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きゅうりから考える教育

みなさんきゅうりはお好きですか?

こんにちは!
高校数学教師をしております。

考えを整理し、表現する場としてお借りしております。よろしくお願いします。

さて今回のテーマは
「きゅうりから考える教育」です。


え?きゅうりって…野菜の??

そうです!あのきゅうりです!!

シャキシャキしていて、おいしいですよね~
特に「となりのトトロ」でめいちゃんが食べている
きゅうりのなんて美味しそうなこと…🥒🥒🥒


なんできゅうりが急に出てきたのかというと、、、

実は近所の農園できゅうりを栽培しており、
先日きゅうりを収穫したのですが、、、

様々な形をしたきゅうり…

まっすぐなきゅうりよりも、
むしろ曲がったきゅうりのほうが多かった…

もちろん菜園に関しては素人なので、うまくできないのは当たり前です。
今回も特に工夫したこともなく水だけあげて、自然に任せて育てたのですが、

ああ…自然に育てると、こんな風にいろんな方向にのびるんだなぁ…


あれ??

なんかこれって、人の成長に似ているな…

きゅうりが様々な方向にのび、様々な「かたち」になるのに対して、人間もまた様々な「かたち」になります。

市場に出回るまっすぐなきゅうりは一部です。
しかし、それ以外にたくさんの市場に出回らないきゅうりがあります。でも味は全部同じです。

私たち教師や教育に携わるものは、市場に出回るまっすぐなきゅうりをつくることなのでしょうか。
社会で活躍する優秀な人材を育てることなのでしょうか。

そもそも優秀な人材って??

いま、社会で活躍している人間は過去の教育の結果です。
これから、社会で活躍する人間は今の教育の結果になります。

今の教育が未来を創るのなら、もう少し慎重に教育を考えてみませんか??
子どもとのかかわり方を見直してみませんか??


この考え方は、私が高校の教師になった理由にもつながります。

私の生涯の目標は、「未来を明るくする」ことです。

未来を明るくするために必要なことは今の教育をより良くすることだと考えています。

教師を目指していた大学生のころは、
「教育の根本は小学校教育だ」と考えていました。
根本を良くすることで、未来が良くなると!

しかし、様々な価値観に触れていくにつれて、、
高校教育の魅力に気付いたのです。


様々な考え方があるとは思いますが、
私は、高校は社会に出る1歩手前の段階だと考えています。

多くの人が通る、社会に羽ばたく準備段階。

これから大学に行く人もいれば、働く人もいる。

義務教育で育った様々な「きゅうり」をその個性を尊重して進路に向かって羽ばたかせる。

こんなにワクワクする職業ないですよね??

多くの人が卒業する高校に携わることによって確実に未来を明るくすることができる!

曲がっていたっていいんです!

中身がたくさん詰まった「きゅうり」を育てる
ことが我々の使命だと考えています!!

もちろん、今でも小学校や中学校などの義務教育で教育の根本に携わることもあきらめていません。何とか全てに関われないかな~~


さて、今回はきゅうりから私の教育観について書かせていただきました。


きゅうりは曲がっていたっておいしいです。

人間だって同じはずです。

ですが、我々大人はどうしてもまっすぐな「きゅうり」だけを育てようとしてしまいます。

まっすぐになるのは結果です。おいしい「きゅうり」を育てませんか??


日本の未来のために!



今回の問題提起

高校生で学んでおいた方がよいと思うことはなんですか??

教育関係でない方も気軽にコメントしていただけると嬉しいです😊

様々な分野からの意見がほしいです!!

お読みいただき

ありがとうございました。


さて、今度はトマトでも育てるか~



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