Masuyo Newman

和道家、料理開発研究、イギリスに住んで24年半(1997年10月より)なりますよ。その…

Masuyo Newman

和道家、料理開発研究、イギリスに住んで24年半(1997年10月より)なりますよ。その前はルクセンブルクに6年半。食を中心に、色々な活動をイギリスの我が家から発信します。インスタ Masuyo Newman もよろしくお願いします。

マガジン

  • クッキング•フロム•スクラッチ -全くゼロからの料理読本-

    かなり前に出版した電子小冊子『Cooking from Scratch - 全くゼロからの料理読本』のNote版です。料理の経験のない方に向けて、こんなこと恥ずかしくて聞けない、とかおっしゃる方々に向けて、新たに発信致します。 もう知ってることも、新ためて聞くこともあるかもしれません。楽しく読んでいただければ幸いです。

  • 還暦ダイアリー マガジン

    人間っていつまでも若くいたいものです。でも、考いは必ずいつかやって来るのです。そんな時の心の特ち方、考えて見ませんか?

  • キッチンラボ UK(進化する料理)

    我が家のキッチンは家の中枢、ブレインです。ここから色々な発想や料理が産まれます。そして同時に家族が集まる場。ここを中心にイギリスの四季は回ります。

  • 和道塾 - Wado-juku

    字の如く「塾」つまりワークショップ。和を中心にした、ホームメイドの料理やライフスタイルをコーチ致します。 「Facebook page Wado-juku 」にてイベント等の告知をしています。 https://www.facebook.com/pg/wadojuku.bristol/posts/

最近の記事

クッキング・フロム・スクラッチ Vol.1 #14

最後のページになりました。出版が2010年なので古いプロフィールでございます。又、これ又まんまスクショですので、携帯画面の小さな方には、再びご迷惑をおかけします。とりあえず参考までに。 以上, 2010年執筆発信の小冊子「Cooking from Scratch Vol.1 ー全くゼロからの料理読本ー」今やっと再発信させることができました。 Note形式の他にもCD版、PDF版もございます。ご要望の方はご連絡ください。特に、これから新しい生活を始められる方に利用していただ

    • クッキング・フロム・スクラッチ Vol.1 #13

      もう少し、サラダのバリエーションをみましょう。 すみません、このページ、編集ができなくて、まんまスクショしていますので、小さい携帯画面では読みずらいと思いますのでご了承ください。 おまけです。手作りマヨネーズをご紹介します。 卵黄 一個 マスタード 小さじ1〜1/2 砂糖 小さじ1/2 塩/コショー           以上をしっかり混ぜ合わせます。全体にとろみがついたら、 果実酢(なんでもOKですが色がついていないお酢でね)大1 加え、更にしっかり混ぜ合わせます。 サ

      • クッキング・フロム・スクラッチ Vol.1 #12

        次のレッスン!生食、要するに煮たり焼いたりする必要のない、すぐに食せる料理ですね。極端な話、この段階では仕事や学校の帰りに、商店街やデパ地下で買った惣菜のサイドとして頂きましょう。夏なら、工夫次第、材料次第でメインにもなります。 サラダのレシピー 1 材料(ベース) サラダ菜 (レタス、ロケット、なま食用ほうれん草など) トマト(普通のかチェリートマト) キュウリのスライス(輪切り、細かく切ってもOK) キャベツ (トッピング、メインになる品) ハム/卵/豆腐/

        • クッキング・フロム・スクラッチ Vol.1 #11

          【食品 = バランス思考の大切さ】 お店の棚には、ありとあらゆる食品が並んでいます。どれを何を買ったらいいか????、、、迷うのではありませんか。 スーパーでは、一年中同じ野菜を買えますし、世界の果物が日常に変える時代になりました。又、食品の殆どがすでにカットさ、ビニール袋に入れられ売られてることも、、、。今時の子供達は、イヤイヤ、若いお母さんたちも、もしかして食品の原型を見たことがないのでは、、、、。機会あって農場にいっても、普段に買って食べている食品の原型を見分けるこ

        クッキング・フロム・スクラッチ Vol.1 #14

        マガジン

        • クッキング•フロム•スクラッチ -全くゼロからの料理読本-
          14本
        • 還暦ダイアリー マガジン
          9本
        • キッチンラボ UK(進化する料理)
          18本
        • 和道塾 - Wado-juku
          3本

        記事

          クッキング・フロム・スクラッチ Vol.1 #10

          さあ、いよいよ料理に取りかかりましょうか。 ご飯を炊くこと。まずは、これが先でしょうね。 日本人にはお米、つまり(白い)ご飯は命、欠かせません。昔、寿司屋に弟子入り(今では、もう死語化?)して始めての仕事は「米とぎ」からって聞きました。 米を計るのは、基本的にどんなカップでも良いです。でも、炊飯器についてくるカップは、たいてい180ccという事を頭に入 れておいて下さい。日本でお米のカップはこのサイズ。イギリスでは一般的には計量カップは200ccです。 アメリカンカップは

          クッキング・フロム・スクラッチ Vol.1 #10

          クッキング・フロム・スクラッチ Vl.1 #9

          ここでは、料理を始める前から終わるまでの流れを見ます。 下準備の時、生で食べる物、レタスやトマト等は必ず洗いましょう。特に有機野菜の場合、レタス 等には沢山虫がついていたり、季節的には時に葉の裏に卵を 生んでいます。だから、特にしっかり洗う必要があります。もちろん熱を加える、他の野菜も全部洗います。添加物や残留農薬の心配がありますしね。私は虫よりこちらの方が怖いです。 イギリスの人は、スーパーから買って来た野菜を袋から出して、洗わずいきなりカットするるのを見た時は、本当に驚

          クッキング・フロム・スクラッチ Vl.1 #9

          クッキング・フロム・スクラッチ Vol.1 #8

          【野菜】 料理に入る前に、ちょっと野菜の勉強をしましょう。 きっと皆さんの中に、野菜が大好き、野菜なしでは生きていけない!なんてい人、あまりいないのではないですか。 でもね、食事はバランスが大事です。肉でも果実でも何でも、取りすぎ食べすぎは、体のバランスを壊します。20代、30代の若い時は表面にはでませんが、年を取ってくると、若い頃の食生活の影響が出てきます。 その時では、実は遅いのです。 基本の野菜、というか常備野菜は、、、。 玉ねぎ、ニンジン、ポテト。他に、、 ピーマン

          クッキング・フロム・スクラッチ Vol.1 #8

          クッキング・フロム・スクラッチ Vol.1 #7

          【ちょっと休憩しましょうか!】のページ。 我が家は、2009年2月から5月にかけて増築をしました。 以上はキッチン増築の記事。 もう少し詳しくお話ししましょう。このキッチンは、私の自慢の、私がデザインしたキッチンです。これが元デッサン↓。これを基に友人の建築家に設計図を書いてもらい、弟の取引先のビルダーに施工してもらいました。 下の写真はオークを組み込んでいる所です。普通オークフレームは、主に大規模な大豪邸の基礎になり、作るときはクレーンを使います。こんな小さなフレーム

          クッキング・フロム・スクラッチ Vol.1 #7

          クッキング・フロム・スクラッチ Vol.1 #5

          【食器類】 日本の家庭ほど、食器類が多い国は無い事、知っていますか。 まず日本食用、中華用、洋食用、エスニック料理を作るようになれば、それ用に用意しますよね。ほとんどの家庭が、エスニック用以外はあるでしょう。又、葬式用、結婚式用とか、まあ多い事多い事。だから、日本は収納庫が多いのですかしら?日本食は芸術です。舌で味わい目でも味わう、、、。こちらでは、世界一ヘルシーだと思われています。 まずは、 ご飯茶碗、大小セットの夫婦用を買うのも良いでしょう。 汁椀、ごく普通のおわん、漆

          クッキング・フロム・スクラッチ Vol.1 #5

          クッキング・フロム・スクラッチ Vol.1 #6

          さて、<調味料>は何を用意しましょうか。 以下の調味料は、好みで用意しましょう。 - ケチャップ - ウスターソース - トンカツソース - マヨネーズ これらの調味料は、やはりあったら、重宝します。 ! だし(カツオ、昆布、中華/チキン等) 液体でも、粉末でもOKです。 ! サラダドレッシング 今の時代は、出来合いの調味料がたくさん出回っています。 最初は、上記の調味料を全部揃えなくても、出来合いの品で すませても良いです。これが無ければ、料理はできない!ということは絶

          クッキング・フロム・スクラッチ Vol.1 #6

          クッキング・フロム・スクラッチ Vol.1 #4

          <キッチン用具のメインテナンス> まな板 初心者には、プラスティックか樹脂性のまな板が、手入れがしやいことは前記の通りです。木のまな板は洗う時、とても 良い匂いがするので、個人的には好きです。使った後は良く 洗剤で洗って、完全に乾かしましょう。又、肉や 魚、炒める野菜などを切るまな板、サラダやハムなどの生の 物を切るまな板と分けるようにした方がいいでしょう。衛生的です。でも、予算がなかったり、収納場所がない場合は、 1枚を常に清潔にし使いましすると良いです。 私は、全ページ

          クッキング・フロム・スクラッチ Vol.1 #4

          クッキング・フロム・スクラッチ Vol.1 #3

          キッチン用品、料理器具 さあ、キッチンに入って、周りを見渡してみましょう。 何が見えますか。(入居直後すぐの場合は別として、、、) 我が家のキッチン。ガスが無いので全部電気。クッカーにはリングが4個 (日本では何故か3個)、上はグリルのみ、下はオーブン。 シンクの左隣には食器洗い器。 日本では炊飯器のない家庭はないのでしょうね? 一人暮らしであれば、3合炊きの小さいのでも十分でしょう。私も日本製の炊飯器が欲しい!!イギリスでは、ロンドンは別として、地方では小さくて性能

          クッキング・フロム・スクラッチ Vol.1 #3

          クッキング・フロム・スクラッチ Vol.1 #2

          はじめに、(レイアウトは勿論違いますが、こんな感じで始まります) 2009年の増築、私のデザインしたキッチンダイニングです。 タイルも、自分で張り付けました。 追加: (現在、つまり2021年5月日付です) もうずっと料理雑誌とか買ってません。テレビもほとんど観ないし、、、、。十数年前に活躍していたTVシェフ等は、まだ健在のようですね。最近ではネットの発達で新しい流れができています。 最近ではけっこうYouTube 等の動画はよく見ています。そのレシピで料理を作るという

          クッキング・フロム・スクラッチ Vol.1 #2

          クッキング・フロム・スクラッチ Vol.1 #1

          ー全くゼロからの料理読本ーこの「クッキング•フロム•スクラッチ」、初めての出版は「まぐまぐ」からの2010年4月でした。今でこそ電子出版(当時はこんな呼ばれ方)は簡単にできますが、当時はプラットフォームが少なく結構大変でした。この業界では古く大手の「まぐまぐ」で出版したのも束の間、この部門は廃止され、販売することもなく終了しました。 それから10年、もう今では誰でも電子出版ができる時代となりました。どんどん新しいプラットフォームもでき、ここ数年は、ずっとどのプラットフォーム

          クッキング・フロム・スクラッチ Vol.1 #1

          アイルランドの伝統、重曹パン

          最近、天然発酵パンにはまっているのですが、これ凄くゆっくりもったり行程のパンで、レバン(種)作りが面倒なので、一般の方にはかなり敷居の高いパンかもしれません。でも、最初の行程をクリアしたら、後は焼くだけなんですね。そして、一番の違いはやはりお味。これ、一口をかんだ時の幸福感は半端ないんです。もう市販のパン、いわゆるイーストパンには戻れなくなるんです。マジです。 さて今日は、ウルトライージー(超簡単)なパンを紹介しましょう。アイルランドの伝統的パン、ベィキングソーダ(重曹)で

          アイルランドの伝統、重曹パン

          Ultra lazy Sourdough starter 怠け者のスターター

          皆さん、天然発酵イースター又はパン、試しましたか? 私的意見かもしれませんが、、、皆さんおそらくレシピ検索中に既にギブアップしていませんか? 筆者やYouTubetは口を揃えて super easyって言うんですがね、その通りにならないんですわ。今回、辛抱強く試してみて分かりました。 なぜレシピ通りにいかないか? まず環境の違いが大きいですね。 イギリスの我が家の常に寒いキッチン(夏でも滅多に20°Cいかない)とカリフォルニア等の暖かいキッチン。小麦粉や水の質の違い。そして

          Ultra lazy Sourdough starter 怠け者のスターター