ハリボテの言葉　NO.1242

日付を跨いで再び月曜日

そうして今日もまた火曜日

コロコロ転がっていく割には

変わり映えのしない毎日を

ルーティンだと言う言葉で

自分なりに納得させながら

言い聞かせながら生きていく

だからと言ってルーティンが

その実どんな意味を持ち合わせている言葉なのか

よく分かっていない

誰かが言っていたから

それを真似して使ってみたのだ

ルーティンと言っておけば

おしゃれな感じがするから

とりあえず言ってるだけで

その意味もよく分からずに

適当に使っている僕はなんだか

言葉に良いように使われているようだ

中身の無い頭の中には

周りの人達が垂れ流す言葉を

球状に固めて潰して反復反芻反射しては

使い始める癖がある

分かったふりをして誰それと話を合わして

頷いていたって結局は僕の空っぽな部分は

バレバレだと言うのに、、

カッコつけて何を恥ずかしがって

逃げ回っているのかよく分からない自分自身

僕自身の言葉で

僕自身が感じたままに

話せば良い筈なのに

それが僕にとってはなかなかに難しいのだ

人前にでると萎縮する心模様を僕は今日も

どうにかこうにか他人から真似た言葉でもって

武装強化して立ち向かっていく