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泣く以外に存在証明ができない私を、世界は許してくれない。
私がこの世に生きていることも、図々しく生きて、ご飯も、水も、空気も全て、自分の生命活動に必要な分だけ選り好みしていることも、全て馬鹿らしい。こんなバカみたいな私なんか生きていても仕方がないんだから、早く殺してくれ。
腹の底から湧き上がってくる悲しみの圧力に、昔は耐えられた。だけれど最近になって心の防波堤がボコボコと崩れて、いつでもどんな時でも悲しい気持ちになってしまうことが増えた。
今日も訳も
「ありのままで生きたい」って心が叫んでる。
私は心の底から人が嫌いだった。
偽善的で、わがままで、愚かで、鈍感で、何ひとつ心の機微に気が付いてくれない、私にとっては不都合な存在だった。
「理解できないなんて馬鹿だ、あほだ。早く消えてしまえばいいのに。」そう心で毒付いて、青春という時間を暗いものに変えてきた。
ただ、私は非常にわがままで、理解してくれる人が現れても、心は変わらなかった。
理解してもらえる人と話をしていても、何も楽しくな
飯を食うのがしんどい。
脇役だな。
もし私の近くにいる人が美しい白鳥だとしたら、私はカルガモ辺りかそれ以下だろう。
昔はこんな事実に気がついて傷ついたけれど、最近はめっきり強くなり、受け入れられるようになった。
それでも別に私は私だから。
傷つく必要はないんだと思うようになった。