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免疫を鍛えろって!#004
いちご、である。
いろいろ調べました。けっこう根掘り葉掘りひっくり返してみました。しかし・・
欠点がなぁい!!
と言うわけで、ウィークポイントの無いものは基本的に取り扱わない当連載としては・・論じない、ということになるのだが・・
かなり本格的に調べたので、あまり世の中に出回っていない情報も多くてさ。
これをこのまま捨て置くのも忍びない。ゆえに趣旨に外れるが、開帳しておこうと思う。
まず、
よし、ボートだ!第10話
いよいよトシユキくんだ。
彼は既に何度か登場しているが、ほんとうに不思議な青年だ。僕が知る限りこういう雰囲気のニンゲンは彼ひとりしかいない。
出会いは、もちろん競艇場だが客同士というわけではなかった。
彼は予想紙を売る売店の店員で20代半ばぐらいだったと思う。案外いいところをつく予想紙で、当時の僕は随分とお世話になった記憶がある。
ある日、帰りがけ不意に肩を叩かれた、トシユキくんだった。
「
免疫を鍛えろって!#003
アボカド。
この中南米原産の果物、知らない人はいないよね。さて、このアボカドという名前、何語だかわかりますか?
答えは日本語。
中南米、なかでもメキシコを原産とするためスペイン語圏の植物だ。もちろんスペイン語の中に・・あった!アボカド、スペルはabocado、意味は・・「弁護士」?
この果物、正しいスペルは「aguacate」。外来語が入って来る時の取り違えや混同はよくある話で、英語になる
免疫を鍛えろって!#002
ウォーキング。
もう遍く全人類が理解しているであろう真理、「歩くことは体に良い」。
当たり前すぎて涙が出そうだが、このウォーキング、やり方次第では毒にもなるのだ。
まず一日10,000歩。知ってる人は知っている、これがそもそも間違い。
人種的な差異もあるが、男性8,000歩・女性7,000歩程度がベスト。しかも漫然とした歩数だけのウォーキングは効果30%だそうだ。一日終わって万歩計の数字を見る
免疫を鍛えろって!#001
「前立腺がんだって。なんだよ、それ!」で主人公をしている「俺」です。
主治医「渡辺」は沈着にして冷静、今後を左右するのは俺自身だそうだ。
まあ、できることは限られている、免疫力をあげることぐらいだ。ことぐらいっていい切ってるけど、雲をつかんだり離したり・・
身体のことなど省みることのなかった60年。そのしっぺ返しが前立腺がんならば、それに立ち向かうことも自ずと可能、雲を掴むような話しだけど。
よし、ボートだ!第6話
馴れない社長業は「社長」を苦しめた。「こんなんやけどまぁナイーフな、あ、ナイーブ?」
かなりストレスを溜めたようで、いわゆる10円ハゲがいくつもできた。胃も壊した、初めて医者の世話にもなった。
そんなわけで会社の舵取りは古参の番頭にまかせ、自分は客先を訪問するいわゆる「トップ営業」に返り咲いた。
「やっぱり、気分がちゃうねぇ」と太っ腹な約束を重ね、現場担当にはかなりの負担をかけていたそうだ。
そ
よし、ボートだ!第5話
黒のサテン地のシャツはエジプトの神様も頬を赤らめそうな派手な縦基調のプリント。時計もバックルも金ピカだ。
黒黒とした頭髪は強い香りの整髪料で固められ、大ぶりの黒縁メガネには薄い紫色のレンズが入っている。
クロコだかオストだかのクラッチバッグに、よく磨き込まれた黒革のウィングチップ、ノッシノッシと近づいてくる。
「社長」だ。
どう見てもスジ違いの方にしか見えない。できることなら関わりたくないと皆
よし、ボートだ!第4話
彼は、ヨッちゃんと呼ばれていた。
名前だか名字だか、とにかくヨッちゃんはいつもニコニコしていた。いつも腰に汚い手拭いを下げていた。
幾つぐらいだったのか・・多分50〜70代、いるでしょ、そばに、そういう年齢不詳な人。
ヨッちゃんは小柄だ、160cmは無かったと思う。尋常ではない日焼けで真っ黒な顔の上には、あの、なんだ、市場の競りで被っているキャップ、前に数字が書かれた札がついた、それのような青
よし、ボートだ!第3話
その年も終わろうとしていた。
考えてもみたら、マキオさんと再会して僅か一年しか経っていなかった。
驚愕した。
あまりにも濃厚で強烈な毎日が続いていたので、何年も経っているような錯覺を覚えていた。
僕たちのホームは、3場。あと車でなければ厳しい2場も、開催次第ではよく詰めた。
この5場を知り尽くしていたとは言えないし、各支部に所属する選手を完璧に熟知していたわけでもない。とにかく情報をかき集め、
よし、ボートだ!第2話
初めての競艇は、いろいろ教えられながらよくわからないまま、勝った、いや勝たせてもらった。
しばらくは休みも合わず、開催も合わずで競艇場に行くことはなかった。
何度目かの誘いに休みが合った。
今度の場は、大都会の真ん中にある。メッカとも呼ばれるそこは、異様な熱気の中にあった。
「今日は大きい賞金が掛かったシリーズの準優だ。」
?
「明日の優勝戦に乗る6人が決まるんだ。分かるか?ほぼ全ての開催は