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どんなものでもブランドである

「ブランドって高級品ですよね」とか、「贅沢品のことをブランドと言いますよね」とかもよく聞くことだと思います。それは、いわゆる「ブランドもの」と呼ばれる高級ブランドを想起している人が多いのだと思います。ただし、基礎的なことではあるのですが、ブランド=高級品ブランドではないということは抑えておきましょう。完全に間違っているわけでもないのですが、ブランドというのはもっと広い意味があるので、ブランドといっても高級品ブランドのことだけをいうのではないということです。

ブランド>高級品ブランド って感じですかね。あえて書けば。

どんなものでもブランドになるわけなのですが、例えばどいうものがあるでしょうか。アップル、スターバックス、ルルレモン、日産、こういう企業及び企業が提供している商品やサービス、これはブランドですよね。まずこの段階で、高級品ブランドだけがブランドではないということはわかると思います。

グーグル、フェイスブック、ツイッター、TikTok、こういうネットのサービスとかスマホアプリ、これもブランドですね。名前を聞くと、もちろんサービス内容も思い浮かびますが、サービスがいいとか使いやすいとか、いろんなイメージも浮かびますよね。

他にも、広島東洋カープのようなスポーツチーム、関サバとか、大間のマグロ、松坂牛、陽澄湖の上海蟹などの海産物や農産品、はたまた、落合陽一さんやNiziUさんなどの著名人、芸能人もブランドになります。もちろん名前を知っているし、名前を聞いただけでも、いいイメージや品質を想起しますよね。そういった意味では、これらはすべて成功しているブランドと言えるでしょう。

でもブランド、という観点で言えば、あなた自身もブランドです。あなたの名前を聞いて、あなたの所属している組織やコミュニティの中で、どのように思われているか。名前を聞いただけでどのようなイメージが想起されるか。強いブランドかどうかは人によるでしょうが、あなた自身もブランドであるということは覚えておくと良いでしょう。

このあとブランドというものはどのような要素で構成されているのか、どうやって作っていくのか、などもご説明したいと思いますので、その要素や手法は自分自身のブランド構築にも当てはまりますので、是非ご参照してみてください。

(つづく)

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