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出来の悪い娘でごめん

出来の悪い娘でごめんっていつも思ってた

昔から人付き合いが苦手で友達はほとんどいなかったし、暗くておどおどしていたせいで学生時代はいじめられていたし、塾に通わせてもらって進学校まで行ったのに大学受験がうまくいかず結局3浪したあげく高卒になり、地元の小さい会社には就職できたけど給料は最低レベル

自分なりには一生懸命頑張ってきたつもりだったけど、全然だめだめで
なんて親不孝者なんだろうって自分を責めていた

でもある時、
親にとっては子供が幸せでいてくれることが一番
自分が幸せでいることが一番の親孝行なんじゃないかなって思った

私は親孝行とはざっくり言うと、優秀な人間になること、親のためにお金を使って何かをして喜ばせることだと思っていた

でも、もし自分が親になった時のことを考えたら
子供にはただただ幸せでいてくれたらそれでいい
それ以外何も望まないなって思った

私は子供がいないからただの想像でしかないが、親の愛ってこういうものなのではないかなと思った

親が口うるさく子供にあーしろこーしろと言うのも子供のことを想っているから
子供には幸せになってほしいからこそ、口うるさくしてしまう部分もあるのかもしれない

冒頭でも言ったが、私は子供の頃友達がほとんどいなかった 
そのことで親にはすごく心配をかけていたと思う
そして、おそらく私の親は友達がたくさんいることが幸せだという価値観があったのだと思う
だからこそ友達のいない私は幸せではない、幸せになれないと心配し、友達を作りなさいといつも言っていたのだと思う
その当時の私は不幸オーラを纏っていたから余計に友達を作って欲しいと親に思わせていたのだろう笑

友達がたくさんいることが幸せというのは親の価値観でしかない
当たり前だが友達がたくさんいるからといって幸せとは限らない
実際友達がいなくても幸せな人はたくさんいる
友達と幸せを結びつける必要はないのだ

でも、親の価値観ってすごく子供に影響を与えてしまうもの

一流大学に入ることが幸せだという価値観がある親は教育熱心になり、子供に一流大学を出ることを望むだろう

結婚することが幸せ、一流企業に就職することが幸せという価値観がある親は同じように子供に結婚すること、一流企業に就職することを望むだろう

そこで子供は結婚しなきゃとか一流企業に就職しなきゃとかなるわけで、もしそれができないと自分はだめだというレッテルを貼ってしまうかもしれない

でも、一流大学に入れなくても、一流企業に入れなくても、結婚できなくても、結局は子供が幸せならそれでいいと思うのが親

子供の幸せを望むからこそ、子供の幸せのために友達を作れとか、一流企業に入れとか、結婚しなさいとか言ってるだけ

だから、親が本当に望んでいることは子供が一流企業に入るとかそういうことではなく、ただ幸せでいてくれること、それだけ
なんだと思う

そう思ったら、なんの取り柄もない出来の悪い娘だけど、親にとってはそんなの全然関係なくて私が幸せでいればそれでいいのかもしれない

だから、一番の親孝行は自分が幸せでいること!!
ただそれだけ!

人のことを幸せにしようと一生懸命頑張るよりも、まずは自分のことをこれでもかってくらい幸せにすることに全力を尽くそう!

自分のことはとにかく後回しにして他人のことを優先する優しい人が多いけど、人を幸せにする前にまずは自分を幸せにしてあげよう
自分が幸せだからこそ人のことも幸せにできる
先に人を幸せにしようとするのは順番が逆になってしまっている
不幸な自分ではいくら頑張っても人を幸せにはできない
でも自分が幸せになればそれだけでいくらでも人を幸せにできる
そういうものだと私は思う

自分を幸せにするためにできることを今すぐやってみよう✨

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