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Markover 50の人生後半戦を愉しむ

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人生後半戦を愉しむ! 人生後半戦を「二毛作目」と捉えて、日々挑戦する中で学んだこと、気付いたこと、時に弱音なども綴っていきます。
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#コラム

貯蓄と浪費

貯蓄と浪費

今日は、『貯蓄と浪費』という不毛な二択について少し掘り下げてみます。特に着地点は決めていないので、後は流れのままです。

大いなる勘違い私は、長年大きな勘違いをしていたような気がします。それは、『貯蓄=善、浪費=悪』という価値観に縛られて、大した疑いも持たずに実践に励んできたことです。せめて20代のうちに気付いていれば、方向転換が図れて、今とはまた違う景観が望めたかもしれません。

貯蓄が悪だとま

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未来が過去をつくる

未来が過去をつくる

”キング・カズ”、三浦知良氏が、日本経済新聞に連載しているエッセイで、「だまされませんよ」というタイトルのエッセイの中に出てくる『未来が過去をつくる』という考察に感動した、という話です。

日本サッカーの功労者57歳になった現在も、現役プロサッカー選手を継続する、”カズ”・三浦知良(1967/2/27-)選手は、日本サッカー界のレジェンドです。高校を中退して渡ったブラジルで、プロサッカー選手として

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お金に置き換えないと価値が実感できないことの多さよ

お金に置き換えないと価値が実感できないことの多さよ

昨日、一昨日と一日遅れの関西弾丸旅行記でしたが、本日から通常投稿に戻します。私の勘違いで2024/7/27の記事投稿を抜かしてしまったようです。ノルマにしていた毎日連続投稿記録が途絶えてしまったショックはありますが、気を取り直して書いていきます。

最近は知識や教養をインプットする機会が不足しているせいか、テーマを念入りに調べて文章にするよりも、深く考えずにその場で思ったことを書き散らかす散文主体

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人生に克つ

人生に克つ

本日は、「人生に克つ」という大層なビッグテーマを考えてみます。一般的に用いられる「勝つ」ではなく、「克つ」もしくは「勊つ」です。

人生は自分との闘い「克」という字は、「克服」「克己」のように使われることから、「克つ」は、「欲望などを抑える」「困難を切り抜ける」という意味合いがより強いイメージとなります。今の私は人生の目的に、他人と競争して打ち勝つことを据える気にはなれません。元々は負けず嫌いで、

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気持ちを沈めさせるもの

気持ちを沈めさせるもの

楽しかった三連休も瞬く間に過ぎ去り、松本へと走る高速バスの座席に座る人になっています。窓の外を眺めていると、この三日間の家族との時間を思い出して、寂しさに気持ちが沈んできます。ただ、この気持ちの沈みは、日々の生活を維持するために大切なものだとも自覚しています。今日は、「気持ちを沈めさせるもの」をそのままテーマにして、いろいろ考察してみます。

気持ちの浮き沈みが必要私は、常に感情が安定していること

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入れ替え可能な存在であることを楽しむ

入れ替え可能な存在であることを楽しむ

本日のテーマは、個人的に非常に重要だと考えている心構えです。最近になってようやく、自分が入れ替え可能な存在であることを、楽しめる心境に到達できそうな手応えを感じていますので、ここで言語化して、信念を強固にする一助になればと願います。

特別扱いされたかったあの頃何とも気恥ずかしい告白になりますが、私は周囲から特別扱いされたくて仕方がない人間だったように思います。より正確に言うと、特別扱いを期待して

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きっかけを膨らませる

きっかけを膨らませる

本日は、『きっかけを膨らませる』というテーマで考えてみたいと思います。

きっかけは無数に転がっている思うのは、何かを始めたり、状況を変化させたりするきっかけは、日々の生活の中で無数に転がっている、ということです。問題は、受け取る側が見えていなかったり、意識してスルーしていたり、本能に理性でストップをかけていたりすることでしょう。無意識に、きっかけの取捨選択を行なっている場合が少なくありません。

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普通を目標に生きる

普通を目標に生きる

横浜の自宅に戻ってきて二日目。昨日は朝から一日中欲張って頑張り過ぎてしまい、毎日noteの投稿も飛ばしてしまいました。今日は燃料切れ状態で、終日自宅で家族とまったり過ごしました。小休止であり、連休を目一杯楽しむという決意とは裏腹の非生産的な一日ではあったものの、リラックスできた快適な一日でもありました。そのことを踏まえ、『普通を目標に生きる』というテーマを考えてみます。

普通は尊い最近の自分の言

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現実逃避の時間

現実逃避の時間

松本での単身赴任生活も2年半を超え、おおむね生活習慣が確立し、意識しなくてもオートマチックに日々の生活サイクルが回るようになってきたと感じます。それ自体は喜ばしいことですが、私の悪い癖で、そうしたリズムが単調だと感じると、刺激と変化を欲して余計なアレンジを加えたくなります。その結果、予期せぬ形で厄介な方向に進めてしまう傾向があります。現実逃避の時間作りはその一端で、ちょっと最近増えているな、と感じ

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自分の人生から遠ざけておくべきもの

自分の人生から遠ざけておくべきもの

部屋でコーヒーを飲みながら、まったりと過ごしてしています。ようやく待ち焦がれた春本番を迎えても、相変わらず読書には本腰が入りません。ぼつぼつと生活のノルマはこなしているので、自分で自分を赦します。

本日は、『自分の人生から遠ざけておくべきもの』というテーマです。ここ数日来、頭の片隅でモヤモヤしていたことを吐き出して記事にすることで、容量の負荷を軽くしておきたいと思います。

何事も経験だとは言う

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気にかかる本は買う

気にかかる本は買う

外は、激しい雨が降っています。今年の春はよく雨が降るなあ......と感じます。今夜は運悪く、寛ぎたい時の欠かせない小道具であるコーヒーのストックを切らしていました。お陰で、読書への食指が進みませんでした。最近は興味をそそられて本を買っても、読まずに積んであるだけの本が増え続けています。それでも、めげずにまた買い続けています。本日のテーマは、『気にかかる本は買う』です。

本を買うことの安心感私が

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今、仕事の位置付けを考えておく

今、仕事の位置付けを考えておく

4月から新年度がスタートしました。大学を卒業して社会に出た1991年4月から数えると、34年度目になります。この間、私の身の置く場所、仕事観や取り組む姿勢は大きく変化したと思います。2024年4月時点の私の仕事の位置付けを考えておきたいと思います。

働くことは大切だと思う今も昔も、働くことは大切だと思っています。社会の中で許容されて居場所を確保する為には、何らかの仕事をして周囲や社会に貢献してい

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昨夜は失態

昨夜は失態

昨夜は記事を書き始めたつもりがいつの間にか寝落ちしていて、連続投稿を飛ばしてしまいました。今朝起きて、「しまった...」と思った時にはもう後の祭りでした。度重なる失態は本当に残念です。とはいえ、本日は盛り沢山の一日でしたので、気を取り直して書いていきます。

別れと出会い2022年4月からの約2年間、私の松本生活の脚になってくれていた愛車が車検を迎えるタイミングだったので、乗り換えることに決め、本

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人生の頂点は常に今

人生の頂点は常に今

本日は、自分の生きる指針として採用しようと考えている『人生の頂点は常に今』という教えについて、頭の中から考えていることを棚卸しをして言語化してみたい、と思います。

時は流れない。それは積み重なる。私は、1990年代前半のサントリーウイスキー・クレスト12年のCMで使われていた『時は流れない。それは積み重なる。』というキャッチコピー(サントリーテーゼとも言うらしい)がお気に入りで、これまでもしばし

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