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講演資料集

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各地でお招きいただいた際の講演に関する資料、音声データなどを公開いたします。少しでも何かのお役に立つことができれば幸いです。
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#クリスチャン

■日 時:2016年11月5日(土)11:00~17:30
■場 所:ウインクあいち 1001会議室
■登壇者:イラストレーター ましう × ゲームデザイナー 中村誠 × 僧侶、「御朱印あつめ」「檀家-DANKA-」発案者 向井真人
■主 催 いのフェス2016実行委員会(有志)
■協 賛 キリスト新聞社、あいちゴスペルネット、ようがくじ「不二の会」
■いのフェス公式サイト http://www.

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仁義なきキリスト教雑誌の世界(『福音と世界』創刊70年に寄せて)

仁義なきキリスト教雑誌の世界(『福音と世界』創刊70年に寄せて)

(『福音と世界』2022年6月号への寄稿)

 錚々たる面々に肩を並べて創刊七〇年に寄稿できるような立場でないことは重々承知の上で、日ごろお世話になっているご近所のよしみもあり、依頼を断り切れずに筆を執っている。業界歴もたかだか十数年の若輩者が、七〇年にも及ぶ長い歴史について語る言葉は持ち合わせていないが、新聞だけでいえば七〇年以上の伝統を背負ってしまった同業の身ではあるので、現在地から見える景色

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※試聴版です。オリジナル版(15:55)は購入後に視聴できます。

メッセージ「ガチャの中にある愛~神様の伏線回収」

フィリピの信徒への手紙 4章6~7節
「何事も思い煩ってはなりません。どんな場合にも、感謝を込めて祈りと願いを献げ、求めているものを神に打ち明けなさい。そうすれば、あらゆる人知を超えた神の平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスにあって守るでしょう」

変われない体質の中で何をどう変えていくのか

変われない体質の中で何をどう変えていくのか

昨年10月、日本YMCAスタッフ対象の研修で「コロナ後の社会とキリスト教」をテーマに講義。全国9つの #YMCA から12人が受講し、コロナ禍を経て組織・社会がどう変わっていくべきか、教会の事例をもとに、#築地本願寺 や #学校ゆるくていいじゃん の事例にも触れながら共通の課題を一緒に考えました。

意欲的な受講生との活発なやり取りを通して、改めて取り組むべき働きの大きさと意義を再確認させられまし

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そろそろ考えドキ?モヤる“教会文化”全5回シリーズ(4)「青年会」「婦人会」

そろそろ考えドキ?モヤる“教会文化”全5回シリーズ(4)「青年会」「婦人会」

▼日本FEBC 公式サイト

Vol.4 「青年会」「婦人会」

 「特別に伝道される」礼拝に出席し、最初の関所「受付」をクリア、礼拝終了後の「新来会者の紹介」も耐え抜いた。そんな鋼メンタルの持ち主なら、これから待ち受ける教会生活の試練も恐れるに足りないかもしれない。しばらく教会通いが続くうちに、「そろそろ洗礼を…」とのお誘いがあり、晴れて教会の一員となったあかつきには、何らかのグループ(会)への

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そろそろ考えドキ?モヤる“教会文化”全5回シリーズ(1)特別伝道礼拝

そろそろ考えドキ?モヤる“教会文化”全5回シリーズ(1)特別伝道礼拝

 2019年10月、キリスト教放送局 日本FEBC制作の新番組「FEBC Sprout!」の初回ゲストとして招かれて話した5回シリーズ(各15分)。日本の教会に根強く残る因習の中で、特にモヤるもの5つを厳選してツッコミを入れた。時代も社会も変わりゆく中で、そろそろ見直す「考えドキ」ではないだろうか!?

▼日本FEBC 公式サイト

モヤる“教会文化”とは?

 新番組の記念すべき1人目のゲスト

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まずは知られる工夫と覚悟から

まずは知られる工夫と覚悟から

 私たちは現代日本においてメディアや宣教を語る上で、教会やキリスト教は「そもそも知られていない」という大前提から始めなければならない。すでにこの世界にどっぷり浸かってしまった「ガチ勢」(熱心な古参信徒)にとってはおなじみかもしれないあの新聞もあのサイトも、あの教会も、おそらく一般の非信徒(ノンクリスチャン)にはまったくと言っていいほど知られていない。

 試しに自らのメディアや教会、個人名で「エゴ

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新世代エヴァンジェリストの憂鬱(5)僕たちの前途

新世代エヴァンジェリストの憂鬱(5)僕たちの前途

『若者とキリスト教』(2014年、キリスト新聞社)より抜粋。

軽やかな「越境」と緩やかな「連帯」 以上の問題意識を前提に、今後のキリスト教について若干の希望的観測と提言をしたいと思います。キーワードは、「越境」と「連帯」です。しかしそれは、何らかの強制力や義務感を伴うようなものではなく、境界の「あちら側」と「こちら側」を気軽に往来できる軽やかさと、ある程度の自由度を許容し合える緩やかさが保持され

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新世代エヴァンジェリストの憂鬱(4)教会よ、応答せよ

新世代エヴァンジェリストの憂鬱(4)教会よ、応答せよ

『若者とキリスト教』(2014年、キリスト新聞社)より抜粋。

対極としてのキリスト教「ブーム」 ここまで、業界内の比較的暗い「憂鬱」な話を続けてきました。気分を害された方、先に謝っておきます。ごめんなさい。この後は、少し違った角度からお話をいたします。

 目を外に転じてみると、すでに(1)で触れたように、世間では対極的とも言えるような動きが起こっています。改めて、この間の動きを概観してみましょ

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新世代エヴァンジェリストの憂鬱(3)教会/業界の憂鬱

新世代エヴァンジェリストの憂鬱(3)教会/業界の憂鬱

『若者とキリスト教』(2014年、キリスト新聞社)より抜粋。

発信力の欠如 牧師個人が抱える「憂鬱」を見てきましたが、次により根本的なキリスト教「業界」全体の抱える課題を考えてみたいと思います。キリスト教の全教派・団体に共通する課題として、発信力に乏しさをまず挙げたいと思います。「見えざる奉仕」を美徳として自己主張を控えるあまり、あまりに奥ゆかしすぎる。むしろ、「善いことをやっていれば、いずれ伝

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新世代エヴァンジェリストの憂鬱(2)牧師たちの憂鬱

新世代エヴァンジェリストの憂鬱(2)牧師たちの憂鬱

『若者とキリスト教』(2014年、キリスト新聞社)より抜粋。

「紛争」だけが理由でしょうか? 今度は具体的に、牧師、教会、キリスト教関連業界が抱える「憂鬱」に焦点を当てたいと思います。『Ministry』第11(2011年秋)号の特集「ボクシたちのリアルⅡ」で現役牧師約300人を対象に行ったアンケートによれば、「牧師の仕事に困難を覚えるとき」として、最も高い比率(45%)を占めたのは「教勢(教会

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新世代エヴァンジェリストの憂鬱(1)「新世代」論の陥穽

新世代エヴァンジェリストの憂鬱(1)「新世代」論の陥穽

『若者とキリスト教』(2014年、キリスト新聞社)より抜粋。

日本の若者がこんなに幸福なわけがない? 「近ごろの若いもんは……」に代表される「若者語り」は、世界各地で発見されたという歴史資料の例を挙げるまでもなく、いつの世も何度となく繰り返されてきました。特に昨今の日本では、「若者の○○離れ」が事あるごとに取り上げられています。その典型的な例が「活字離れ」。しかし本当に、若者は活字を読まなくなっ

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2018年11月に行われた2018年度キリスト教強調週間での講演「天國無双」の音声。

聖書に登場する「無双」すぎる「天國」とはどんな場所なのか。女学院に入学して初めてキリスト教に出会った学生たちの、教会に対するイメージなどを突撃インタビューしながら、楽しく聖書に親しむ講演。

後半はこちらから↓↓
https://note.com/macchan1109/n/n3f0ebf9bd8bc?maga

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2018年9月29日に行われた日本基督教団中部教区愛知西地区主催の講演会。

教会の中で感じる違和感、それって差別じゃないの?と思っても、それらは無自覚に善意に包まれていて、どうすれば良いのか悶々とする日々。たとえそれが些細なことと思えても、「そんなもんだ」「しょうがない」と見ないふりをしてみても積もり積もれば傷は深くなるもの。そんな息苦しさを感じているのはあなただけではありません。

後半はこち

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