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病院経営

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#地域医療

難病指定医

難病指定医

私は院長になってから難病指定医を取得しました。
地域の中核病院なので難病患者も少なからず存在します。
特に脳神経内科はパーキンソン病をはじめ、難病が非常が多いです。
脳神経内科疾患は地域に割と隠れているので、誰かしら書ける医師がいた方がよいです。

難病指定医はこれまで専門医がないと取得できないと思っていましたが、知事が指定する研修を受ければ取得できます。
私の場合はオンラインで取得することができ

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★地域医療構想
2025年(団塊の世代が75歳以上になる)の病床の数や役割を考えるものです。病床の機能を高度急性期、急性期、回復期、慢性期に分けて考え、今後全国的には回復期病床が不足するといわれています。

★入院栄養食事指導料
入院中にとれる指導料の1つです。特別食を食べている患者は入院中2回栄養食事指導料を取ることができます。院長回診で確認している項目の1つです。

★院長の心得2
某勉強会で何か新しい試みをしたければ、リーダー/院長自身が汗を流す必要があると学びました。防空壕の中に隠れて命令するようなリーダーは誰もついてこないと。気が引き締まりますね。

★僻地に民間病院はあるか?
某勉強会で改めて認識しましたが、僻地に民間病院はありません。人口が少なく、採算がとれないからです。僻地は不採算医療であり、公立病院が繰入金をもらっていながら担っています。民間病院はこのゲタをはいてない上に赤字だと潰れてしまうので存在しません。

★地域医療の醍醐味!?
学生時代に知られてない僻地医療の醍醐味として"嫌でも病院の運営に関われる"ということがあげられる。もっとアピールしてもいいかもしれない。経営に興味のある学生にはいいぞw

★病院の宣伝方法1
市民公開講座を行うことで、地域住民に病院を知ってもらい、親しんでもらうことができる。

医師同士のコミュニケーションアプリ「Join」について

医師同士のコミュニケーションアプリ「Join」について

私の病院は常勤医が数名しかおらず、地域の中核病院でもあるので近隣の診療所にも医師を派遣しています。そのため日中でも院内で医師が1人になることもあります。そんなときに大活躍してくれるのがこの「Join」というアプリです。機能としてLINEのグループラインと似ており、複数人で患者の相談を行うことができます。プライバシーはLineよりも強化されているのが強みです。写真、メッセージのみならず、CTやMRI

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★タスクシェア
昨今、タスクシェアの重要性が強調されています。院内で取り組んでいることを紹介します。”いつ自分が死んでも、職場が回るように”を意識しています笑
①行政に提出する書類内容の共有
②drop boxを用いたファイル共有
③院内の中心メンバーでのLineグループ作り