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天界の授業に招待されて(2時限目=礼儀の実践)

目次 1時限目=礼儀の基本
 https://note.com/lucky_noto321/n/n195802ba5c64
   2時限目=礼儀の実践 
https://note.com/lucky_noto321/n/nc7b9c2a9aef1
   3時限目=叡智とは何か
https://note.com/lucky_noto321/n/n639cd464f81a 
   4時限目=魂と人間の関係
https://note.com/lucky_noto321/n/ndccdf6d6647e  
    5時限目=魂の住む世界
https://note.com/lucky_noto321/n/n2bfef73c5a54
    6時限目=「念」と「意識」について
https://note.com/lucky_noto321/n/nd49e3e4c8f78  

   7時限目=宇宙創造を行う脳と意識 
https://note.com/lucky_noto321/n/ndde2cece552c

   8時限目=食物と意識の関係
https://note.com/lucky_noto321/n/n00308e4c6180

もしあなたが礼儀の実践において何かを学ぼうとすればその前に自分の心をそのまま表現した嘘偽りのない手紙を読んでみることを薦めましょう。[それはどんな手紙]とあなたはわたしに質問しましたね。それは世界に数えきれないほどありますがそんな多くあなたは読むことが出来ないと思いますので一つだけ示しましょう。大東亜戦争(だいとうあせんそう)におけるカミカゼ特攻隊員が出撃前に最後に書いた手紙を読んでみるのがいいでしょう。そこには両親や妻や恋人等に心を込めた最大の「礼」が記されています。
話を元に戻しましょう、前の授業「礼儀の基本」の宿題(末尾に「親切には親切で返す」と題して記載した)において私があなたに米国合衆国の海軍博物館のアーレイバークについて調べるようにお話しましたがここで勘違いをしてはいけないので改めてお話しておきましょう。彼アーレイバークの部下たち多くが第二次世界大戦において日本軍との戦闘によって戦死したこともあって日本や日本人をとても嫌うようになりました。しかしのちに彼ほど日本人が大好きになって日本人に貢献した者も少ないでしょう。彼は大好きな日本の天皇陛下から贈られた勲章を胸に抱いてあの世に旅立ったのです。しかし天皇陛下を尊敬していたわけでも勲章が素晴らしかったわけでもありません。彼が日本人を好きになったのはこの戦争で戦った日本の駆逐艦艦長の未亡人から受けた親切を親切で返したということなのです。
 
1 日常生活においても常に礼儀の心構えを持つことはとても大切なことです。
それでは、儀式や礼式、冠婚葬祭という集団の礼儀ではなく個人の日常生活において具体的にどのような心構えを持って礼を尽くしたらいいのでしょうか。基本は今までお話した通りですがもう少し考えてみましょう。
個人個人、会社の社長や従業員、政治家や宗教家等々さまざまに異なると思いますがせめて次のこと位は心構えとして持っていてもよろしいかと思います。
 
朝めざめてから、一呼吸おいて毎日の生活の場に移る間も礼儀の心を持つことは大変大切なものなのです。
覚めてから夜床に就くまで礼儀の連続であると心に深く感じてください。眠っていても礼儀を尽くすのが本当であります。なぜかというとそれは寝ている間あなたの魂は精神世界に(目覚めている間)より強く通じている状態になっているからです。朝目覚めたとき、すぐに戸を開けたり、食事の支度をするのではなく、ほんの一時でいいから静かに布団の上や椅子の上に座ってみましょう。今生きていることに感謝し、自分の肉体である魂の着物に感謝し、向こうの世界にいるあなたの本体(実体、魂)や守護霊に感謝し、そして自らの体の気を整えてから立って毎日の行動に移してみましょう。そうすることによってその人の生涯は輝ける生涯を送ることができ、この世から天界に戻るときも栄光に満ちつつ天上にたどり着くことでしょう。
 
②人が衣服をまとうのはなぜだろうか、
差恥心から裸を隠すため、芸術的服飾美の発現、体の保護等々、しかしその後ろに潜むものは何でしょうか。衣服をまとうことは天の装いと同じなのです。むしろ天の装いと言った方がいいでしょう。「私の着物はこんなにも綺麗で高価だったのよ。」といって綺麗で高価な着物を着た人が実際自分の心がちっとも高くないのに他人におごるような行動をとることはその人の着ている服装は当然劣悪の極みと言ってもいいでしょう。どのような服装を着こなしたらいいのか全て相対的であり、一つに決めることはできませんが、あなた方が虚飾を装っていれば霊界に行くとみんな脱がされて素っ裸にされ、今まで内緒にしていた行為も全て露わにされるので、見ていていつも気の毒に思っています。
人間はその内分に応じ服装が決まるのであるから素晴らしい服(高価な服とは一言も言っていない)が着られるように心を磨くことに心がけてください。なぜなら衣服は天地の物であるからです。体も天地の物であるからです。だから着物を着るとき、脱ぐときそれは全て天地の行為でありそこをわかって感謝の気持ちを重ねなければなりません。
 
③服装新調等の心得、礼儀についてお話ししましょう。
これはあくまでも例示です。あなた方の生活全てにおいてこの例示を当てはめてください。
自らの霊魂の内分を着物で表すとなると、己の分以上の物を着たらはずかしがらなければならないのです。何のために着物を買うのか。その資格があるか。わが身にふさわしいものを着ることを学ぶべきです。こういう着物を今日から着させていただきますが一日も早くこれを着る資格が出来るよう努めてまいります。と心に念じ、生を受けて着ることができることに感謝しなければなりません。質素でいいから身なりはきちんとすることです。また、着物の繕いは早め早めの繕いが必要です。悪事に走ってしまった後で善を取り戻すことが難しいのと同じです。着物も破れてしまってからは元に戻すのが難しいのです。人間も心が破れぬうちに手入れするものだと自分に言い聞かすことです。
暖かな、親切な、荘厳な、清らかな、奥深く優しい気持ちで縫い始めた着物はその人の思いがしみこみますから着る人にその思いが伝わっていきます。
 
④着物を相手に渡すときや自分で着る場合の心構えについてお話しましょう。
あなたは旦那さんに下着や衣服を渡すときにどうしていますか。自分で衣服を着る時にはどうしていますか。せめてこのくらいは心がけてください。
下着やセーターなどを渡すときに、折りたたんでいなければその場で折りたたんで渡しましょう。それが着物に対する礼儀であり、旦那さんに対する愛情でもあるのです。旦那さんに愛情を持てなくても着物には礼儀を示してください。子供はあなたのその振る舞いを見ていますよ。また、自分で着物を洗濯した場合には一旦収納ケースにしまうことが多いと思います。その場合には乱雑に仕舞い込むのではなくきちんと折りたたんでしまいましょう。

2 相手方を呼ぶ場合に心しなければならない大切なこと。
どこの地域、どこの民族、どこの宇宙に行っても人間の価値は財産、地位、知名度などに一切関係なく同じです。人間は誰でも同じに扱わなければならないのです。普段の生活においての近隣の人々との交流においてしかり、遠い国の民族との交流においてしかり、一人一人の呼びかたに差をつけてはならないのです。ある人に対しては〇〇さま、別なある人に対しては見下したように××と呼び捨てにするようではならないのです。これは初対面の人に対しても同じです。××と呼ぶ場合には常にわが子を呼ぶような愛情を持った気持ちで呼ぶべきです。したがって相手と対面したときの挨拶は人によって差別すべきものではないのです。また、ことさらうやうやしくすべきものでもなく簡素でよいのです。しかしこれほど困難なものはないでしょう。この天の川銀河宇宙でプレアデス/プレアール人のなかのエラ民族の精神は極めて高度に発達していますがそれでも彼らは発展途上の民族と同じように完全ではないと心がけ日夜努力しているのです。
 
しかしよく考えてみると、現実には相手方の行為により被害者としての立場に立つ場合にはそこまで理解して行動することが難しいのはよくわかっています。恨むことは当然なのです。でも時が来たら少なくともそこに向かおうという気持ちでいいから持ってほしいと思います。この気持ちはとても大切なことなのです。相手に対しては親しみを込めて名前を呼んでみよう。ただこの宇宙には個人的に名前を付けない民族や血統で呼ぶ民族もいます。名前はあっても声を使わない民族もいます。それであっても相手に対しては名前を付けて友情を示すのが宇宙における礼儀なのです。
 
 親切には親切で返す
これはわたしに出された宿題をまとめたものです。真実かどうかの問題より礼儀の問題として捉えてください。
ここからの話はアーレーバークアメリカ海軍大将と日本人の日本海軍駆逐艦長の未亡人との話になります。アーレーバークは太平洋戦争中、駆逐艦隊司令官として太平洋の各地を転戦したようです。詳細までは分かりませんが未亡人の夫も駆逐艦の艦長として戦争に参加していました。彼は日本人を「黄色いサルども」と呼び異常なほど毛嫌いし、反日・嫌日家としての態度を強くとっていました。戦時中捕虜となった草加中将が武士道を貫いたことから好感を持って彼と接し、後に海上自衛隊創設に大きな支援を行った人物でもあると記されています。
朝鮮戦争が勃発すると極東艦隊参謀副長として日本に派遣されました。しかしその時でさえ、反日・嫌日家としての態度を強くとっていたことから、ホテルに到着しても、ホテルの従業員が接しようも一切拒絶していたようです。その態度が一変し、親日家としての態度をとるようになった話を書きました。
 
バークはホテルに宿泊して昼間は極東艦隊参謀副長としての任務を果たしていました。ある日ホテルの部屋に戻ったところ、コップに花を1輪さしておいたはずの花がかわいらしい花瓶に生け代えられていることに気付き、不審に思って受付カウンターに行って、「だれがこんなことをしたんだ」とホテル従業員に文句を言いました。日本人のサービスはいらないという剣幕でした。ホテル従業員も生けたのはだれかわからずその時はそれで済みましたが、今度は来る日も来る日も真新しい花がその花瓶に数輪生けてあるのです。そこで今度は、受付カウンターに怒鳴り込みました。数日後、その花を生けたのはバークの部屋を担当するベッドメイク(客室清掃)であることがわかりました。彼女は安い給料の中から花を買って毎日生けていたのでした。当然その行為がバークに知れることになり、ある日バークは彼女にチップを渡そうとしたのです。行為に対するお礼としてチップを渡すということはアメリカでは当然の行為でした。しかし彼女はこれを毅然と断りました。「バークさんの部屋を担当する私としては当然のことです。」と。
 
そこでバークは知りました。彼女の夫は駆逐艦の艦長で前の戦争でアメリカ軍と戦い撃沈されたことを。バークは太平洋戦争中駆逐艦の艦長でもあり、多くの戦いに参戦してきました。部下が戦死するたび日本人を恨んでいきました。それが日本人嫌いの大きなウエイトを占めていたのでした。しかし彼女は語りました。「夫は戦争という中で立派に戦って死んだのです。だから私は敵方であるあなたを恨んではいないのです。あなたがこの部屋に帰ってきて1輪の花を見て疲れが癒されるならそれでいいんです。それが部屋を任された私の務めです。」と。
 
その行為はず~と続けられました。バークは彼女がアメリカ人である私を嫌わずに心を込めてもてなそうとしている心にいやされ、やがてとても日本と日本人が好きになっていったのです。そして戦後の苦しい時期にとても多くの支援を日本に行いました。
 
彼は1996年1月1日に94歳でベセスダの海軍病院で亡くなりましたが、彼の遺志により葬儀の際に遺体につけられていたのは天皇陛下からいただいた「勲一等旭日大綬章」のみでした。彼女の心を大切にし「日本人と日本が大好きだよ」と言わんばかりに日本の勲章のみを身に着けて第二の人生(あの世)に向けて旅立っていったのです。そのためワシントンにある海軍博物館のアーレイバーク展示品の中に本物の「勲一等旭日大綬章」だけが存在していないのです。
 
次回の三時限目の授業をお楽しみにしてください
 
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