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街が燃えるように…

ふと目にした夕焼けは、さながら私の心を映し出しているようだった。
燃えて全てが灰になってしまうがごとく、手にしたものを失うことが怖かった。

けれど…。そこにあるのは灰ではなく、鮮やかな夕焼け。
燃えたぎるエネルギーではないか。
明日に向かって美しく光を放つ存在そのもの。

恐れることはない。
もう恐れることはないのだ。

失った後に手にするものは、内側から湧き出るエネルギー。
新しい世界を照らす、鮮やかな光なのだから。

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