"トゥデイマン2"

三日坊主にならなくてよかったね。

別に僕は有言実行するジャパニーズ偉い人間精神を持ち合わせている訳ではないし、かと言って何も言わずに全てを成し遂げる必殺仕事人みたいな人間でもない。

気分が良かっただけである。

というとも、本日新居の本契約を済ませて来た。
契約費用、金額にして89500円。すき家の牛丼並盛り400円、びっくりドンキーのレギュラーバーグディッシュ150g770円、山岡家の特製味噌820円。この契約費用で僕はどれだけ腹一杯に出来るのだろうか。そう考えると痛ましい気持ちになるのだけれど、気分はすでに最高潮。腹一杯になっているから、別に僕は後悔などしていないのである。

そう。
そうだな。
話を広げてみよう。

後悔というのは、よく2パターンだと他人には言うことが多い。

やって後悔するか、やらないで後悔するか。

自己啓発セミナーに革靴の音色を鳴らしながら通い詰める人間はよく「やって後悔した方がいい、何事もチャレンジ」なんていう、どうも心臓部から数ミリ離れた部位を極細の針で突かれたような感覚を得る言葉を口にするけども、結局はその思考の天秤にかける重さ自体が人それぞれなのであるから、嫌悪感を感じようとも否定は出来ないのだ。

何でもそう。
格好付けたい人間は格好付けたがらない人間を嫌悪するし、その逆も然り。

つまりだ。面白いように、1人の人間が持つアイデンティティはどうしても他人の嫌悪感から生まれていて、自分は「人」なのに他人は「人々」として括りが生まれてくる。
そうして、対人間の関わりは不可逆的な関係性が生じてくるものなのだ。
そう、僕は思っている。

まぁそうだね。
話を戻すと、その契約金が安いか高いかは個人個人の判断だ。そういうことである。

ちなみに僕は高すぎて吐き気がするね。

不可逆的な関係性を含めて、人間は弱いのだ。

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