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私の恋の話

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とにかく、巡礼しています。 (自分だけの巡礼のため有料にしてます)
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記事一覧

ありがとう。それだけ言えばよかったのに。①

ありがとう。それだけ言えばよかったのに。①

『会う気分じゃない。
また、いつかどこかで。』 

そう言われ、

『わかった。今までありがとう』

そう、言って永遠の別れだと悟って受け止められる女性ってどれくらいいるんだろう。 

彼は、私のどんなめちゃくちゃな部分も受け止めてくれる人だった。
どんなに酔っ払って迷惑をかけても拒否をする事は一度もなかった。
だから、
『会う気分じゃない。またいつかどこかで』
それが、あの時の私には、永遠の別れ

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毛玉取りの距離②

毛玉取りの距離②

彼と2人で飲んだあの日から
私達はbarで会っても今までと変わらない、ただの飲み仲間として過ごした。
本当に、あの夜の事がなかった事のように。

友達は、相変わらず彼のことを気にしていた。
ただ、私は、彼女の話から逃げていた。
やはり、後ろめたさが隠せなかった。
あの帰り際の一瞬の出来事がなければ、飲みに行った事は話せたのに。
私はもう終電で帰ったことになったから、飲みにも行っていないという事が事

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好きになってはいけない人に③

好きになってはいけない人に③

最初に飲みに行った時は、あれだけの罪悪感があったのに、彼の家に泊まったあの日は、全く何も感じていなかった。
それより、もしかして。。。まさかね。
年末に見てもらった手相占いを思い出し、わたしの心は浮ついていた。

いつも長蛇の列を作っている手相占いの小屋に誰も並んでいなくて、軽い気持ちで見てもらった年末、
“来年、大事な縁があるよ。その人ともう出会ってるか間もなく縁があるか。”
そう言われたのだ。

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白姫を見た寒夜。④

白姫を見た寒夜。④

私は当時、かなり参っていた。
仕事ばかりを懸命にやった10年。
自分で始めた店だから、泣き言なんて言ってられなかった。
目の前には仕事しか立ちはだかっていなかった毎日。
それが、お店を手放さないといけなくなって、その途端、目の目に立ちはだかったのは、仕事ではなく私自身の心になった。
あれだけ楽観的でポジティブとなんとかなるの神様とだけが仲良しだった私は、ある出来事で心が折れる音を聞いた途端、神様が

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宿泊代、、その感じが君らしい⑤

宿泊代、、その感じが君らしい⑤

『俺、ちょっと風邪気味なんよ』
『そーなん?大丈夫?』
『大丈夫やけど、うつしたらゴメンな』
『大丈夫。私、風邪うつらないから』
そんな会話をしながら、彼の家についた。
彼の家はこんな入り口で、こんなエレベーターでこんなドアだったんだ。

お邪魔しまーす。

先週来た時は、何度もこの家に来たことがあるかのようにリラックスしていたのに、今日は、初めて来たようなそんな感覚。
部屋の中にあるトレーニング

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