マガジンのカバー画像

介護・福祉

91
介護・福祉について、書きたいことを書いていきます。 介護ブログ(https://www.kaigo-naka3.com/)と内容が被る可能性もあります。
運営しているクリエイター

2024年3月の記事一覧

高齢者グループホームで「処方箋なしイベルメクチン投与」が発覚。その背景にある『コト』〉『ヒト』の心理を読み解く。

高齢者グループホームで「処方箋なしイベルメクチン投与」が発覚。その背景にある『コト』〉『ヒト』の心理を読み解く。

介護・福祉の根幹を揺るがしかねない、ゾッとする話を見たので、深く考えていきたいと思います😨

【記事の概要】

・鹿児島県議会の小園成美議員(自民・指宿市区)が指宿市で運営する高齢者福祉施設が、医師の処方箋なしで抗寄生虫薬「イベルメクチン」を利用者へ投与していたことがわかった。

・イベルメクチンは国内では医師の処方が必要な薬のため、「法令違反であったことは明らか」として、おわび文書を施設のホー

もっとみる
介護報酬改訂による「生産性向上加算」がスマート介護士の有用性を高める

介護報酬改訂による「生産性向上加算」がスマート介護士の有用性を高める

今回はこの記事を見ていきます。

【記事の概要】

・厚生労働省は新年度の介護報酬改定で、介護現場のテクノロジーの導入を後押しする「生産性向上推進体制加算」を新設。

・新たな「生産性向上推進体制加算」は介護職の業務負担の軽減、職場環境の改善に向けた施策の一環。

・実際にテクノロジーを導入し、それを適切に運用しようと努める事業所・施設を評価するインセンティブとなる。

・テクノロジーの導入や委員

もっとみる
【2024年度版】人生の羅針盤 〜全ては『ヒト』でつながる〜

【2024年度版】人生の羅針盤 〜全ては『ヒト』でつながる〜

【noteでの活動】

noteでは主に介護・福祉関連の投稿していますが、他にもレイキや占い、キャンドル、健康の投稿もしております😊

【BASEでの活動】

これらの活動はBASEでも行っており、それぞれ好評をいただいています✨

【Amebaブログでの活動】

また、日常で感じたことはAmebaブログでも書いており、こちらはよりライトな内容となっています✨

【stand.fm YouTub

もっとみる
要介護認定にAIを活用。介護×テクノロジーの波が止まらないなら、何をしますか?

要介護認定にAIを活用。介護×テクノロジーの波が止まらないなら、何をしますか?

今回はこのニュースを見ていきます。

【記事の概要】

・政府の「規制改革推進会議」が14日に開催したワーキング・グループで、介護保険の要介護認定にかかる期間が長期化している問題を取り上げた。

・河野太郎担当相は挨拶で、

「適切な介護サービスをすぐに利用できないことは申請者や家族にとって大きな問題。自治体やケアマネジャーら関係者の負担も非常に大きい」

と指摘。加えて

「AIやデジタル技術の

もっとみる
震災から13年。2024年の能登半島地震現地報告から「備える」覚悟を改める。

震災から13年。2024年の能登半島地震現地報告から「備える」覚悟を改める。

東日本大地震から13年。

元旦には能登半島地震もあり、改めて震災を振り返る時期かと思い、先日豊田市福祉センターで行われた「能登半島地震現地報告会」に参加しました。

今回はここでの学びを共有し、これからどう備えるかの話をしていきます📕

【講演会の概要】[地震について]

・地震にはプレートが沈んで跳ねる「海溝型」と、プレートが割れて隆起する「断層型」があり、能登半島地震は断層型だった。

もっとみる
介護報酬減額だけが問題ではない⁈ 介護士の現在地と世代が分断された弊害

介護報酬減額だけが問題ではない⁈ 介護士の現在地と世代が分断された弊害

今回はこの記事を見ていきます。

【記事の概要】

・6月からの改訂で、特別養護老人ホームや老健の介護報酬が増額されるにもかかわらず、在宅介護に欠かせない訪問介護の介護報酬が減額となった。

・「その背景には、7.8%という高い収益率があったからです。

しかし、そこには同じ建物に多くの利用者がいて、移動時間などなく効率的に生活援助できるサ高住(サービス付き高齢者向け住宅)が訪問介護に含まれている

もっとみる
【ケアの専門性】科学的介護をはじめとした「他分野の専門性の総合」が『介護』を成り立たせる

【ケアの専門性】科学的介護をはじめとした「他分野の専門性の総合」が『介護』を成り立たせる

今回はこの記事を見ていきます。

【記事の概要】

・通所介護向け科学的介護ソフト「Rehab Cloud(リハブクラウド)」を2018年から展開するRehab for JAPAN(東京都千代田区)の大久保亮社長は、業務効率化と科学的介護の両立こそが介護業界の課題解決の鍵であると明言。

・高齢者数は40年にピークを迎えるが、介護人材の流出は歯止めがかからない状況。

・厚生労働省の雇用動向調査に

もっとみる