【逃げ若】尊氏様の紋と神力について(ほぼ妄想)

 尊氏様の紋と、神力の由来について考えてたんですが(妄想けっこうあり)

 まず紋の要素(目花菱に法輪)が多いというね…
①目:ほしがりの鬼
②法輪:仏モチーフ
③花菱:高氏の家紋?婆娑羅兄弟=人間の象徴?

 という聖・俗・邪ごちゃまぜの、器の大きい尊氏様らしい紋。

 1つずつ要素を見ていきます。

①目:ほしがりの鬼
 曽祖父家時さんの念を受けたしるしなのかな。
 天下を狙う・他人を異様に惹きつける彼はほしがりの鬼の影響が大きいのかも。

②法輪:仏モチーフ
 地蔵の絵、骨の菩薩?など、その身の中に仏を喰ってしまっている図が度々出ているけれど、もしや喰っているのではなく、尊氏様の一番核のところに最初からいてほしがりの鬼の侵食を防いでるのかもしれない。
 どこ由来かと言うと、完全妄想だけれども例えば母君とか…が、家時さんの恐ろしい予言を耳にして、「生まれてくる子が世に争乱ではなく平穏をもたらす子になりますように」と仏に祈り続けた…とか…(100%妄想)。
 優しく気前が良い彼は仏の影響が大きいのかも。

③ 花菱:高氏の家紋?婆娑羅兄弟=人間の象徴?
 花菱が高氏の家紋と知った時最初は「高師直黒幕説?!」と思ったけど、そもそも予言は三代前に端を発するしなあと思い直し。そういえば尊氏様の周りには高兄弟や道誉など婆娑羅がたくさん侍っていて、もしやルネサンスが如く自由に振る舞う彼らを近くに置くことで、鬼と仏の戦いに対して人間性を保てたんじゃないかと(100%妄想)。
 子供の如き無邪気さ•残酷さは婆娑羅の影響を受けているのかも。

 という風に、鬼・仏・人の要素が三つ巴となり相争う内面を持ちつつも、泰然としていられる巨大な器を有した(それは各要素が拮抗したからより強められたのかも)から、だから足利尊氏には膨大な神力が寄り付くようになり、頼重様の危惧する人々への神力配分が減る、という事態に陥ったんじゃないかな。

 つまり神力は、ほしがりの鬼でもなく仏でもなく、尊氏様本人の泰然に引き寄せられているということ。格が!!!高い!!!
 足利尊氏その人は善でも悪でもなく、ただただあまりにも巨大であるがゆえに災害が起こってしまう、ゴジラか貴方は?
 ということを考えるにつけどんどん尊氏様に惹かれてしまう…フラァ…

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