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ネガティブはすばらしい!!⑮ 〜次に人間に生まれる確率〜

もともと、

人間に生まれる確率って

どのくらいなんだろう。


あるネットの記事によると、

1億円宝くじで連続100万回当たる

確率より低いらしい。

ということは、

限りなく0である。

だから、

生まれ変わるってことが

あるとしても、

もう人間には生まれないだろう。

正に、天文学的数字である。

連続して1億当たることは

絶対にない。


ともすれば、今、

人間として生まれてきたのは、

宝くじ1億円が連続100万回あたったから。

これは、すごい確率である。


でも、そんなの、

当たらなければよかったのに、

と思う人も多いだろう。

それが、すごい不運だった、

という人だって多いだろう。

そんな確率でなんで私が生まれたんだろうと。

当たりを引いたのか、ハズレを引いたのか。


私も、もう、次は

人間には生まれたいと思わない。

下手に脳をもっているから、

めんどくさいことが多いし、

つらくても仕事しなきゃならないし、

我慢もしなきゃならない。


人間以外の生物って、

人間みたいに意識みたいなものは

あるのかといえば、

その真相は今でもわからないらしい。

少なくとも、脳が殆どない生物は

意識はないらしい。

虫もつつけば反応はするが、

それは、感触として反応するだけで、

意識として認識していないようだ。

下手に脳を持って生まれたことが

幸か不幸か。


人間に生まれた私達。

人生に意味はあるのだろうか。

サマセットモームは

「人生は無意味」ということを

伝える小説を書いている。

「月と六ペンス」

「人間の絆」

私見では、

植物も生物とみなすならば

その辺に生えている草木は

なにか、意味をもっている??

意味などないと私は思う。

意味を追求するのは

脳を、意識を持っている

人間だけかもしれない。


モームの「人間の絆」からの引用。

努力に比して、なんという、それは、あわれな結果なのだ。青春の美しい希望の数々に酬いられるものは、ただかくも苦い幻滅、それだけなのだ。それにしても、苦痛と病いと不幸の重錘が、あまりにも重すぎる。いったい、どういうことなのだ?
フィリップは、彼自身の一生を振り返ってみた。人生へ乗り出した頃の輝かしい希望、彼の肉体が強いたさまざまの制限、友達のいない孤独、彼の青春を包んだ愛情の枯渇。彼にしてみれば、いつも常に、ただ最上と思えることだけをして来たつもりだ。しかも、このみじめな失敗振りは、どうだ!
彼と同じように、一向取柄もなさそうな人間で、立派に成功しているのもあれば、彼よりは、はるかに有利な条件をそろえていて、それでいて失敗した人間もいる。すべては、全くの運チャンスらしい。雨は、正しい人間にも、悪い人間にも、一様に降る。人生一切のこと、なぜだの、何故にだのという、そんなものは、一切ないのだ。"

「人間の絆」サマセットモーム

ただ、

私は、

親と兄と生まれてきた子供に

なんの雑念もなく、感謝したい。


ネガティブはすばらしい!!

今日はここまで。




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