免疫を鍛えろって!#001

「前立腺がんだって。なんだよ、それ!」で主人公をしている「俺」です。

主治医「渡辺」は沈着にして冷静、今後を左右するのは俺自身だそうだ。

まあ、できることは限られている、免疫力をあげることぐらいだ。ことぐらいっていい切ってるけど、雲をつかんだり離したり・・
身体のことなど省みることのなかった60年。そのしっぺ返しが前立腺がんならば、それに立ち向かうことも自ずと可能、雲を掴むような話しだけど。


そんなわけで「免疫力」という魔法の力を高めるためのあれこれや、鍛え伸ばすそのメソッドを週一ぐらいの間隔で挙げていこうと思う。
あくまで「俺」の理解の範疇であり、まったくのお門違いかもしれないことも、ある、と思うがそこは笑って許してくれ。ほら、笑うのもいいって言うしさ。


と言うわけで初回は・・

ブロッコリー、である。

パチパチパチパチ、エラいベタなセレクションだ。が、みんな本当にこの2026年度より「国民生活に重要な野菜」とされる“指定野菜”に格上げされるブロッコリーの本当のトコロをご理解いただけているのか?俺は知らなかったよ。

まずこの“指定野菜”、野菜生産出荷安定法と言う立派な法律に定められた、現状14種類しかない野菜(にんじんや玉ねぎ、ほうれん草とか)の新たな一つとして、国家をあげて生産していこう!より一層、供給を安定させよう!!という映え有るポジションである。半世紀ぶりの昇格であり、大変名誉。
まぁ間違いなく、俺なんかよりエラいわけだ。

なぜこんなに偉くなったかと言うと、とにかくスキがない。
タンパク質・ビタミン・ミネラルが多種多量であるだけでなく、そのおのおのの相互補完効果による消化吸収の高効・・

えぇい、めんどくさい!

ようは「大量の栄養素がバランス良く含まれ、かつ効率よく摂取」できるのだ。
中でもビタミンCは茹で上げた後でさえ生レモンやイチゴを凌駕し、カリウムの含有量もいわゆるハンパなく多い。
またβ-カロテンも豊富で、体内で鉄分(これも豊富に含まれる)の吸収を促進、粘膜を強化、即ち抗酸化作用を発揮しがんや動脈硬化を予防する。ここまでは証明されている。

そのうえで、栄養素が多岐に渡るだけではない。良く判らん効能もある。
スルフォラファン、この金管楽器のような名前の物質は、がん予防効果・ピロリ菌抑制効果があるらしい。
同じくブロリコっていうのも糖尿病が起こす様々な健康悪化を改善するらしい、でも「薬剤性肺炎」を引き起こしたとの報告もある。
また、動物実験では子宮癌を促進したり、抗がん剤の作用を阻害したりなんてのがあったとの報告も。
???

よく、判らん・・

つまり、「過ぎたるは及ばざるが如し」なのである、なのかな?
いくら良さそうでも摂りすぎは良くない。でも間違いなく「スーパーフード」であることは確かなのだ。
なんか知り合いの栄養士が言うには「中ぶりの一株を3日で」食べきるぐらいが良いとのこと。つまり3人家族なら1日で食べることになるわけで・・

そんなに食べるかぁ?
「中ぶり」ってどんなだぁ?
まぁでも、健康のために食べましょう。健康のために生きてるわけじゃないけどね。

とにかく俺は、食べるよ、ちゃんと。
そもそも身体へ入ってくるものは基本的に「毒」だからね。
ほら、酸素だってちょっと濃くなったら一瞬で死んじゃう訳だし、今後取り上げていきたい「身体・免疫の鍛え方」もそれなりエキセントリックなものでありたい。

とにかく、良いも悪いもあまり紹介されていない切り口で論じていきたいので、ご参考になれば。












この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?