろう。 そう。休みの日はどうも居た堪れない気持ちになって外出をする羽目になり、ベガスベガスなんて大層な名前を付けた施設で、777を中心としたゾロ目を揃えようとすることが多い。 その中で僕は基本的にコードギアスだったり、ガンダムSEEDだったり、回転率が早いかつ継続率が高い、イコール繋がりが黙認されている初回飲み放題のホストクラブみたいな台を打つことが多いのだけれど、今日はいつも打っている台ではなく、新台入替によっ

        • "寄、酔、良(イ)"

          全くTwitterの140文字に収まりきらない感情であるから、久しぶりであるから、感覚的に高校の同級生と鳥貴族に行ったような感情であるから、noteとしてまとめておく。 僕は最近服を出した。 気になる方はこれを見てほしいのだが、多分、予想。このnoteを見てくれた方はCSBCについて知っているはずだし、商品についても確認済みだろう。そう。商品の詳細について詳しくは言わないことにしよう。僕の酔いが覚めるからだ。 良いものを作った。 これまで色々なこと。例えば学生の本分であ

        "曖昧な文章"

          "アパシー"

          最近Twitterでフォロワー400人の元アイドルの女の子の「コンカフェのゲスト出勤探してます!」というツイートを見たのだが、何か引っかかる部分があった話をする。 サブアカウントにツイートした内容ではあるが、僕は銀行通帳の残高で自分の価値が決められている感覚がするのだ。 これは狐火というポエトリーラッパーの受け売りではあるが、それは何となく感情として共感、シンパシー、デモクラシー、ギャラクシー。落ち着く為の素数の暗唱のように、語尾の「thy」「cy」が付く単語を考えると落ち

          『イマジナリー・イン・ザ・1K』

             序章    人生は夜から始まる。  Life begins at night. - Charlaine Harris      私は、田舎のネオン街が好きであった。人通りは少ないが、たまに鍔の付いた帽子を逆に被り、酔いながら歩いているような人間とすれ違うこともある。しかし、そのような人間を、私は『人間』とカウントしていない。だから、このネオン街は、常に私一人の空間であった。  ネオンが照らす光は、私だけを照らしている。いつも騒がしい喧騒の中で、私のみにスポットライトを照

          『イマジナリー・イン・ザ・1K』

          "商売文章"

          結局、何をするにも他人の為に行動すべきだとつくづく思う。 Twitterに書いたことをそのまま文章的に書く。 僕はよくアイドルのイラストを描いているのだが、それは別に【認知されたい】とか【ありがとうと言われたい】訳では一切ない。 僕は僕の好きなものを描きたいだけだし、単なるマスターベーションであるから、その自慰行為が少しでも他人の娯楽で存在しているのならば、僕は幸せなのだ。だから描いている。 実際、どの職業もそうだと思う。 飲み屋、アパレル、医療職、事務、コールセンター

          "商売文章"

          "不心得のすゝめ"

          このnoteで何度も忠告する。 これらの記事は決して未成年飲酒や喫煙を助長するものではない。今貴方がそれをしようとしているのなら私は止めよう。 つまり、このnoteを閲覧する行為ごと辞めることをお勧めしたい。 ただ私はそういった【辞めることをお勧めしなければならない事柄】の渦中で生きてきたし、死んできた。今思えばそれは経験として語り継ぐことが出来るのだが、可能性としてだ。可能性の話をしよう。そう。二度と生き返ることが出来ないパターンも存在する。 貴方がそのパターンを恐れる

          "不心得のすゝめ"

          "毒novel"

          最近友達に愚痴を言うことが増えた。 それは勿論【愚痴を話すことが出来るくらいの間柄の人間】が出来たことは素晴らしいことだし、本当に助けになっている。 ただ逆を言えば、話さなければ 『〇〇Hzの声を出すことで共鳴して割れるワイングラス』 のように簡単に僕の心は他人によって共鳴して割れてしまうし、何よりそのグラスでウイスキーロックが飲めなくなってしまう。ロックなんて飲み方は年代物のウイスキーが置いてあるスナックでしか飲まないが、どうしても六面体以上の球体で出来た氷を回しながら

          "三の惨状"

          このnoteはタイトルの単語を思い付いたが為に、書いているようなものだ。 などと脈絡もなく書き進めている訳であるのだが、去年の12月で僕は27歳を迎えたのである。 誕生日はバイトのシフトが入っており、バイト先の女の子に「四捨五入すれば30歳だよ」なんてジョークでもない言葉を口に出したことを今だに反省しているが、そもそも25歳を超えた段階から四捨五入をすることで30歳になる訳だし、2年前の段階からその言葉を使えるにも関わらず、27歳で初出しした言葉であった、なんてことに気付

          "三の惨状"

          "薄野"

          すすきのは今日も平和だった。 平和と言っても、比較対象が北斗の拳の世界のような暴力と殺戮が混じり合った世紀末なので、何か引っ掛かる部分が存在する、なんてものは今回の議論の部分ではない。すすきのの普通として、普通に平和だった話である。 勿論、夜職の人間同士の殴り合いや交差点で叫ぶ人間なんていう光景をピックアップされていることで街のイマジナリティが構成されている部分はあるし、実際その光景も一晩に一回は見る。ただ、龍が如くのような反社会的な人間が関わる騒動がありました、なんて話

          "夢際"

          最近よく旅行をしている。 とは言っても、特別秘境だったり隠れた観光地だったりではなく東京や札幌等々なのだが、ただそんな都会に行く理由として、ライブを見に行く、という大義名分が存在している。 元々家から出ることができなかった人間で、生の音楽を触れる機会がここ数年取れなかったこともあり、僕の【ゲージ】、言語化出来ない感情の【ゲージ】の内容物が今少しずつ圧力の低下によって溢れ出ているのだ。 そんな圧力という2文字、平仮名にすると5文字の単語の意味として、人間で言う圧迫感、もう少

          "愚痴の羅列、短篇集"

          今から話す内容は、Twitterで表現出来る140文字程度以上の文章量であったからnoteに書きました、なんていう、要約すると特に理由もなく書き進める愚痴である。短篇集を見る程度でお読み下さい。多分またいつかやるだろうね。 "服屋のSNS活用の話" 僕は前回の記事に書いた通り、よく地元の服屋を巡ったりする。そんな時に思ったことの話なのだが、 『服屋のSNSはあまり存在意義が無い』 なんてことを力説したいのである。 服屋のSNSでよくありがちなのが、商品を組み合わせた

          "愚痴の羅列、短篇集"

          "好きな古着屋が死んだ話"

          僕は店舗型の「古着屋」で存続出来るタイプは2種類あると思っている。 質よりも量と価格で勝負するか。 量と価格より質で勝負するか。 この場合の『質』というのは色々あって、自分自身が好きなデザインだったり、文字通り品質だったり、僕は好きじゃないが有名なヴィンテージ品、例えば80年代リーバイスジーンズを推していくとか、そんな個人のこだわりが出てくる部分だと感じている。 結局何をするにも、商売利益を第一に考えてしまうと上手くいかない。自分がどんなものを売りたいか、どのお客さんに

          "好きな古着屋が死んだ話"

          "暗闇で彷徨"

          先程、大学のゼミのグループLINEから通知があった。 内容は取るに足らないことで、ホームカミングやらホームアローンやら、そんなよく分からない名前のイベントについての話だ。 "大学の卒業生と在学生と教員が学科ごとに集まって、今の現状を話し合い知見を深める場" という内容のイベントに来ませんか!? なんていう誘いのLINEだった。 個人的な感想になるが、そういった『知見を深めるイベント』なんていうのは大して勉強にならないと思っている。ただ内容を聞いただけでは一切身になる訳は

          "暗闇で彷徨"

          "生誕と爆音"

          昨日、友人の生誕祭にお邪魔させてもらった。ライブハウスで行われていた催しである。 その友人のファンや関係者で埋め尽くされていて、僕にとってはアウェーな空間だったことは間違いない。プロスポーツのリーグ戦において、アウェーの勝率は基本的にホームの勝率よりも低い、なんてことと同じように、僕はそんなアウェー空間の中で点数をエンドランで加えることが出来ずに1人耽っていたのである。 ただ、そもそも勝敗はない空間なのだから、別にそんなことを気にする必要は一切ないはずなのだ。でも僕は少し

          "生誕と爆音"