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72. 47チーム創りたい・支えたい・繋がりたい|バンドアシスト

1|バンドアシストって何?

私たちは「47チーム創りたい(支えたい)」と考えている。
そのために不可欠なことがある。
"持続可能なチーム運営システム"
を構築することだ。

"持続可能" にするために、
 - ノウハウを共有できる
 - 相談できる
 - アドバイスが受けられる
仕組みがなくてはならない。

「マーチング祭 バンドアシスト」は、
 - チームを創ったり
 - チームを支えたり
 - チーム相互に支え合ったり
 - 運営方法をシェアしたり
できる仕組み全体と理解してもらっていい。


2|既存チームの運営アシスト

マーチングバンドの運営は難しい。
- 選手/メンバー
- 保護者
- スタッフ
をまとめなければならない

その他にも
- 練習場の確保
- 楽器の確保
- 資金集め
- 行政との繋がりづくり
といった表から見えない様々な業務がある。

最初は勢いでバンドを立ち上げることができたとしても、
初期メンバーが入れ替わっていったり、
メンバーの年齢層が広がったりするなど、
バンド内外の環境の変化を乗り越えながら5年/10年とバンドを継続して運営していくことは至難の技だ。(中小規模の会社運営に等しい)

私たちマーチング祭®︎が、NPO法人組織であることや人材育成や大会運営など、これまでの活動で培ってきた経験を生かし、
- 行政へのアプローチや窓口
- 課題解決の第三者としてのアドバイス
- 寄付受付窓口(現在、準備中)
- ブランディング構築 / 運営アドバイス
- 加盟チームとしての対外的なアプローチ
などの知見をシェアし、バンド運営をアシストしたい。

「マーチング祭 バンドアシスト」は、あくまでもチーム運営をアシストするものである。私たちがアシストすることによって、次の日から急にメンバーが増えたり、資金が潤沢になったりするものではない。
何より重要なのは「チームの外にアドバイスを求められる存在ができる」という点である。


3|地域移行の橋渡し

現在(2023年)さまざまなところで「部活動の地域移行」が進められている。
地域移行の際にはいくつかのハードルがある。

(1)楽器や場所は個人に借せられない問題の解決

「これまで使ってきた楽器や場所があるんだから、そのまま使えばいいじゃん。」と思うかもしれないが、そんな簡単な理屈ではない。
行政側からみると市民から頂いた大切な税金を投じた財産を、貸しているのである。実は、誰でも使っていいものではない。ある一定の条件を満たした者に貸しているのである。(例:〇〇中学校のマーチングバンド部の部員に、楽器使用を認める。学校長の許可を得ずに勝手に他校に貸し出してはならない。など)

楽器を貸すためには何らかの手続きが必要になる。
これが簡単な話ではない。
役所 / 行政は、法人との契約ができるが、個人と契約が結ぶことは難しい。
もし、個人と契約を結ぶと、個の都合で楽器を誰かに売られたり、剰余されたりする可能性もあるだろう。役所 / 行政サイドからみると個人は法人組織に比べて非常にリスクが高いのである。

法人との契約ならば、組織に預けるため、個人で起こるさまざまな問題を回避することができる。この法人契約の問題を解決する方法が「マーチング祭 バンドアシスト」への加盟だ。
加盟団体としてNPO法人マーチング祭®︎ を行政との間に入れて、法人契約を結ぶことが可能になる。

公共財産である楽器や場所を行政から借用してもらう契約を私たちが行い、現場の既存チームにこれまで通り使用してもらう。活動自体はこれまで通りに、現場で行ってきたことを継続できる。(年に数回の管理状況報告や確認を行います)

(2)指導者やショウクリエイターを探せない…問題の解決

チームの現場の運営は保護者や有志でできるが、指導者やショウクリエイターを探すことは、なかなか難しい。
その業界に精通していたり、繋がりをもっている者がいないといけない。
指導者やショウクリエイターとの繋がりは、短時間で構築できるものではないし、そもそも誰に聞いていいのか(頼っていいのか)分からないものだ。
マーチング祭®︎は既にマーチング指導者/クリエイター育成事業も運営している。指導者やショウクリエイターを紹介することができる。

充実した活動を実現するためには、指導者の存在は重要である。
部活動の地域移行がカタチだけ整えたものにしないために、指導者の紹介や手配まで考えなくてはならない。
「マーチング祭 バンドアシスト」を通して地域移行を進めることによって、
チーム運営|選手の保護者や地域の方々が主体
指導者紹介|マーチング祭®︎が紹介
が可能となり、持続的な向上を実現する環境を整えることができる。

(3)内部分裂…問題の解決

チームが立ち上がって3〜5年も活動するとさまざまな問題が発生する。
- お金の運用
- 人間関係
- 活動ビジョン
- 年間活動計画イメージ
こうした問題を解決しようと話し合うものの、
言い別れの喧嘩に発展してしまうことがある。

最大の問題は「第三者的な大人の存在の有無」である。
現場の皆さんは皆、熱い気持ちをもっているからこそ ぶつかる。
ここに客観的な視点から、
- アドバイスをしたり
- 次の活動ビジョンを示したり
できる大人の指南役がいる/いないで、
話し合いの方向が大きく変わってくる。

マーチング祭®︎ は、大会運営をしたり、人材育成をしたりとさまざまな事業を運営している。多種多様な情報が集まってくる。運営上のさまざまな試みをしてきた知見をもっている。また、多くの指導者やショウクリエイターとの繋がりがある。

この知見を生かしながら、第三者としてチーム運営の課題解決に向けたアドバイスをしたり、情報を共有したりすることができるだけでなく、前述したさまざまな課題を乗り越えることにも寄与できると考えている。(実際にこの取り組みを活かしているチームがいくつかある)


4|バンドアシストは 加盟制度

マーチング祭 バンドアシストは「加盟制度」をとる。
特に条件などは設けず、登録料や運営料金などもいらない。
「加盟したい」という意志を示し、ヒアリングを通して相互に考えが一致すれば加盟チームとして登録することができる。

バンドアシストに加盟すると、次のサービスや情報を得ることができる。
- 加盟チーム同士の情報共有
- チーム運営へのアドバイス
- チームブランディングのアドバイス
- 寄付金受付窓口(現在準備中)
- 地域移行に向けた窓口やサボート業務
- 指導者やインストラクターなどの紹介
- NPO法人傘下の加盟団体として支援や行政手続き等のお手伝い
etc…

状況や時勢、地域に合わせながら、より価値あるアシストを目指したい。


5|マーチング祭 バンドアシストのビジョン

これからは、
- 情報をシェアする時代だ。
- コミュニティーの時代だ。

数名で議論するだけではなく、人や情報とつながることで、目の前の課題をより効率的に乗り越えていける環境が創れる。

みんなで繋がりながら / 支え合いながら、
- 問題を解決する方法を考えたり
- 取り組んだりすることで、
チーム運営に、これまで以上に集中できるようになる。

"繋がり/支え、みんなでワクワクしようぜ"

「マーチング祭 バンドアシスト」のビジョンだ。
みんなが相互に繋がり、ともに楽しみながら活動する。
みんなで交流し、日本中に仲間ができる。
運営組織とチームが一体となって日本マーチングを盛り上げていく "マーチングコミュニティー" を創造する。
それが「マーチング祭 バンドアシスト」だ。

今、日本マーチング界は静かすぎやしないか?
みんなで盛り上げようぜ。
みんなで盛り上がろうぜ。
この熱は、私たちの手で創り上げる。

さぁ、一緒にワクワクしようぜ。


72. 47チーム創りたい/支えたい/繋がりたい|バンドアシスト


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