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#物語

これは、誰の?

樚(ろく)

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AIで作曲しました。
↓歌詞です。

これは俺の
これは私の
これは僕の

何のために
それを持つの
何のために
それがあるの

それは俺の
それは私の
それは僕の

すると
傷がふえていく
気づかないうちに
傷がふかくなる

だから

誰のためでもなく
誰のものでもなく

あれは、
俺たちの
あれは、
私たちの
あれは、
僕たちの


晴れやかになる
とても
晴れやかになる

すると
穏やかな日

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僕の美学

樚(ろく)

00:00 | 00:00

AIで作った曲です。
↓歌詞です。

綺麗だけどきたない
暖かいけど冷たい
そんな美学

アンバランスで
アンビバレント
そんな
僕の美学

黒はきたないのか
白は綺麗なのか
そんな美学

きたないものは
きたないのか
綺麗なものは
綺麗なのか
壊したい

壊したい
すべてを

泣きたいくらい
穏やかで
泣きたいくらい
悲痛な

僕の叫び
僕の美学
それは
綺麗か
きたないか

君が教えてくれ

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ヤグルマギク

ヤグルマギク

「美学」

僕には美学がある。

これは、嫌だ。

これは、ダメ。

これは、いい。

これは、幸せ。

そんな、僕にとって

法則みたいなものが沢山ある。

例えば、

横断歩道で車が止まってくれたとき

会釈を必ずする。

とか、

コンビニでレジで会計した後

必ず「ありがとうございます。」

を言う。

とか、

こんな、ちょっとしたくだらないことに

法則がある。

それは、たぶん他の人

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オオアラセイトウ

オオアラセイトウ

「所有物」

今朝、喧嘩を見た。

激しい喧嘩と言うよりも、

冷戦状態のような冷ややかな喧嘩だ。

朝ごはんはとうに冷め切っている。

ことの発端は、

「アイディアは誰のものか。」 

についてだった。

Aは、言った。

「俺が最初に出したアイディアだったのに。」と。

涙ぐみ、心中にあった

黒い全てを吐き捨てるように言った。

Zは言った。

「それは、私のアイディアで、ずっと前から考え

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ツキミソウ

ツキミソウ

「記憶の風」

鮮やかな日々。

鮮やかな会話。

鮮やかな面構え。

そのひとときは、

とても大切で

思い返せば切なくて

でも、あたたかな

時間だったような気がする。

いまは、思い出せない。

でも、確かにあった出来事。

どんな名前だっけ。

どんな場所だっけ。

「どんな人だったっけ。」

そうやって、

思いだそうとしても

もう、朧げで思い出せない。

記憶の中の自分があまりに

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テイカカズラ

テイカカズラ

「依存」

私は1人だ。

世界中にたった1人。

それは、

いいことなのかもしれないし

悪いことなのかもしれない。

だって家族も友達も彼氏でさえもいない。

本当にたった1人。

でも、私は別に寂しいと思ったことはない。

だって、人間と関わると鬱陶しいからだ。

そもそも、私は人間が嫌い。

醜い争いをたびたび見ると、嫌気がさすし、

めんどくさいと思ってしまう。

なら、悠々自適に1人

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ニオイバンマツリ

ニオイバンマツリ

「fairy」

私ね、妖精さんが見えるの

でもママとパパは信じてくれなくて

でも妖精さんはね

絶対いるの。

だって、そこにもあそこにもいるのに

なんで信じてくれないんだろって

悲しいの。

お花をピカピカにしてくれるし

お家で私と一緒に遊んでくれるの。

それでね

羽がね、パタパターってキラキラなんだー。

そう思っていた子供時代はとっくに過ぎて

いつしか

私の目には妖精が映

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白と透明

樚(ろく)

00:00 | 00:00

↓歌詞です。

…………………………
白い
白い
はなひら
まるで
透明みたいだ

誰かが言った
「白と透明は似ている」 と

誰かは言った
「なぜ」 と

誰かが言った
「白はイチ
透明は ゼロ」 と

誰かは言った
「似ているけど違う」 と

イチとゼロは
そう呟いた

白い
白い
はなひらに
ひとつぶ
しずくがすけた

誰かは言った

「透明なおぼえ

白いはなひらの

軌跡の歌だ」


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モッコウバラ

モッコウバラ

「1と0」

僕は、音楽家だ。

1人のしがないミュージシャン。

今月の売上はたったの1000円。

見ての通り、気分は最悪。

このお金は今日の飯代でチャラ。

明日どうやって、

生きていけばいいのやら。

アイディアが浮かんでこないのだ。

思考を巡らせていた手を辞め

トボトボと思い足を引きずりながら

公園から立ち去ろうとしていたときだ。

通りすがりの女子高校生達の

声が聞こえた。

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あけぼの

樚(ろく)

00:00 | 00:00

潜む日常の物語の音楽です。
よろしくお願いします。

ツツジ

ツツジ

「向かいのカフェ」

朝いつも同じ時間帯に

向かい側のカフェに座る人

その人は

一言で言えば美しい

みんなが見惚れている様子が

ガラス越しによく見える

洗練された姿勢で

本をじっくり読んでいる

ときどきパラパラと黒髪が

目にかかりそうになると

ゆっくりと指先を

耳元に持っていきスッとかける

そして、薄いフレームのメガネの縁を

指先で確かめるようにして

メガネをちょっと掛

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花園

花園

秘密裏にある
花たちの楽園
そこは真夜中になっても
閉まらない
不思議な場所

そこにいる花たちは

アーチを描き
未来へと手を伸ばすように
一生懸命に葉を広げる

それはいつしか
小さなつぼみが成り
花を咲かせる

それは一瞬の刻を
華麗に美しく彩り
そして儚い命を終わらせる
そうしてまた
新たな命が生まれる

そこにいる花たちは


空が明るくなり始めたとき

太陽が火照っているとき

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