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逃げ上手の若君 呼び方一覧
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※12巻106話現在
抜粋1 味方
各武将への吹雪の呼びかけ方が「殿」なのは部外者意識?
祢津殿は基本呼捨てなのだけど海野殿へだけ「殿」呼びなのは特別扱い?
抜粋2 敵
貞宗・市河と国司の呼び方呼ばれ方に差があるのが面白い。貞宗が守護だから国司も遠慮しているのかな?
貞宗は尊氏へは「様」なのは直属の主君扱いをしているということ?
【逃げ若】尊氏様の紋と神力について(ほぼ妄想)
尊氏様の紋と、神力の由来について考えてたんですが(妄想けっこうあり)
まず紋の要素(目花菱に法輪)が多いというね…
①目:ほしがりの鬼
②法輪:仏モチーフ
③花菱:高氏の家紋?婆娑羅兄弟=人間の象徴?
という聖・俗・邪ごちゃまぜの、器の大きい尊氏様らしい紋。
1つずつ要素を見ていきます。
①目:ほしがりの鬼
曽祖父家時さんの念を受けたしるしなのかな。
天下を狙う・他人を異様に惹
『逃げ上手の若君』仏教と一緒に考えるキャラクターの退場パターンについて
『逃げ上手の若君』(松井優征、集英社)4巻28話で弧次郎が「死に様じゃない 若の生き様見届けさせて貰うっス」と言ったように、『逃げ若』は人々が虚しく散っていく中世において明るくたくましく生きるキャラクターたちの生き様を魅力的に描いています。
……しかし、その散り様もまた美しい! そして、散り方を意図的に描き分けているように感じたので、主要キャラの退場の仕方について、仏教の考え方と一緒に見てい
【逃げ上手の若君】保科弥三郎•四宮左衛門太郎データベース! (第2回 聖地巡礼編)
週刊少年ジャンプで大人気連載中『逃げ上手の若君』に登場する保科弥三郎と四宮左衛門太郎。逃若党を頼もしく助けてくれる格好良いコンビです!
本記事ではそんな保科四宮が史実ではどんな人たちだったのか、また2人の聖地巡礼オススメスポットなどを紹介し、保科弥三郎・四宮左衛門太郎を様々な角度で楽しむお手伝いができたら嬉しいです!
第1回目(史実・基本編)はこちら
第2回目は聖地巡礼編です! 保科・四
『逃げ上手の若君』風間玄蕃の成長記録!②若様と玄蕃
こちらの続きです。単行本12巻未収録台詞を含みます。若様と玄蕃くんは出会えて良かったね😭という話
6巻47話で天狗に忍の技で負けた上に侮辱されて悔しい玄蕃くん。49話の近江関所越えで、吹雪くんに教えを請います。そこで提案されたのが「威力を高めて凄みを出す」(吹雪)つまり「殺傷力の高い武器を隠し持つことでハッタリを効かせる」(玄蕃)ことです。ここの吹雪くんの言葉を玄蕃くんが即座に自分なりに解釈
『逃げ上手の若君』風間玄蕃の成長記録!①武士の子玄蕃
※『逃げ上手の若君』(松井優征)12巻未収録情報を冒頭に含みます。
逃若党では若様の側近的存在である玄蕃くん。115話ラストの「坊の逃げがなお一層面白くなるぜ!」という彼のセリフが何故かとても心に残りました。
2巻で登場した当初はひねくれて自己中心的だった玄蕃くんが、若様をより輝かせることに意欲的になるなんて、成長したね……と感慨深くなったのですが、具体的にどんな道を通ってここまで辿り着い
【逃げ上手の若君】保科弥三郎•四宮左衛門太郎データベース!(史実・基本編)
※本記事の内容は『逃げ上手の若君』(松井優征)単行本1〜8巻の内容を含みます。
週刊少年ジャンプで大人気連載中『逃げ上手の若君』に登場する保科弥三郎と四宮左衛門太郎。逃若党を頼もしく助けてくれる格好良いコンビで好きになった人も多いかと思います。私もそうです! 保科四宮かっこいい!
本記事ではそんな保科四宮が史実ではどんな人たちだったのか、また2人の聖地巡礼オススメスポットなどを紹介し、
逃げ上手の若君 傍点セリフ集と考察
下記スプレッドシートで傍点セリフ集・ちょっと考察を見られます。随時修正・更新予定。
※2023.3.19 現在 5巻まで
4巻時点で傍点が多いのは頼重と吹雪。言葉に含みを持たせる謎多き・策士キャラが多くなる傾向。逆に保科四宮は4巻時点で傍点一切なし、裏表のない性格を表している?
時行様の特徴に傍点がついているセリフが多いので、特徴がやや複雑だと松井先生が考えている?
五大院の伯父上の鬼化ペ
「保科党」の呼称について
なぜ保科が何度も「保科党」と呼ばれていたのか分かってしまった。
というのも、作中で何度も名字に「党」をつけて呼ばれるのは「保科党」くらいだったので不思議に思っていたんですが。
6巻冒頭「両党合併」のためなんだ。保科と四宮はこれまで国司の圧政に遭ったり、絆を深めたりしてきたけど、それは一般信濃武士が乱世に経験した出来事の象徴なんだと思ってる。
で、絆を深めるパートの印象的な言葉が「両党合併
『逃げ上手の若君』94話 三浦時明•八郎兄弟について
※単行本10巻未収録情報です
今週94話で登場した三浦八郎の兄・三浦時明。忠義に厚い弟の三浦八郎とは対照的に裏切り上等な人物として描かれ、八郎にも「義に欠ける」と非難されていました。しかしこの時代の彼の立場を知り、そこまで非難されるべき所業でもなさそうという気がしてきました。となるとむしろ例外的なのは弟の八郎の方ではないか?あとなんでそういう性格になったの?というお話です。
まず、兄の時明
『逃げ上手の若君』90話までの、今川殿(及び直義様)について
※単行本既刊9巻未収録部分の話をしています。
今川殿の切なさと、直義様の冷徹な優しさについて。
今川殿の超騎馬が瑪瑙と一緒に編み出した戦法だとすると、それを自分の力だけで再現してしまうことで、その瞬間瑪瑙を感じることもできるけれど、逆に瑪瑙がいなくても合体技を繰り出せるためにこの世から瑪瑙の存在を忘れさせてしまうんじゃないの、と考えたら切なくなりました。
あの超騎馬を永久欠番として封印すれば
【逃げ上手の若君】保科弥三郎の戦い方•怒り方について
『逃げ上手の若君』に出てくる川中島の領主・保科弥三郎についてつらつらと考えたことを書きました。
・戦い方から見える領主としての責任感
・怒り方とデバフ具合
・保科領の男たちについて
の3本でお送りします。
【戦い方から見える領主としての責任感】
保科弥三郎の戦い方(4巻29話川中島蜂起)は、心技体揃ったまさに武士の鑑で最高に格好良いんです。ブレない軸で相手の打ち込みを捌き(体)、相手の隙をつい