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誰の言葉なら変えられる?

地球の裏側では

今日も誰かが泣いている

生と死が理想的な平和の為に

互いの正しさを振り翳し

子ども達の手に銃を握らせる

見た事はない

でもある人達にとっては

神さまかもしれない

存在からの教えによって

説かれた幸福論

血を流せと叫ぶ声

奪い奪われる日常

喜びが廃墟と化して

昨日までの当たり前が

今日はもう見当たらない

死にたくないから

銃を握り

生きていたいから

命を投げ出して

目には見えないが

確かに引かれた線が隔てる

君の生きる場所と

僕の生きてる場所

取り返しがつかなくとも

取り返しにいかなければ

いけない聖なる土地

歴史がしこりとなって

未来を脅かしていく

上っ面だけの感情論では

むしろ冷やかしにしか

ならない

僕の言葉の無力さが

滲む文面

戦争を止めたくとも

非力な僕の言葉では

変えられない世界の有り様

ならば誰の言葉なら

子どもたちの手から

銃を遠ざけられるだろうか

平和主義者?

共産主義者?

夢想家?

偽善者?

諦観者?

発明家?

作家?

スポーツ選手?

宇宙からの来訪者?

神さまとか言う存在?

難しい問題を前にして

人はいつも頭を抱える

救いたいのはきっと自分自身

他人の気持ちは

誰にも分からない

だからこそ

人間関係の問題は

きっとこの先も

地球上に生きる全ての人の

頭を悩ませていく

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