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講演以外に執筆した記事・主張・コメントなどをまとめました。
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記事一覧

「虎に翼」で省みる 書評誌『本のひろば』2024年9月号「編集室から」

 NHK朝ドラ「虎に翼」から目が離せない。日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子を…

いい加減、自己満と内輪受けを打破しませんか?~改めて言っておきたい五つのこと

何度も何度も繰り返し見てきた光景が、また眼前で繰り返されようとしている。もううんざりであ…

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「聖」か「俗」かの二元論を超えて

(2017年6月5日 Facebookへの投稿記事より) 代表取締役になった立場でこんなこと言うのも何…

リニューアルへの期待 書評誌『本のひろば』2024年4月号「編集室から」

 本誌『本のひろば』がリニューアルして3カ月。そろそろ新しい表紙にも慣れていただけた頃だ…

「無言化社会」の恩恵にあずかる

最近、徒歩圏内のファミマに設置されていたメルカリポストが全店舗でサービスを終了することに…

教会と共産党との類似性

(2010年10月6日「松ちゃんの教室」ブログ記事再掲) 「Ministry」をご愛読いただいているか…

茶の間のテレビと私の「2世問題」

「昨日の○○(バラエティ番組)見た?」 それは、受験を間近に控えた高3長男の何気ないひと言から始まった。我が家では全録レコーダー搭載のテレビを導入して以来、それぞれが好きな番組を(同じ番組を見たいと思っている家族と)一緒に見る習慣が定着しつつある。 長男が言うには、学校ではもはや「昨日の○○見た?」がほとんど通じないのだという。彼がまだ小学生だった10年ほど前は、『レッドカーペット』があり『エンタの神様』があり、さらにさかのぼれば『オンバト(爆笑オンエアバトル)』があり、

【こころ】発信模索するキリスト教界 ネットやイベント駆使 「いのフェス」メディア…

(2012年10月29日付「山陽新聞」掲載の記事より)  キリスト教を取り上げた新書や雑誌が話題…

緊急配信「新年早々、カルトとヘイトのオンパレード」

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※試聴版です。オリジナル版(21:51)は購入後に視聴できます。

2023年、年明け早々に発覚した2件の出来事をめぐって緊急に解説コメントをTwitterのスペース…

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宗教は社会の役になんか立たない

(2012年5月26日「松ちゃんの教室」ブログ記事再掲)  去年のクリスマスプレゼントに、こん…

変われない体質の中で何をどう変えていくのか

昨年10月、日本YMCAスタッフ対象の研修で「コロナ後の社会とキリスト教」をテーマに講義。全国…

いま一度、宗教者の姿勢を問う~戦争絶滅受合法案

(2012年1月18日「松ちゃんの教室」ブログ記事再掲)  かねてから殉教者の顕彰に対して異を…

結論ありきの授業ほどつまらないものはない~TRPGから学ぶ教師の作法

「学習指導案」「授業案」は要らない 日本の公教育において無駄だと思わされたものは無数にあ…

空虚なスローガンの羅列が言葉への信頼を失墜させる

(2020年7月11日 Facebook投稿より) 休校期間が明けて、久々に子どもの通う小学校を訪問して気になったのが、「生活目標」「保健目標」など5種類もの「目標」がそれぞれ月替りで掲示されていた光景。学校ってどうして何でもかんでも「目標」を立てたがるんでしょうね。 いずれも中身などないし、達成したかどうかの振り返りも前提としないただのスローガンであることは教師も児童も折り込み済みです。そのほとんどが「あいさつ」とか「なかよく」とか「元気に」など、極めて曖昧で抽象的で非