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VTuberを通しての「青春」が再び!『幼馴染のVTuber配信に出たら超神回で人生変わった』感想

VTuberに関してのテーマで記事を書くのは、これで三回目です。(※1、2)


※1 最初に書いた記事は、こちら。


※2 二番目に書いた記事は、こちら。


というわけで。

三回も記事を書いていると。

結構、VTuberには詳しくなってきました。

とはいっても。

まだまだ駆け出しの私。

動画サイトで。

VTuberさん達の「面白い、切り抜き動画」を観ては。

ゲラゲラ笑う今日この頃です。

皆さんは、いかがお過ごしですか?


さて。

というわけでもあるのですが。

本日、ご紹介するライトノベルは、道野クローバー先生の『幼馴染のVTuber配信に出たら超神回で人生変わった』(2024年5月刊行)です。

推しのVTuberは、まだ決まっていません。




あらすじです

今回もまた、「BOOK☆WALKER」さんより、あらすじを引用させていただきます。

超神回から人生楽しい! 新人V男子の青春やり直しライブ配信!

☆第8回カクヨムWeb小説コンテスト ラブコメ部門・特別賞受賞作☆

 目標もなく大学にも進学せずフリーターを続けていた宮坂類。ひょんなことから、疎遠になっていた幼馴染の彩花に誘われ、彼女がVTuberとして活動する配信に出演することに。そして……よくわからないうちにその配信が超神回認定で大バズリしていた!
 成り行きでVTuberデビューを果たした類は、V仲間と遊んだり、視聴者からイジられまくったり、好きなゲームをみんなに褒められたり――学生のころに得られなかった青春を取り戻していく。そしてもちろん、青春には可愛い幼馴染との恋愛がつきもので……
「類はさ、昔から優しくて、かっこよくて、私にとっては今でもね――」
 無自覚な超神回から人生逆転、新人V男子の青春やり直しライブ配信!

幼馴染のVTuber配信に出たら超神回で人生変わった - ライトノベル(ラノベ) 道野 クローバー/たぴおか(電撃文庫):電子書籍試し読み無料 - BOOK☆WALKER - (bookwalker.jp)


というわけで。

今回のテーマは、「VTuberで青春を取り戻す」です。



「今」の時代ならではの、リアルさ

さて。

ここからは、この作品についての感想を書いていく訳なのですが。

まず、書いておきます。

この作品。

特に大きな事件が起きるわけでもなく。

ストレスフリーに読むことの出来るライトノベルであると感じました。


ある日のこと。

幼馴染の羽石彩花に誘われて。

VTuberをすることになった、主人公でフリーターの宮坂類。

特に目的も無かった類は。

彩花に誘われるまま。

彩花の所属する、大手VTuber事務所に所属することになり。

そのまま大型新人VTuberとして。

活動をしていくことになっていきます。

そんな中で。

類は、初回配信を切り忘れ。

素をさらけ出したことをキッカケに。

ネット界で、大バズを起こします。

そこから様々なVTuber達がコラボの依頼が来て。

まるで今まで経験したことの無かった、「青春」を味わっていきます。

そんな中で。

幼馴染の彩花も動き始めて――。

というのが、話のあらましとなっております。



この話の面白い所について

VTuberという存在が。

「今」っぽいテーマであり。

そこが面白いポイントなのかとな。

最近、社会的にも身近になってきていると感じる、VTuberの存在ですが。

本作で、描写されると。

かなり、まったりとした空気感となっておりますね。

そこの所が良い。


その上で、幼馴染とのラブコメ展開もあり。

私的には。

非常にたまらないものでした。


最後に。

類がVTuberを通じて。

「青春」を取り戻していくという描写は。

私としては。

かなり良かったと思いました。



この作品の欠点について

まず、事件性が薄いというところですね。

本来なら、配信の切り忘れは。

炎上することが多いと思うのですが。

特に、炎上することもありません。

それに、この作品では。

VTuberを観ているリスナーさん達が。

皆、やさしいです。

ここの所が、良かったり悪かったりするとは思いますが。

やはり、今風な物語であると感じました。



最後に

普通のYouTuberが、もやは当たり前になり。

今ではVTuberが世間を賑わせているのかなと。

勝手ながらに思っています。

それほど、身近となったものをテーマとしている本作。

「今」を味わうものとしては。

なかなかに良いのではないかなと。

こうしてオススメしてみるわけなのです。


さて。

最後まで、ご覧いただきありがとうございます。

この作品に、ご興味がありましたら、是非、手に取ってみてください。

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