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人間にとっての希望、ドラえもん 【PJ開始から2年】
はじめに
ドラえもん実現に向けて一歩踏み出してから、
本日2023.06.11で2年経ちます。
スタートは、「ドラえもん誕生!」の文書の作成日(≠投稿日)です。
当記事は、より多くのリアクション・反響をいただき、読者の皆様からは、ドラえもん開発を応援してくださる意味を込めたスキや記事の共有拡散、コメント、オススメ、サポートなどたくさんの支援をいただいています。
応援いただき、本当にありがとうございます。
その後、PJ開始から1年目の総括は、下記リンクにまとめて、投稿しました。
本日は、PJ開始から1〜2年目の総括として、この期間の進捗をまとめます。
【PJ開始から1年】ドラえもんを哲学する /要約
はじめの1年間は、
ドラえもんとは何か?ドラえもんの本質は何か?考えました。
この段階では、ドラえもんの本質を、以下のように文章化しました。
「対等なパートナーありきの、心を持ったロボット」「ドラえもんがほしい」コミュニティを立ち上げました。
この段階では、計4名のメンバーでドラえもんについてディスカッションしていました。2年目以降のロードマップを示しました。
この段階における、短期的・中期的・長期的なロードマップを示していました。
具体的な内容は、
記事「【PJ開始から1年】ドラえもんを哲学する」をご参照ください。
本記事では、主に、上記3項目のその後(〜2年)について、言及します。
ドラえもんとは何か?
ドラえもん実現PJ2年目もこの問いを考えてきましたが、今のところ、
これがドラえもん!という決定的な結論は出せていません。
ドラえもん、ペタリハンドの作り方
しかし、ドラえもん実現に向けて、そのヒントを得るべく、日常生活の中でアンテナを張って生活できるようになれてきているとは思います。
ドラえもん実現PJ2年目の第1報は、以下の記事でした。
ドラえもんの丸くてなんでも掴める手、ペタリハンドのアイデアを公開しました。市販の真空ポンプで実現できそうといった記事です。
四次元ポケットはドラえもんの一部か?
ドラえもん実現PJ2年目の第2報めです。
のび太は、究極的には、四次元ポケットと四次元ポケットを持たないドラえもんのどちらを必要としているのか考察しました。
本記事の時点で、ドラえもんの本質を以下のように更新しました。
「対等な友情関係にあるパートナーありきの、心を持ったロボット」
意識の仮説、まとめ
続いて、3報目。
ロボットに心を実装しようとしている日本語の研究論文をピックアップしました。
ドラえもん倫理
4報目です。
ドラえもんと人間が、健全な「友情」関係を築くために、ドラえもんに対する人間への倫理を一つ提案しました。
ドラえもんにとって友情とは?
5報目では、一般的な人間関係とドラえもんの世界の人間関係から、友だちとは何かを考えました。
ロボットが人間と共存できない未来
6報目です。
ここまで、「ドラえもん」に向き合うことでドラえもんの特徴を捉えるアプローチをとってきました。
本記事では、「どう見てもドラえもんとは言えないロボット・ドラデナイト」の特徴を考えることで、ドラえもんとは何か?のヒントを得ようと考え、記事を書きました。
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド
7報目はドラえもん実現のための直接的な考察記事ではありません。
ご縁があり繋がった、本noteの読者さんに教えていただいた、村上春樹さんの小説「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」を読みました、という報告だけの記事です。
が、この小説は、のちの考察記事に影響を与えることとなります。
ドラえもんδ(デルタ)を定義する
8報目は、ドラえもん開発アプローチの方針転換を明らかにした記事です。
これまで、ドラえもんの本質を考え、その本質を捉えたドラえもんβを作ろうとしていました。
一方、ここまでのリサーチで、人によって、それぞれの人々が持つドラえもん像に、多かれ少なかれ差があることがわかってきました。そこで、便宜的に、私の中のドラえもん像をはっきりさせ、これをドラえもんδ(デルタ)と名づけました。
現時点で私が目指しているドラえもんはどんなロボットか?への回答は、当記事を参照してください。
君にとって、友だちってどんな存在?
9報目。
タイトルの「君」は、ドラえもんδのパートナーに想定している実在する、(当時)小五の男の子です。
彼は、友だちを「大切な存在、なくてはならない存在」と考えているようでした。
インパーフェクトフレンド
10報目。
当記事では、「完璧でない友だち」がドラえもんを構成する要素なのかもしれないと、気づいたことを述べました。
ドラえもんを知るとは?
11報目。
本記事では、ドラえもんの平和な世界を考えるにあたり、平和でない世界、すなわち、ここでは差別・偏見のある世界と向き合いました。
ドラえもんを作るには無知だらけ。無知ゆえに人を傷つけてしまったかもしれないこと、また、これに対する反省点を記し、今後のドラえもん開発を行うにあたり、自分への戒めとしてまとめました。
人間の可能性を信じる
12報目。
ここまで、本記事をしっかり読んでいただいた読者はお気づきかもしれませんが、ドラえもんを知るために、人間を知るアプローチをとっています。
人間は、ドラえもんのひみつ道具として登場した「糸なし糸電話」を、「スマートフォン」のような形で実現しました。
ひみつ道具という夢のようなアイテムも、人間はこれまでいくつも実現してきました。
「人間の可能性」「人間とロボットの可能性」を今一度信じて、平和で希望的な世界を作りたい、そんな記事です。
なぜ愛されるのか <ドラえもんδの存在意義>
13報目。
ドラえもんが、なぜ多くの人たち、特に、世代を超えた子どもたちから愛されるのか考えることで、ドラえもんδの存在意義を深掘りしました。
ここまで、ドラえもんの存在意義は、考えていませんでしたが、本記事を通して、ドラえもんの存在意義を、以下のように記しました。
「人間ののび太たちに未来への希望を与え、のび太たちと共存する中で、「ロボットとして」とりたてて役に立つわけでないけれど、そこにいないとさみしい存在」
もしも、もしもボックスがあったなら
14報目。
コーヒーブレイクとして、私の自己紹介(のような記事)を書きました。
読者の皆様の応援の力を改めて、感じ、考える記事となりました。
メタバースで芸術鑑賞をしたとき、ドラえもんなら何を感じるか?
15報目。
メタバース展示会を体験した感想をまとめました。
デジタル空間を歩き回る機械的行為に人間らしさを感じ、絵画鑑賞のような人間的行為では人間らしさを発揮できなかった、という不思議な体験だったことをまとめています。
人間らしさを学び、ドラえもんに活かす
最後、16報目。
アートにほんの少し興味を持った私が、実際のギャラリーを鑑賞し、感じたことをまとめました。
パンフレットの一節で納得することがあり、
ドラえもん実現に向けて活かしたいと感じました。
「障害」を知るのではなく「人間」を知る。
「ドラえもんがほしい」コミュニティ
コミュニティメンバー募集停止について
当コミュニティ運営を考える時間が圧倒的に足りておらず、
コミュニティを、ほとんど機能させることができませんでした。
そこで、本記事の投稿で
コミュニティの募集を停止させていただきます。
*コミュニティ内でお伝えしたように、
すでにご加入されている皆様においては、
ご縁とご恩を感じながら、コミュニティ自体は続けたいと思います。
ドラえもん実現に向けたこれから
手がかりが何もなかった2年前に比べたら、
ドラえもん実現には近づいていると思います。
一方で、ドラえもん誕生!の記事では、
5ヵ年計画として、プロジェクトを開始しました。
しかし、プロジェクトを続けるうちに、開始から2年が経った今、
ドラえもんをあと3年で作ると明言するには無理がありそうです。
もしかしたら、私が生きているうちに一台も作れないかもしれません。
でも、ドラえもんの設計図を残すなり、次世代を担う子どもたちにドラえもん実現を託すべく、自分ができることをやり続けるなど、できることをしていきたいと思います。
さいごに
はじめに、で述べたように、多くの応援をいただき、読者の皆様には大変感謝しています。
本業と異なる趣味の範疇でドラえもん開発を進めており、もっと早くドラえもんがほしい皆様には期待ばかりさせているかと思いますが、私がプロジェクトの遂行を諦めることのないように、着実にこのプロジェクトを進めます。
人間にとっての希望、ドラえもんがほしい皆様のご家庭へ、
ドラえもんが届きますように。
引き続き、応援よろしくお願いします。
サポートありがとうございます✨ドラえもんをつくっているだいきです!あなたの家にドラえもんを届けたい🐱いただいたサポートはドラえもん開発のため、書籍の購入資金とさせていただきます!まずは、ドラえもんの本質を考え抜きます。