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気づき帖2(160920~)

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日々の生活の気づきの備忘録その2。
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#ランニング

心臓で東京を体感する

心臓で東京を体感する

猛暑を乗り越え、またランニングのペースを取り戻しつつあるんだけど、走ると体力以外の大きな獲得物として、「土地勘」がある。東京なんて、住んだり通勤したりする人には大体、駅と駅の位置関係くらいはざっくり頭に入っているもんだと思うけど、「渋谷と表参道と赤坂と、どっちのほうが坂の上にある?」みたいな、体感でわかってるみたいな境地にいる人ってなかなかいないように思うのです。特に車で東京を動かない人はなおのこ

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朝のアップデート

朝のアップデート

月曜の朝から、会社でPC立ち上げるとがっつり目のシステムアップデートがはじまってやる気の出鼻をくじかれる現象の名前をだれかつけてください。と、いら立っては見たけれど、こういう日々の少しずつのアップデートが基礎効率を保ち、改善することにつながっているので、そういう物事の進展の仕方自体は嫌いじゃない。

自分の頭のOSも結局、こういう時間をとれるかどうかでパフォーマンスが全く変わることを、ようやく実感

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いまさらヘビメタを、聞いてみようと思えるか。

いまさらヘビメタを、聞いてみようと思えるか。

走るときには、だいたい何かを聴いている。いろいろ立て込んでいて脳がイーー!ってなってるときは聴かないけど。聴いているときは、前はAudibleでビジネス書を聞き流していただけど、別のことにアタマを使いながらカラダを動かすのは、なんだからカラダに失礼な気がしたので最近はやめて、音楽に戻ってきた。

Spotifyのデータを分析したら、人は平均して33歳で、それまで聞いたことのない新しい音楽への探求を

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どうせ生きるなら、小説性をもって。

どうせ生きるなら、小説性をもって。

村上春樹を読んだことがこれまで一冊もない。厳密にいえば、小説について、だけど。さすがにどうなんだと思って手に取ってみたものと、プレゼントされたものと、2冊だけ積まれてあるけど、特段避けるように嫌っているわけでもなく、どうも生活の中での優先順位があがらぬまま今に至っていて、「ノルウェイの森」の映画を見た、くらいしか接点がなかった。けど、エッセイは読む、というかどちらかというとこの人のエッセイは好きで

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記憶に「違和感」の取っ手をつけておく

記憶に「違和感」の取っ手をつけておく

ようやく気候もあったかくなりきって、カモガヤ花粉がうざったいことを除けば、絶好のランニング日和続く今日この頃。再び走る習慣をリブートしたわけなんですが、走るのって、暇なんですよね、誤解を恐れずにいうと。それがまた脳のクリーニングにつながるときもあるんだけど、皇居みたいに何度も走っていて、覚えきっちゃったコースを走るときもなくはないので、そういうときはBeatsのBluetoothイヤホンを指して、

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