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アイルランドの伝統、重曹パン

最近、天然発酵パンにはまっているのですが、これ凄くゆっくりもったり行程のパンで、レバン(種)作りが面倒なので、一般の方にはかなり敷居の高いパンかもしれません。でも、最初の行程をクリアしたら、後は焼くだけなんですね。そして、一番の違いはやはりお味。これ、一口をかんだ時の幸福感は半端ないんです。もう市販のパン、いわゆるイーストパンには戻れなくなるんです。マジです。

さて今日は、ウルトライージー(超簡単)なパンを紹介しましょう。アイルランドの伝統的パン、ベィキングソーダ(重曹)で膨らませたパン、ソーダブレッド。
アイルランドはイギリスの西隣に位置するEUの国。アイルランド語はありますが、基本的に英語です。お金はユーロ。国の北は北アイルランド、イギリスの一部です。
興味のある方はWikiをご覧いただいて、ストレートにレシピに行きましょう。

材料:
全粒粉 180g
小麦粉 180g
重曹 小さじ 3/4 (ベイキング・ソーダ)
塩 小さじ 3/4 ~1 砂糖少々入れても可。
以上、全部よく混ぜる。
小さくカットしたバター20gを指でこするようによく混ぜる。
バターミルク 284ml(1カ一トン/パック) + 卵 1個をよく混ぜ、加えてまとめるだけで捏ねません。

やや平たく形成して、ナイフで切り目を入れる。少し残ったミルクミックスを表面に塗り、オ一ツをパラパラと振りかける。
210°Cに熱しておいたオーブンで10分程焼き、200°Cに下げ、焼けるまで。串を刺して何もついてこなければ焼き上がり。ただ焦げやすいので、ずっと200°Cで焼いても良いかも。20分位で焼き上がると思います。上部が焦げそうなら、アルミフォイルをかぶせるとよいでしょう。

コツは重曹を入れすぎない事。
バターミルクが手に入らない時は、レモン汁小さじ2~3くらい、ミルクに入れると代用できす。
天然酵母のパンに比べてソフトなので、堅いのに慣れてたら物足りないかも(笑)。歯の悪い人にはおすすめです。
捏ねも発酵も、ベンチタイムすらいらないソーダブレッド、是非試してみて下さい。

挑戦された方、良かったら結果を知らせて下さいね。

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