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スコットランドの「運命の石」〜The stone of destiny / Stone of Scone〜
2022年9月8日(GMT)、エリザベス二世女王陛下が亡くなられました。
実は少し前に、いずれ女王陛下が亡くなられたら、次の国王の戴冠式で「運命の石」はどうなるのだろう?
そんなことを夫と話題にしていました。
運命の石?戴冠式?いったい何のこと…?と思われるでしょう。
このスコットランドの「運命の石」〜The stone of destiny / Stone of Scone〜について少しかいつま
世界のはての島、世界遺産セント・キルダ
セント・キルダは英国西岸沖に連なるアウターヘブリディーズ諸島の中で最も西の果てに孤立する群島で、4つの小島と巨大な離れ岩(海柱食)で構成されている。年中吹き荒ぶ暴風と荒波、そして海から高くそびえる断崖絶壁は人々が島に近づくことを長らく拒絶してきた。この島には嵐の吹き荒れる冬は勿論、夏ですら近づくことは容易ではなかった。唯一の有人島だったヒルタ島は7㎢に満たない小さな島で、土地は痩せており、強風で木
もっとみる「Pen+ライカで撮る理由」発売記念ワークショップイベントに参加して来ました
「Pen+ライカで撮る理由」発売記念ワークショップイベントに参加して来ました。講師は大門美奈さん。
今年はスコットランドから帰国するやCovid-19で閉じこもりの日々…この半年は、軽いスナップ以外は集中して撮ることはほとんどと言っていいほどありませんでした。何よりも刺激を受けたかったのが第一、それに大門さんにお会いしたかったのです。
新宿北村写真機店に集合し、軽い説明のあとはすぐに新宿の街へ
いま写真集を作っています
今秋、自身初の個展を10月16日よりKKAGさんで開催いたします。
そしてそれに間に合うよう、いま写真集を一生懸命制作しています。このところはお休み返上、お盆も何もありませんね笑。ずっとかかりっきりです。
これまでも写真集は6冊ほど作成してきたのですが、全て数冊のみのプライベート版でした。今回は初めて頒布できるものを作っていまして、この写真集は大好きなシェトランドへの私の思いを全力で余すことな
Spinning Mill
本島の西端、サンドネス(Sandness)という集落に紡績工場がある。私はサンドネスの先のハクスター(Huxter)にある古い水車小屋跡を訪れたあと、この紡績工場に立ち寄った。
"Visitor Welcome" と看板には書かれていたが、それは夏季のことらしく、私が立ち寄った冬季にショップは営業していなかった。私は工場のマネージャーにお願いして、中を見学させてもらった。
しばらくすると、男
ハインケル HE111
フェア島の飛行場のある丘をくだると、集落への道が続いている。
その道を外れ、牧場の中を海の方向へまっすぐ進む。
牧草地の中は泥濘んでいて、ところどころ水たまりになっていた。気をつけないと足を取られる。靴は泥で汚れたけれど、私は気に留めず歩いた。
そして、ずっと遠くから小さく見えていた残骸に、私は辿り着いた。
Heinkel HE111。
この残骸は1941年にフェア島へ墜落したドイツ軍の
空港での手荷物検査のこと
シェトランド(スコットランド)へ行って参りました。今回の旅程では、フィルムをX線検査を通さずに全て手検査をして貰うようお願いしました。そのことを少し書き留めます。
今までは「ISO1600までは問題ない。」そのアナウンスを信じて、フィルムを手荷物検査で普通に通していました。ところが先日のウクライナでの撮影が終わり現像を受け取ると、現像を担当して頂いた方から「X線被りしてますよ…」と。唖然とし