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君にとって、友だちってどんな存在?

のび太とドラえもんの友情関係

ドラえもんの本質を押さえたドラえもんβづくりに挑戦しています。

そのために、
ドラえもんδの定義・開発 ⇄ ドラえもんの本質の思考 → ドラえもんβの開発
というアプローチで、ドラえもんを作ろうと思案中です。

前回の記事では、ドラえもんδがどんな存在かとりあえず定義しました。

ドラえもんδは、「対等な友情関係にあるパートナー」がいるという特徴があります。そして、そのパートナーには、とある小学5年生の男の子を想定する、としたのが前回記事です。

ところで、ドラえもんにとっての友情については、「ドラえもんにとって友情とは?」で考察していました。
当該記事のまとめでは、「友だち」に必要な要素として、
一緒にいて、何か思考し、かつ、笑顔と活力の身体反応が表出する存在』
というものがありました。

これについて、自分自身に当てはめて考え直したところ、
「何を考えるでもないときがあったり、常に笑顔でいるわけでもないし、場合によっては活力が奪われるようなことがあっても友だちといえる存在」
という場合もあることに気づきました。

また、本noteの読者の方から、友情を扱った小説『パーフェクトフレンド』を紹介していただき、これを読むことがありました。
このテーマについて、再度考える機会があったため、本記事で、もう一度
友だちとは?
を考えていきます。

パーフェクトフレンド

小説「パーフェクトフレンド, 野崎まど 著」において、友だちとは、
非論理的で反利害的で超経済的な人の理解を超えた存在
という文章がありました。

論理で表せなくて、損得関係なくて、コスパも関係ない存在、と言っていると思います。

一方で、非論理的ということは、そもそも友だちとは、言葉で言い表せられない、まさに「人の理解を超えた」存在なのでしょう。

とは言え、人それぞれ、この人は友だちとかそうじゃないとか、友だちともそうともいえないとか、曖昧であっても、その人は友だちか否かを判断する基準はその人の中にあると思います。

その基準をつかむための手がかりが得られたら、と思い、ドラえもんδのパートナーに想定している小5の彼にアンケートを実施しました。

その人は友だち?その人は?あの人は?とか、
友だちかそうじゃないか判断してる基準は?とか聞くことができれば、
答えはすぐ出るのかもしれませんが、
小5の友達関係が繊細な時期であったり、私と彼の関係性であったり、さまざまなことを考慮して、最終的に聞いた質問が。。。

友だちってどんな存在?

「〇〇にとって、友だちってどんな存在?」
です。

答えはこうでした。
大切な存在、なくてはならない存在

どちらも小5の彼なりに、友だちを正確に言い得た言葉なのだと思います。
大切、も、なくてはならない、も曖昧な言葉で、結果的に、ある人が友だちか否かを判断する基準の手がかりは掴めませんでした。
しかし、彼にとっての友だちは、「大切な存在」であること、「なくてはならない存在」であることというのは、定性的な事実です。

ドラえもんδが想定する友だち像

前回記事「ドラえもんδ(デルタ)を定義する」では、『対等な友情関係にあるパートナーにどんな人を想定するのかは、ドラえもんの振る舞いに影響しそう』だと考え、ドラえもんδのパートナー像も示しました。

今回、ドラえもんδのパートナーに想定した実在する小5の男の子に、実際にアンケートをお願いしました。
その結果、ドラえもんδが想定する友だち像になった彼は、
彼自身にとって、
大切な存在、なくてはならない存在
と考えていることがわかりました。

これらの「○○な存在」は、今後のドラえもん研究で大事に扱っていこうと思います。

さいごに

いつも記事をお読みいただき、ありがとうございます。
また、スキやコメントなどのリアクションもありがとうございます。
読者の皆様のリアクションがこの記事や私の行動を作っているという実感は、確信に変わりました。

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