🗽 今週の相場：減速 or 後退か？

 《　まとめ　》

物価高騰、コモディティ銘柄の高騰、CPIは8.8%か？
米国決算・業績は順調。金利が上がっても前に進む力は残っているか。
薄商いのなかカラ売り比率と買いが50：50と拮抗。
短期波乱も、80％の現金比率からグロースとディフェンスに資金が少しずつ移動中か。
日経もみ合い。空運や百貨店などに買いが入り、上げ幅は一時200円を超えたが買い一巡。

《　強気　》

㌽FOMC : 9月20～21日　水星逆行9月10日～10月2日

☼FOMC議事要旨は先月パウエル発言と変わらず。むしろ柔軟対応が好感。
☼景気後退の折り込みが6月に急速に早まった。
　ゴールドマンを確率30％。ブルームバーグ・モデルでは38％。
☼インフレピークか？物価上昇を抑えられば、バイデン中間選挙支持率向上
   消費者はモノからサービスにシフトし、全体の需要は鈍化か
☼中国：中国が30兆円規模の景気対策
　「景気対策」 vs 「ゼロコロナ」強弱が入り混じるで上昇トレンド。
☼東証グロースは堅調な銘柄も多い。個人投資家が下値で物色中。
☼ドル高要因は株安・リパトリ（本国への資金還流、海外資産売り）6月はYEN建て、EUR建てを7月初旬売り。年初来USDの3日間連続売りは1回。
☼円高要因は、アノマリで7下旬～8月13日は輸出需給の8月利払で上昇
☼センチメントはFearからやや回復。VIX下げ止まり

《　弱気　》

☔米超短金利差、ダブルボトムで再び0％(逆イールド）へ。
☔5年期待インフレ率BEIが年初来安値を更新。リセッション懸念
☔７月FOMCで50ないし75bpの利上げを議論へ
☔原油先物2％高、主要産油国増産余力乏しい　株式下落
☔米ＣＢ消費者信頼感、6月は物価高で98.7に急落　インフレ懸念が重し
☔小売供給加増がブルウィップ効果。デフレ鼓動。年末にデフレへ急降下か
☔ミシガン大学信頼感指数は依然下落を示す　↓
☔全世界の中合吟が追う金融状況引き締め加速　↓
☔GDP1月以降6カ月マイナス成長　↓
☔米銀行は通過。但し現金比率で自社株買いは控えめか。

《　環境認識　》

6月米国 失業率やや改善。

８日に発表された６月の米雇用統計は非農業部門雇用者数の伸びが予想を上回り、失業率は50年ぶりの低水準付近にとどまったことで、労働市場の需給逼迫（ひっぱく）で賃金が高止まりしている状況があらためて示された。

中国アリババ制裁金で指数ともに下落。

CPI　市場予想は8.8%(全8.6%)　9.0%超えるか？

コア（食品とエネルギー除く）は、5.7%（前6.0%)
既に政府高官が「非常に高い数値になる」とコメントリーク済

消費者物価指数（CPI:Consumer Price Index）は、その名の通り、消費に関連する経済指標。
消費者物価指数は物価変動を示す指標で、インフレ状況や景気を判断する際の重要指標。
インフレ・デフレの度合いを測る場合、消費者物価指数の中でも生鮮食品の価格を除いた“コアCPI”が使われます。 （日本以外では食料及びエネルギーを除いた指数を、コアCPIと定義）
CPI = 比較時の価格 ÷ 基準時価格 × 100

ドル：市場で中央銀行による利上げ期待が高まることで通貨高が進行
株：利上げによる国債利回りが上がり、株価下落が進行

PPI    7/14(木）

中国6月ＰＰＩは15カ月ぶり低い伸びだった。
米国の６月の生産者物価指数（ＰＰＩ）や６月の鉱工業生産は14日。
PPIとは「Producer Price Index」の略であり、日本語では「生産者物価指数」。
川上での価格動向を示すことから、川下であるCPI（消費者物価指数）や企業業績・株価に対する先行指標.

PMI

PMIとは「Purchasing Managers' Index」の略であり、日本語では「購買担当者景気指数」。
「50」がボーダーライン。数値がこれを下回れば景気が下落基調。
PMIはGDPとの関連性が強く、数値の動きも連動。
Global製造業PMIと中国クレジットインパルスが特に重要。

米地区連銀経済報告（ベージュブック）

翌朝　14日午前3時に報告。ベージュブックはFRBが7月FOMCで金融政策を決定する上で参考材料のひとつ。

米国にある12の地区の連邦準備銀行が、それぞれ管轄する地区の経済状況をまとめた「地区連銀経済報告」。
表紙の色がベージュ色であることから、こう呼ばれている。
全米の経済情勢についての総合判断の他、消費支出、製造、金融サービス、不動産、雇用などの各項目の状況について説明。
年8回開催されるFOMC（連邦公開市場委員会）の2週間前の水曜日に発表され、金融政策を変更するかどうかの判断材料に。

いろいろ経済指標がある。

みんなのFX

通過強弱

USD圧勝。JPY・CAD健闘。EUR弱い。

直近1ヵ月

【速報】1ユーロ＝1ドル　パリティー（等価）

久しぶりのドル高による、ユーロとドルが同じ価値へ。

【速報】ポンド　GDP上振れで上昇

久しぶりのドル高による、ユーロとドルが同じ価値へ。

【中国】2200億ドルの景気刺激策を検討

【コモディティ】ピークアウトか？

原油価格の要因として、掘削ジグ微増と備蓄在庫の枯渇による、WTI原油買戻しが始まるか？

《 所感 ㌽❣》

✅今の相場への向き合い方
　 トレンド変換に移行する季節へ。柔軟な頭の切り替えをお忘れなく。
     下落から横這い（ジグザグ・レンジ。但し依然、弱気相場。資産保全。）
✅トレード戦略
　　指数が弱気➡自信に変わるまで、上下両方（売と買）両対応の戦略を
✅トレンド戦略
    FOMC 7月前の、11日から15日までは、値動きが激しいか
　下がってもショートカバー買い戻しが入る。上がっても伸びなやむ
✅FOMC通過でドルが売られ、ドル／円相場が円高に振れるとの見方も
 　従い円安効果で日本株がどこまで上昇するかは不透明
✅ベアマーケットを抜けるには、VIX30％前後。S＆P-20%からもう一段下落も視野へ

《マクロ》

✅ようやくインフレピークか？2002年テッククライシスと比較すると9月～12月まで下落か

G4国々のインフレ指数と経済指数の勢いがピークを示す兆候。

《　📢ニュース　》

参院選：自民党単独過半数獲得で安定政権へ

新規失業保険申請件数の結果 悪化

＜米国＞中間選挙11月8日｜バイデン氏支持率、4週連続低下で36％と過去最低に並ぶ

選挙アノマリーでは、2023年の米国株は好パフォーマンスの期待

ロシア、24年以降の欧州向けガス供給継続を検討

＜中国＞

中国経済、４－６月マイナス成長を高頻度データ示唆－ＧＤＰ発表控え

Wスコープ子会社、韓国で上場か

台湾輸出、6月は過去2番目の高水準 中国向け減少

ニコン、一眼レフカメラ開発から撤退　

60年超の歴史に幕.ミラーレスカメラの開発に集中する。

野村証券、日経平均見通し２万6000円に引き下げ

22年末。 従来は31000円。。。。

《　見通し　》

来週の注目すべき3つのポイント：

中国：金融緩和と制裁の両インパクトで方向性

「押し目買い」も「決算材料で動きも」

旅行関連。特に国内運輸がじわり上昇。

リセッション入りはいつか？

リセッション時のセクターローテーションについては、プライムで。

次回7月のFOMCと参院選に備えよ

バイデン氏がトランプ氏を名指しで非難、中間選挙控え戦略転換か

✅🐻ベアマーケットからの回復期間

明確なBearマーケット（弱気）からの回復は6か月程度。
但しやややBearマーケット（やや弱気）からの回復は、例えば1980年代からは早まってして3カ月から5カ月位程度。
年初来半年間での下落は最高。10月～12月クリスマスラリーにかけてどれだけ悲観・投げ売りが出尽くすか？

✅暴落シグナルVIXの歴史

歴史的に見れば、26ポイントはまだまだ低い。45％以上が暴落の予兆。
相場の楽観から悲観、叫び、失望そして静かに。

《　スケジュール　》

【市況】来週の株式相場に向けて＝米ＣＰＩなど焦点、参院選と安倍元首相死去の影響も注視

《　こぼれ話　》

G7の成果

ロシアが失ったものは非常に大きい

ゴールドと株の相関と分散効果

答えは10から20％程度のポートフォリオ、保有率が分散効果がある。
但しこの20年で鑑みると、株式投資より劣後。

《　気になるセクター　》

ここからプライム投稿でお楽しみください！

長期、中期、短期の所感（個別、指数、目線）

大底探しの終着点

世界のPMI/不動産/GDPの先行指標とは

Good銘柄とチャート分析

では良い一日を！