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日常のつぶやき

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毎日更新を目指すべく、とりあえず日々のことをつぶやいて書きます。玉石混淆あしからず…
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#幼児教育

「後伸びする子」の「後伸びなう」を、日々、目の当たりにしている。

「後伸びする子」の「後伸びなう」を、日々、目の当たりにしている。

シリーズ「パズル教室の現場から」
~No.18~

2016年5月にスタートしたパズル教室、開講当初に年中さんだった子どもたちがもう、小3。
「低学年」と呼ばれるギリギリ最後の瞬間に、今、立ち合っています。
その子たちの「伸び」っぷりが、最近ものすごくて、日々驚かされます。5歳から、9歳へ。劇的な変貌。さながら青虫から蝶。

かつて、ごく易しい図形の問題にも四苦八苦していた子が、ド難問の立体認識パ

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パズル教室をコロナ禍により少人数制にして、かえって良かったと思うこと7つ。

パズル教室をコロナ禍により少人数制にして、かえって良かったと思うこと7つ。

シリーズ「パズル教室の現場から」
~No.6~

私が日々運営するパズル教室、コロナ前は1回あたりの定員を8人~10人で開催していました。会場によっては結構、 子どもがぎゅうぎゅう詰めに密集したりしていたので、そのままの形で開催すると「密」になります。
このため、コロナ禍の緊急事態宣言により4月~5月に一旦完全に休講したあと、6月下旬以降に再開するにあたっては大きく定員を減らす必要に迫られました。

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子どもと一緒に窓拭き掃除をしたら、サッパリ捗らなかったけどこれはこれでアリだと思った話。

子どもと一緒に窓拭き掃除をしたら、サッパリ捗らなかったけどこれはこれでアリだと思った話。

シリーズ「月曜日のお掃除日記」
~No.4:2020.11.2~

なんと、今週の月曜日は、次女の幼稚園が休み!
(入園願書の提出日ということで。在園児は休みになります。例年11/1だけど、今年は日曜日にあたったので翌日に。)

先週、換気扇掃除・初級編をやったので、今週は台所の換気扇(言わずと知れた大掃除のラスボス)、いっとく!?と思っていたけど、まぁ家に子どもいてできる作業量ではないことは明ら

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続・子どもたちが、さまざまな「道具」を使いこなせるようになるまで。

続・子どもたちが、さまざまな「道具」を使いこなせるようになるまで。

シリーズ「パズル教室の現場から」
~No.5~

先週、子どもたちが、ハサミやのり、鉛筆などの「道具」を、「使いこなせる」ようになるまで見守ることが、幼児期~小学校低学年期の認知機能向上のために極めて重要であることについて書きました。今日はその話の続きです。

……………

……………

鉛筆という「道具」が使いこなせれば、自由に絵や文字が書けるようになります。
ハサミという「道具」が使いこなせれ

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子どもたちが、さまざまな「道具」を、使いこなせるようになるまで。

シリーズ「パズル教室の現場から」
~No.4~

私の運営するパズル教室の教材の大半は、積み木やマグネットによるパズル課題なのですが……

どさくさに紛れて、小学受験の世界で言うところの「巧徴性」に当たる課題も混じっています。

・鉛筆で線を引く
・クーピーで色を塗る
・ハサミで紙を切る
・手で紙を折る

などなど。

これらは、小学受験生のみならず、多くの子どもたちに、習得しておいて欲しい技能で

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家庭教育 #とは ~「先取り学習」と「先行体験」との違いに迫る~

家庭教育 #とは ~「先取り学習」と「先行体験」との違いに迫る~

「#とは だけで30本書くチャレンジ」
~No.5~

「家庭教育」という言葉を、ここでは仮に、
「家庭内での、大人から子どもへの、何らかの教育的意図をもった働きかけ」と、定義しておきましょう。

で、その、「教育的意図をもった働きかけ」は、「先取り学習」と「先行体験」の2種類に分類できると思います。

結論を先に言いますと、子どものためになるのは、「先取り学習」よりも、断然、「先行体験」です。

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パズル教室の時間中、私はこんな台詞を喉が渇れるまで繰り返し言う。

パズル教室の時間中、私はこんな台詞を喉が渇れるまで繰り返し言う。

シリーズ「パズル教室の現場から」
~No.1~

私が現在運営しているパズル教室、対象年齢は4歳から小学生。無学年制で1回あたりの定員は5~6人。その日にやることは、子どもたちが自分で選んで決めて各自のペースで取り組む形式。
今日はそのパズル教室の現場で、私がよく言う台詞をピックアップしてみたいと思います。

【パズル教室開始時】
・こんにちは!
・今日は何やる?
・やるもの決まったら教えて~

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「ケーキの切れない子」になる、その前に。

「ケーキの切れない子」になる、その前に。

「noteのお題ほぼ全部書くチャレンジ」
~No.14 #推薦図書

ちょうど1年前、私の周りの人々の間で話題になったこの本。

日々お世話になっているカフェ店主さんからの#推薦図書 であり、私から周りの方への #推薦図書 でもあります。

今年3月に、そのカフェにてこの本の内容についてみんなで語り合う会が開かれる予定があり、楽しみにしていたのですが、コロナで中止。かなり注目されていたこの本も、

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自己紹介的な過去noteまとめなど。

自己紹介的な過去noteまとめなど。

「noteのお題ほぼ全部書くチャレンジ」
~No.10 #自己紹介

Coまなびぃ|ナンバヨウコ について大阪府生まれ、埼玉県在住。

何かと不満の多い小学生時代を過ごしたことから、「学校を変えたい」「日本の教育を変えたい」「そのために教員になりたい」と考えて教育大へ進学するも、教育実習により教員になるのはキャラ的に無理と確信。

だったら教育学者になるぜ!学者になって日本の教育を変えるぜ!と

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子育てを考える上で重要なのは、「足し算」ではなく「引き算」なのかもしれない。

子育てを考える上で重要なのは、「足し算」ではなく「引き算」なのかもしれない。

最近、少し気になっていることがありまして。

私より少し若い世代ママさんたちって、スマホを駆使して、子育て・知育・教育のあれこれを……

ググって、実践して、写真撮って、インスタにアップして、それを見た人がまた真似して、

うまく真似できた人は「これやっぱりいい!」とか言って拡散して、
うまく真似できない人は「私ってばダメな親なんだ…」とか凹んで……

みたいな繰り返しになってるんじゃないかな~?

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「子ども側の優先順位」を想像する。《毎日日記98》

「子ども側の優先順位」を想像する。《毎日日記98》

…いやもう、全っっっ然「毎日日記」じゃねーだろ。ってぐらい、ま~た何日も何日もサボってますが…
相変わらずの開き直り更新です。
100が遠いぜ……

さてさて。長過ぎるGWも終わり(トップ画像はGW中に故郷の街のボーネルンドの水遊び場で遊んだ次女)、世の中も子育ても通常運転。

いつも通りの生活が戻ってくると、いつも通り、私はいろんなママたちの子育ての悩みを聞く感じになります。たくさんの人に会う毎

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ものすごくゆる~い「習い事」を作りたい。《毎日日記96》

ものすごくゆる~い「習い事」を作りたい。《毎日日記96》

毎週毎週、送り迎えするとか、しんどい。
月謝が毎月何万円とか、しんどい。
習い事送迎のために毎日の予定を調整するとか、しんどい。
1人の習い事のために上の子や下の子も付き合わせるとか、しんどい。
子ども自身も自由時間が少なくなって疲れて荒れたりして、その対応がしんどい。
そのしんどさに見合うだけの効果があるのかよくわからなくて、しんどい。

なんかいろいろ、しんどい。
でもそれが、幼児~低学年期の

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なにわのあきんどマインド。《毎日日記94》

なにわのあきんどマインド。《毎日日記94》

現在の私の生き方を支えてくれているのはこれだな~と、いつも思います。

商人の街である大阪生まれ・大阪育ちの父は、広告代理店勤務の経験があり、幼い私によくテレビCMを見ながら経済の仕組みやお金の流れについて説明してくれました。

「カネっちゅーのは、血液と同じなんや。1つのとこに固まっててもアカン。ぐるぐる回らなアカンねん。血液を回す、心臓のポンプみたいな動きをする、そんな仕組みを考えていく、それ

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語彙力×経験値×大人の説明力。《毎日日記93》

語彙力×経験値×大人の説明力。《毎日日記93》

小3長女からの質問。

「赤字って、何?」

私:問屋で700円でお菓子を買ってきて、お菓子袋を10袋準備して、 1袋100円で売って儲けようと思ったけど、3袋しか売れなくて、売り上げは300円だけだったとする。この場合、「400円の赤字」だよ。

「なるほど!わかりやすい!」

実体験から説明するのがやはり最強です(こういうことが実体験な小学生もレアだと思いますが)。

「じゃあ、10袋全部売れ

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