松谷信司@キリスト新聞

TV局勤務の後、教員を経て転職。「バイブルハンター」「ピューリたん」を企画。宗教と中二…

松谷信司@キリスト新聞

TV局勤務の後、教員を経て転職。「バイブルハンター」「ピューリたん」を企画。宗教と中二病をこじらせたプロテスタント2世。著書に『キリスト教のリアル』(ポプラ社)、『宗教改革2.0へ』(ころから)。「いのり☆フェスティバル」公式サイト https://inofes.com/

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「キリ新」電子版 2024年7月1日付(メルマガ 第215号)

 欝々とした天候が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。今号で2017年に紙面を全面リニューアルしてから丸7年となりました。横組みの紙面にはだいぶ慣れてきた読者も多いかと思いますが、変らず紙媒体は苦境を強いられ続けています。今回も最後までお付き合いください。 *電子版の紙面PDFは本記事のご購入者のみ本文末からダウンロードできます。 *noteから「キリスト新聞」電子版を1部ずつ購入できるようになりました。ご利用ください。 ■ 最新号の紙面から ▼クリスチャントゥデイ裁

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    • 「キリ新」電子版 2024年6月21日付(メルマガ 第214号)

       都知事選の告知と同時に目を覆うばかりの掲示板"占拠"運動が展開されています。SNSでのバイトテロ、迷惑系YouTuberによる炎上ねらいの手法、「つばさの党」による選挙妨害などとも同一線上にある暴挙。「表現の自由」を盾にした露悪的な扇動を繰り広げる候補者たちの悪ふざけは目に余ります。「泡沫候補」が出馬する余地はあって然るべきと思いますが、個人の良識だけに依存したシステムは限界が来ているのかもしれません。今回も最後までお付き合いください。 *電子版の紙面PDFは本記事のご購

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      • いい加減、自己満と内輪受けを打破しませんか?~改めて言っておきたい五つのこと

        何度も何度も繰り返し見てきた光景が、また眼前で繰り返されようとしている。もううんざりである。 これがかれこれ7年前。キリスト教ギョーカイの内向きっぷりには慣れきっているので、もはや何も驚かない。齢50に近づき、巷ではすでに「ソフト老害」の域に片足突っ込んでいるとの自覚はありつつ、いまだ「若手」と言われてしまう界隈の超高齢化を嘆く一方、後進のためにどうしても言わなければならないことがある。これまでの繰り返しになるかもしれないが、改めて以下5点に絞って提言しておきたい。 1 

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        • 公立小学校の「トンデモ」見聞録(番外編)

          (2012年5月25日「松ちゃんの教室」ブログ記事再掲) 最後の「番外編」は、公立小学校に限らずより普遍的な問題について。 年度はじめの全校保護者会で、校長から「学校経営書」なるものが配られた。何のことはない、今年度の教育方針について書かれた資料である。公的機関も企業並みのアカウンタビリティが求められる時代とはいえ、学校も大変だ。 ありがちな文言ではあるが、やはり前半の2つは引っかかる。具体的には「心と体の健康づくりに努め~」とか、「豊かな感性を磨き~」といった解説もあ

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        記事

          公立小学校の「トンデモ」見聞録(5)

          (2012年5月24日「松ちゃんの教室」ブログ記事再掲) 前回記した通り、長男クラス(1年)の担任の先生は、「ここは保育園とは違う」という趣旨の発言を事あるごとにする。 確かに、保育園でのびのびと育った子どもたちが、チャイムで区切られた時間割にしたがい、分刻みで行動するのは難しいだろう。 しかし、子どもたちにとっては唯一無二の「ぼくたちの保育園」であることに変わりはない。大切な思い出の残る場所が、「お子ちゃまの遊び場」とでも言わんばかりの扱いをされ、卒園児たちはどんな心

          公立小学校の「トンデモ」見聞録(5)

          公立小学校の「トンデモ」見聞録(4)

          (2012年5月17日「松ちゃんの教室」ブログ記事再掲) 昨年、拙ブログの記事「無言で集中力向上!?」で地元福島にもあった「トンデモ」校則を紹介したことがあった。 しかし最近、実はまったく他人事ではないことが判明した。 なんと、長男のクラスでは全員黒板側(前方)を向いて黙々と給食を食べているらしい。しかも、しゃべった子は前に出されてみんなの方を向いて食べさせられるらしい。 いずれも小1男子の拙い報告によるものだから、実のところは定かではない。が、複数の証言から察するに

          公立小学校の「トンデモ」見聞録(4)

          公立小学校の「トンデモ」見聞録(3)

          (2012年5月16日「松ちゃんの教室」ブログ記事再掲) 念のため断わっておくが、僕は公立校が大好きである。 自分が公立出身ということもあるが、何より生まれも育ちも性別も、あるいは国籍も異なる子どもたちが、同じ教室で学ぶことにこそ、学校教育の最大の意義があると考えるからである。公立の現場で日々奮闘する先生方にも敬意を表したい。 その上で、そんな愛すべき公立校が様変わりしていく現状に、深い憂慮を覚えるものである。 さてお次は、入学早々、文科相じきじきに全児童へ一斉配布し

          公立小学校の「トンデモ」見聞録(3)

          公立小学校の「トンデモ」見聞録(2)

          (2012年5月15日「松ちゃんの教室」ブログ記事再掲) 入学式当日にもらってきた教科書の話。 かつてK牧師のブログ記事を読んで危機感を抱いた記憶があるが、やはり我が身に起こると切実感が増す。 まずは、教科書一式が入っていた封筒の表面がこちら 奥に「日の丸」が掲げられた構図といい、子どもの服装といい、髪型といい、「昭和か!」とツッコミたくなるデザイン。担当者のレトロ趣味? その裏面がこちら 正確さを期すため、全文を引用する。 そしてこちらが中身 国語から算数、図

          公立小学校の「トンデモ」見聞録(2)

          公立小学校の「トンデモ」見聞録(1)

          (2012年5月15日「松ちゃんの教室」ブログ記事再掲) 久々の長期出張先からまとめて更新… まずは、この4月に入学した長男ザウルスを通して、久々に向き合うことになった公立小学校のちょっと笑える、でも実はあんまり笑えない現状について。 4月26日付「朝日新聞」の論壇時評で、作家の高橋源一郎氏がこんなことを書いていた。 親の立場で初めて出た入学式の感想は、まったく同じだった。 自分もずっと公立で育ったし、大学も国立だったからある程度覚悟はしていたが、やはり保育園とのあ

          公立小学校の「トンデモ」見聞録(1)

          「キリ新」電子版 2024年6月11日付(メルマガ 第213号)

           2009年、「次世代の教会をゲンキにする応援マガジン」と銘打って季刊「Ministry」を創刊して15年。2022年の休刊から2年の休眠期間を経て、このたび「別冊」として臨時復刊することとなりました。今回、「教会が教会であるために声にならない声に訊け」という特集テーマを掲げ、単発での発行となりましたが、反響次第では改めて定期刊行を目指したいと思います。詳細は次号のメールマガジンでお知らせ予定ですが、他媒体では読めないラインナップの自信作です。どうぞご期待ください。今回も最後

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          「キリ新」電子版 2024年6月11日付(メルマガ 第213号)

          「聖」か「俗」かの二元論を超えて

          (2017年6月5日 Facebookへの投稿記事より) 代表取締役になった立場でこんなこと言うのも何だが、ウチの会社とかウチの教会とか、所属教派とか出身校とか、果ては自分の育ったクニとか、あらゆる組織、団体、枠組みに対する執着がほとんどない。時折、「かくあるべし」の呪縛から逃れられないガチ勢の不自由さに接して悲しくなることがままある。 それらの組織、団体に愛着を持つことまで否定はしないが、他を否定してまでも自らが属する枠組みの優位性を誇示し、「ここでなければ」「ここしか

          「聖」か「俗」かの二元論を超えて

          「キリ新」電子版 2024年6月1日付(メルマガ 第212号)

           みなさんの教会に対外的な掲示板はありますか? そこにはどんな情報を掲示していますか? プロテスタント教会の多くは、長らく筆字で説教題を掲げるというのが通例だったと思いますが、そもそもクリスチャン以外には読めない漢字が羅列されていて、誰に何を伝えたいのかが不明という事例も多々。そんな中、掲示板のデジタルサイネージ化に関する新サービスが注目を浴びています。詳しくは弊社提携先の株式会社グレープヴァイン(https://www.facebook.com/share/p/qaXWi1

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          「キリ新」電子版 2024年6月1日付(メルマガ 第212号)

          「キリ新」電子版 2024年5月21日付(メルマガ 第211号)

           一昨日のペンテコステ(聖霊降臨日)はどのように過ごされましたでしょうか。クリスマス、イースターに比べるとどうしても地味な印象のある教会行事ですが、試しに「#ペンテコステ認知度向上委員会」(https://bit.ly/4bp5LzQ)のハッシュタグで関連ポストを集めてみました。各地の教会で「赤いものを身につける」「鳩サブレ―を配る」などの工夫がされているようです。まずは世間にも認知してもらうところから…。今回も最後までお付き合いください。 *電子版の紙面PDFは本記事のご

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          「キリ新」電子版 2024年5月21日付(メルマガ 第211号)

          「キリ新」電子版 2024年5月11日付(メルマガ 第210号)

           本紙4月11日付に掲載された「特別寄稿」の波紋が広がっています。文中で学校名の特定は避けられていましたが、当該校の関係者から「反論文」を載せたいとの要望があり、連絡を待っていたものの最終的には撤回。同時に寄稿を掲載した本紙への「抗議」の意思も伝えられました。本号では徹底した取材を求める旨の投書が掲載。さらに次号には、辞職に追い込まれた執筆者に教わっていたという現役の大学生による投書も掲載されます。本紙は引き続き、業界の普遍的課題として取り上げていきたいと願っております。今回

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          「キリ新」電子版 2024年5月11日付(メルマガ 第210号)

          「キリ新」電子版 2024年5月1日付(メルマガ 第209号)

           28日に投開票が行われた三つの衆議院補欠選挙で、いずれも立憲民主党の候補者が当選。裏金問題発覚後初の国政選挙で、自民党が3選挙区すべての議席を失いました。とりわけ保守分裂で候補者9人が乱立した東京15区は、選挙妨害が疑われる騒ぎもあり注目を浴びていましたが、岸田政権に厳しい審判が下される結果となりました。今回も最後までお付き合いください。 *電子版の紙面PDFは本記事のご購入者のみ本文末からダウンロードできます。 *noteから「キリスト新聞」電子版を1部ずつ購入できるよ

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          「キリ新」電子版 2024年5月1日付(メルマガ 第209号)

          「キリ新」電子版 2024年4月21日付(メルマガ 第208号)

           2022年発行の50号で休刊した雑誌『Ministry』の臨時増刊号を、6月に発行することが決まりました。特集タイトルは「教会が教会であるために声にならない声に訊け」。現在、鋭意編集作業中。判型も表紙もロゴも一新して不定期での復刊を目指します。今回も最後までお付き合いください。 *電子版の紙面PDFは本記事のご購入者のみ本文末からダウンロードできます。 *noteから「キリスト新聞」電子版を1部ずつ購入できるようになりました。ご利用ください。 ■ 最新号の紙面から ▼

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          「キリ新」電子版 2024年4月21日付(メルマガ 第208号)