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安泰な人生を求めて

日々の学びを投稿していきます。 安泰な人生を求める人におすすめのマガジンです。
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2023年12月の記事一覧

「推し活」は本能のバグ

「推し活」は本能のバグ

「バ畜」という言葉を先ほど知りました。「バ畜=バイトをしまくる人」のことです。バ畜はなぜそんなに働いているのかというと、「推し活」のためにお金が必要だからということでした。 このニュースから僕が思ったことは、「人は所属するためなら何でもする」ということです。

推し活とは「帰属欲求」を満たすためなんですよね。 韓国のアイドルグループを応援したり、地下アイドルを応援したり、ホストを応援したりして、グ

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「できてしまうこと」を仕事にすればいい

「できてしまうこと」を仕事にすればいい

自己啓発では、「今の自分を否定して違う自分になりましょう」と言います。「ダイエットできない自分から1日1時間筋トレする自分になる。英語を話せる自分になる。 行動力をつけて営業職でバンバン活躍できるようになる。」このような自己啓発が9割です。これって実現しないんですよね。現実は厳しいもので、漫画やアニメじゃないので、大抵のことは叶わない。 自分以外のものに変身できるっていうのは、できないから漫画や映

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「モチベーションを上げる」という無駄な工程

「モチベーションを上げる」という無駄な工程

TikTokやYouTubeにはたくさんの「モチベ上げ動画」があります。「やる気を出して行動しよう」という動画。 そういうのを見て、一瞬やる気になって行動する。 でもすぐに効力がなくなって動けなくなってしまう・・・。

自分でモチベを上げないといけない人は、何のモチベーションコントロールもせずにやっている人に負けてしまいます。 それに自分自身の問題として、やりたくもないことをモチベを上げてやってい

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「頂き女子」が今後も存在しつづける理由

「頂き女子」が今後も存在しつづける理由

貢ぐ男というのは、「助けたい欲」が強いんですよね。 助けるっていうのは、かなり自尊心が高まるんです。満たされるというか、自己効力感にあふれる行為なんです。だからよく男で、「おごりたい」っていう人がいますよね。「おごるのって損じゃないの?」って思う人もいるかもしれませんが、「おごる」ととんでもなく「ドヤれる」んですよね。 周囲に「おごる俺」をアピールできるし、自己イメージが上がるんです。 皆さん1回

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「できること」を伸ばし、「できないこと」は潔く捨てる。

「できること」を伸ばし、「できないこと」は潔く捨てる。

とんでもなく格差がひらいてくると、「何かおかしい」と思う。 「同じ人間なのに自分と成功者には千倍の差がある」ということになれば、人間は学びだす。

何が原因で差が生まれているのか。 その一つが「資本を多く持っている人が得だよね」と。これはもう明らかになりました。 次はもっと根源的なところで、「遺伝的なもの」ですよね。今の社会環境にあった「遺伝的構成」の人は得をするし、合わない人は損をするということ

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「他人の目なんか気にするな!」という呪い

「他人の目なんか気にするな!」という呪い

TikTokを見ていたら、「最強のメンタル術」と題して、「他人のことはどうでもいいと思え!」と言ってる人がいました。 これ、自己啓発でよくある話です。

人間は他人を気にして葛藤します。「やりたいことがあっても他人の目が気になってできない」この悩みに対して、自己啓発業界は解答を提示します。「他人の目を気にせず、やりたいことをしなさい」と言う。 読者はこの言葉を真に受けて「他人を気にしない自分になろ

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「強がる、イキる、マウンティングする」だって人間だもの。

「強がる、イキる、マウンティングする」だって人間だもの。

人間はステータス争いをする生き物で、「自分がどれだけ優秀なのか」を周囲にアピールする。 これは進化の過程で必要だったんですね。 群れの中で、「能無し」とみなされてしまうと、見捨てられる可能性が高くなってしまう。そうなると生存・繁殖が不利になっちゃう。 だから、ある程度優秀ですよと周りにアピールして、仲間に入れてもらうと。この「自分は優秀です、役に立ちますという自己アピール」は物心ついたときから死ぬ

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人はこれからも下方比較コンテンツを見続け、ブランド品を買いあさる。

人はこれからも下方比較コンテンツを見続け、ブランド品を買いあさる。

ジェフ・ベゾスは、「人間の基本的なニーズに応える商品を作りたい」と語っています。 これを聞いて僕は「人間の基本的なニーズって何だろうか」と考えました。一つ思い浮かんだのが、「ステータスを気にする」「ステータス争いで勝ちたい」という性質・欲求です。これらは100年後も人間の基本的なニーズというか性向だとおもいます。

ステータスにまつわる商品と言えば、ブランドもの。 ロレックスの時計、ランボルギーニ

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最新技術を毛嫌いする人に騙されてはいけない

最新技術を毛嫌いする人に騙されてはいけない

新しい技術が出てきたときに必ず批判する人(科学技術恐怖症:テクノフォビア)がいます。彼らは、「安全性に問題がある」「社会が混乱する」と懸念を示し、テクノロジーの普及を阻止しようとします。 電気、自動車、インターネット、 いろんな技術が出てきますけども、 必ず一定数は最新技術をボロクソに批判します。この人たちは懸念を示すことによって、ポイントを稼いでいるんですね(新しい技術に不安を感じる人が多くいる

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アテンション・エコノミーとの付き合いかた

アテンション・エコノミーとの付き合いかた

アテンション・エコノミーの登場で、「間違うこと」が損ではなくなった。 昭和や平成の初め頃は、 コンテンツを作るときに間違ってはいけなかった。 だから、プロフェッショナルが記事の構成や事実関係を入念にチェックして、 可能な限り正確性を求めてやっていたんですね。信頼を積み重ねて、間違わないことを売りにして飯を食っていたんです。 それがインターネットが登場し、1人1台スマホを持つようになって、情報の氾濫

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運気を上げる方法

運気を上げる方法

最近思っている運気を上げる方法は、「概念・用語を増やす」です。 「知っている言葉を増やす」ということです。 例えば、「インデックス投資」という言葉がここ10年ぐらいかなり流行ってますけども、 この言葉を知らない人と知っている人がこの世界にはいて、 知っている人は「金運が上がる」わけですよね。

こういうのが結構いろんなところに言えて、例えば「行動遺伝学」という言葉を知っているかいないか。知っている

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子供をリベンジの道具にしてしまう親

子供をリベンジの道具にしてしまう親

TikTok見ていたら面白いミーム動画がありました。大谷翔平がドジャースと1000億円で契約したということで、世のお父さんたちが、「自分の子供に野球をやらせている動画」がミーム化していて、 面白いなと思ったんですよね。

「子供の将来を親が作る」っていう、この発想。 動画ではそれを皮肉って笑いにしてるわけですが、意外とこれ、自分の無謀さに気づいてない親が多くて、「親のリベンジ」として子供を使うケー

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自己啓発に騙されている人へ

自己啓発に騙されている人へ

自己啓発では「ポジティブが良しとされ、ネガティブが悪」とされますよね。 「きつい、つらい、悲しい、嫉妬、劣等感、焦燥感」など様々なネガティブなものがダメとされます。 「感じてはいけない」とされます。 それらをすべてポジティブに変えれば、「人生はバラ色になる」というストーリーが多いです。 自己啓発の9割は、そういう風な物語/ポジションです。 これに影響された読者は、「自分の中に生じるネガティブを否定

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人間というのは醜い生き物です

人間というのは醜い生き物です

バズっているものを見れば、人間の本性がわかります。 例えば、YouTubeで顔面が崩壊している人の動画が100万回以上再生されていたりします。 それから、事件・事故などもとんでもなく再生されています。 難病系にしてもそうです。

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