yoshiのブランドノート。

マーケターやストラテジスト、クリエイターやデザイナーの方に役に立つような情報を書きます…

yoshiのブランドノート。

マーケターやストラテジスト、クリエイターやデザイナーの方に役に立つような情報を書きます。個人的には、大企業から中小企業から個人までのブランドのお仕事のお手伝いをしてます。たとえば京都の老舗企業のブランディングのお仕事なども。個人でも仕事受けています、気軽にご連絡ください。

マガジン

  • ブランドって何者で、一体どうやってつくるの?

    ブランドに関する自分の記述をマガジンにまとめてみました。

最近の記事

ブランド事例:リッツカールトン1

ちょっと久しぶりの更新になってしまいました。すいません。これからはもう少し定期的に更新するように心がけていきます。🙇‍♂️ちょっとバタバタしていて。。😂 今日はリッツカールトンの事例を取り上げたいと思います。そうです、ホテルのリッツカールトンです。 「リッツカールトン」というと、どういうブランドイメージを持たれますでしょうか?高級、サービスが良い、一流、格式が高い、欧米のホテル、などなど、比較的プレミアムないいイメージを持たれる方が多いと思います。 さて、それらはどのよ

    • パーソナルブランディングのやりかた

      以前のノートで、パーソナルブランディングの考え方について書きました。 まずは自分の信念とか成し遂げたいこと、いわゆる自分のWHYを反映した自分のミッションを考えて、そこから派生するように自分の特徴、経験、スキル、そしてそれに基づく行動を整理してみようという話をしました。 こういう図式でしたね。 「自分のミッション」 → 「特徴・経験・スキル」 → 「行動」 これを一度大きなノートにブレストして書いてみる。自分のことを深く考えてみる時間をとるといいと思いますよ。という話

      • ブランドnote全体見通し〜目次的なもの

        「ブランドってどうやってつくるの?」って時間を見つけては書き始めているのですが、ちょっと今後書こうと思うこととかを目次風に書いてみました。もちろんまだこれから変わっていくかもしれないし、追加していくと思うけれど、一旦は今のところはこういった感じで書いていこうかなと思ってます! ・はじめに 〜なんでブランドについて書こうと思ったのか? ・ブランドとは何か?   ・どんなものでもブランドである ・ブランディングって何か?   ・ブランディングとマーケティングの違い  

        • 老舗のブランディングでやったこと3

          最近ちょこちょこスキをいただけてめっちゃ嬉しいです。スキとかフォローしていただけるとまた書こうと思える、いいモチベーションになりますよね!今日は少しバタバタしていたのですが、ほぼ毎日書いていきますって、言った手前、少しでも更新しようと思います。 前回までは、老舗ブランドに対して、ワークショップ型の研修をして、ブランドについて理解する研修をしながら、ブランドの方向性を見出しながら、その次の工程として、新製品開発方向性(コンセプト)を考えることにしました、という話をしました。

        ブランド事例:リッツカールトン1

        マガジン

        • ブランドって何者で、一体どうやってつくるの?
          6本

        記事

          老舗のブランディングでやったこと2

          週末お休みしていまして、平日更新していきます。今日もブランディング関連のお話、老舗の企業に対するブランディングの話を続けます。 前回は、ブランド研修をしたという話を書きました。 これはすごく大事で、全社のキーパーソンが全て同じ方向を向いて、強いブランドをつくっていこうと理解をして、活動をサポートしていくということがその後のブランディングの活動の進捗に関わります。そのための共通理解を持つということはとても大事です。 さて、そのワークショップ型の研修では、ただ単にブランドに

          老舗のブランディングでやったこと2

          老舗会社のブランディング

          おはようございます。なるべく毎日「ブランド」について更新していますが、内容については、リクエストいただいたものなど、順番は前後したりしながら書き進めております。読んでくださる方にとって興味が持てるものの方がいいと思いますので、リクエストありましたらいつでもご連絡ください。 今日は老舗会社のブランディングの事例についてお話ししたいと思います。最近は中小企業のブランディングのお仕事もお手伝いしていまして、老舗ブランドのブランディングのお仕事もしています。 この会社は、京都にあ

          老舗会社のブランディング

          どうやってブランドをつくっていくのか?

          ほぼ日で今のところ書けています「ブランド」に関するノートですが、今日はブランドをどうやってつくっていくのかという話に入っていきたいと思います。 まず、ブランドを作るときの構造というものを考えてみたいと思います。仮にこのような公式を考えてみましょう。 ブランド = CI(ロゴなどアイデンティティ) + 認知 + 評判 CIについては、よく聞かれると思います。Corporate Identity(コーポレートアイデンティティ)といって、会社のブランドロゴやマークなどのことを

          どうやってブランドをつくっていくのか?

          ブランドって何なの?(統合版)

          今できる限りほぼ毎日で「ブランド」をテーマについて書いてます。初めて読まれる方や、まとめて読まれる方は、ぜひこちらからどうぞ。 ブランドって何なのか?ブランドについて仕事や授業で教える機会が多いのですが、最初のこの質問「ブランドって何ですか?」という問いが一番難しい気がしている。 「ブランド」って聞いて思い浮かぶことは何ですか?なんでもいいので教えてください。とMBAの学生たちに聞くと、もちろん色んな要素が上がってくる。例えば上がってきたのはこのような要素です:「名前、会

          ブランドって何なの?(統合版)

          強いブランドのメリットは?

          なるべく毎日続けていますブランドについてのブログです。 今日は簡単に強いブランドのメリットについて説明します。 強いブランドってどんなメリットがあるのか?ぱっと言われると、ファンが多いとか、割引しなくても売れるとか、いろんなメリットが考えられそうです。 一番よくあげられるのは、強いブランドは、価格プレミアムを乗せられるということです。同じコーヒーであっても、何もマークのついていないコーヒーであれば、人は200円くらいしか価値を感じないとしても、スターバックスのコーヒであ

          強いブランドのメリットは?

          自分のブランドをつくる:パーソナルブランディングってどう考えればいいのか?

          こちらのノートでは、できる限り毎日「ブランド」をテーマに書くことにしていますが、今日はパーソナルブランディングについて書いてみたいと思います。 ブランドは、商品でもサービスでも企業でも魚でも牛でもブランドになれるという話を前に書きましたが、もちろん人に関してもブランドになります。菅義偉、大谷翔平、藤井聡太、草間彌生、玉森裕太などなど。名前を聞いたらいろんなイメージを想起しますよね。頭がいいとか、こういう作品があるとか、こんな人柄とか、二刀流とか、いろんなイメージや、情報が人

          自分のブランドをつくる:パーソナルブランディングってどう考えればいいのか?

          ブランディングとマーケティングの違い

          よく受ける質問の一つとして、ブランディングとマーケティングって何が違うんですか?という質問があります。 もちろん領域的には近いところとかかぶるところもあるかもしれませんが、同じ意味ではないので、その違いを少しまとめてみたいと思います。 ブランドとかブランディングは、前に書いた(ブランドって何なのか?)ように、「他者と差別化するための名前やシンボルとそこに結びついたイメージや価値の資産」だとすると、一方のマーケティングとはそもそも何でしょうか。 「マーケティングとは、製品

          ブランディングとマーケティングの違い

          どんなものでもブランドである

          「ブランドって高級品ですよね」とか、「贅沢品のことをブランドと言いますよね」とかもよく聞くことだと思います。それは、いわゆる「ブランドもの」と呼ばれる高級ブランドを想起している人が多いのだと思います。ただし、基礎的なことではあるのですが、ブランド=高級品ブランドではないということは抑えておきましょう。完全に間違っているわけでもないのですが、ブランドというのはもっと広い意味があるので、ブランドといっても高級品ブランドのことだけをいうのではないということです。 ブランド>高級品

          どんなものでもブランドである

          ブランドって何なのか?

          ブランドについて仕事や授業で教える機会が多いのですが、最初のこの質問「ブランドって何ですか?」という問いが一番難しい気がしている。 「ブランド」って聞いて思い浮かぶことは何ですか?なんでもいいので教えてください。とMBAの学生たちに聞くと、もちろん色んな要素が上がってくる。例えば上がってきたのはこのような要素でした:「名前、会社名、ロゴ、スローガン、ファッション、個性、品質、付加価値、標準化、知名度、ステータス、大手、企業の象徴、安心、信頼、値段が高い、整ったシステム、スタ

          ブランドって何なのか?

          2021年、情報の入れ方を変えてみようと思ってやり始めている7つのこと

          今年は自分を変えていこうということをテーマに取り組んでいるのですが、その一環として自分に入れていく情報を変えてみようと思っています。 これまで見ていなかったメディアに触れたり、読み方を変えてみようと思っています。まだこれから増えたり変わったりするかもしれませんが、やり始めているのは以下の通りです。(他にもオススメあったらぜひ教えてください!) 1. まず、新聞ですが、今まではかなり斜め読みだったのですが、今年は日経新聞を紙面ビューワーを使って朝に20−30分くらいかけて読

          2021年、情報の入れ方を変えてみようと思ってやり始めている7つのこと

          自分の書いた書籍を売るためのマーケティング

          書籍を売るためのマーケティングは王道が中心で特に新たな驚きがないと思いますが、それでも参考になることがあるかもしれないと思い、自分の経験から取りまとめてみました。 <マインドセット>・1番のセールスパーソンは、著者である自分です。著者がセールスに気合いを入れるとその本は売れる確率が上がります。出版社も頑張ってくれますが、出版社任せだとそこまでうまくいきません。著者リードで、二人三脚で頑張るのが一番大事だと思います。 ・本を一冊書くのは本当に大変なことです。そこにものすごい

          自分の書いた書籍を売るためのマーケティング

          マーケターの若手にお勧めのマーケティング関連の書籍

          マーケターの若手にお勧めのマーケティング関連の書籍は何ですか?と聞かれて、色んな人に聞いて集まってきたのがこちらのリストです。ベストかというと分かりませんが、書籍は好みもあるので、色々と読んでみるといいのではないでしょうか。もし新人とかにマーケティング本を聞かれたら、よろしければこちらのリストをご活用ください。 ■書籍 ・手書きの戦略論 ・マーケティングプロフェッショナルの視点 ・殺し屋のマーケティング ・デジタルマーケティングで売上の壁を超える方法 ・A Techniqu

          マーケターの若手にお勧めのマーケティング関連の書籍