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がんと仕事の両立

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#治療と仕事の両立

理解されない後遺症 がん治療後も続く倦怠感に悩む方と周りの方へ

理解されない後遺症 がん治療後も続く倦怠感に悩む方と周りの方へ

こんにちは。がん患者さんが困ることを減らして暮らしやすくしたい会社PEERのさとうです。普段はがん患者さんのお話を聞いたり、その困ったことを解決する仕事を作っています。今日は、治療が終わったのに身体の感覚が戻らないだるさについて、個人的な経験も含めてご説明します。

治療は終わったのに、まだだるい。元気がでない。治療も終わったし、もう元気に仕事や家事などいつものことが前みたいにできると思っていたの

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がん治療と仕事は両立できる? 考えるポイントを5つご紹介します。

がん治療と仕事は両立できる? 考えるポイントを5つご紹介します。

がん患者さんの3人に1人は20〜60代の働き世代で、ある日がんと診断されるかもしれません。がんと診断されたときに、自分は仕事や役割を続けられるのかを考える5つのポイントをご紹介します。

項目に沿って、自分の状況を冷静に考えてみよう仕事を続けたい気持ち、無理かもしれない気持ち、やめたい気持ち、いろんな気持ちがあると思います。ここでは、気持ちを考えることは一旦お休みにして、冷静に状況を考える5つの項

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がんになって仕事を続けられるか悩む気持ちについて解説します【仕事を辞めるなど、大きな決断は、落ち着いてからにしましょう】

がんになって仕事を続けられるか悩む気持ちについて解説します【仕事を辞めるなど、大きな決断は、落ち着いてからにしましょう】

がんになった患者さんたちと、働くことについてのお話をすることがあります。治療と働き方について、一般的な情報と患者さん側の感覚を共有したいと思います。もうだめ、やめちゃう、という勢い退職は後で後悔する方もいます。

がん患者さんの3人に1人は「働き世代」なんです。がん患者の約3人に1人は、20代から60代です。働き世代のみなさんなので、がんと言われると仕事をどうするのか、という話題が出やすいです。

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休むことに罪悪感を感じるがん患者さんへ

休むことに罪悪感を感じるがん患者さんへ

がん治療をしている患者さんの中には、仕事や普段のやることをお休みしていることに罪悪感を感じる人がいます。この気持ちについて、先輩患者さんたちとの対話から、私なりのアドバイスをお伝えします。結論は「自信を持って休んで。いまは、それが仕事。」です。大丈夫です。あなたのことをみんなが待っていますよ。

がんは病気。病気は、誰のせいでもありません。みんなが働いているのに、私がいない分を誰かがやってくれてい

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