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ドライブから考える離島ぐらし。

先日、島から出て、久しぶりに都会に行った際、「あぁ、都会暮らしってこうだったな~」と感じたことがあったので、感じたことを残してみることにしました。

ひさびさに離島から外へ。

国境離島対馬から、仕事で久しぶりに島外に。普段ないコンビニ、限定商品や、電車に乗ることに少し気分が上がりながら、子供たちの居ない一人時間に少しうきうきしながら、電車に乗り込むと、「電車が少し遅延します」というアナウンスが。
私は特に急いでもいなかったので、「まぁいっか・・」くらいの気持ちで聞いていたのですが、すぐ隣に居た方が声に出して怒りをあらわに。

なにか次の予定があったのか、待ち合わせがあったのか、うろうろ外を見たり、足を動かしたりしていました。
気にしなければ、それまでなのですが、やはり近くに人が居ると、その気持ちが伝染してきたり、こちらまで謎の緊張感に包まれてきてしまうものです。

その時に、「あぁ、今の離島暮らしだと、周りからネガティブパワーを受けることが減ったなあ」と離島暮らしのいいところを再認識したのでした。

そして、その様子が、都会のドライブと離島でのドライブとも似てるな、と感じたのでした。

都会と離島のドライブ

都会で運転をしていると、前後を走る車、信号がたくさんあり、何度も停まりながら目的地に進みます。人もたくさん居るので、突然出てくるかもしれない人や、狭い間を抜けてこようとする、オートバイやロードバイクにも気を付けなければいけません。
常に緊張を保ち、歌を口ずさんだりはしますが、高速以外だと、周りの目も少し気になります・・。
後ろの人があおり気味に寄せてくると、ネガティブパワーを受け取ってしまったりすることもしばしば・・。

対して離島ドライブでは、空港から家まで2時間ほど、ほとんど周りに車は走っていません。信号も思い当たるところで2つ。途中で食べようと思って買った食べ物も、何時間も食べるタイミングがないほど、停まるタイミングがないのです。
車内で全力でカラオケをしていても、全く問題はありません。
いつ停まるか、どこで停まるか、それは全部自分の気分次第。
トイレ休憩をしたい、何かを食べたい、偶然出会った素晴らしい景色を見るため少し停まりたいなど、
すべては自分のタイミング次第で、誰かに影響されることはほとんどありません。
運転中気を付けなければいけないのは、連続カーブのくねくね道の運転と、夜間道の真ん中にわが物顔で立っている突然現れる鹿くらいなものです。


こんな感じで杉に囲まれた道のドライブ


鹿遭遇率はほぼ100%です。移住者なので、夜のドライブは鹿に会うことが楽しみ。

離島に移住して一年。

離島暮らしでは、都会にはないものもありますが、
本当に自分のしたいことを見つけるためのゆっくりとした時間を持ったり、日々の生活を楽しむ余裕ができたり、ご近所さんと日々の何気ない会話を楽しんだり、ゆったり平和に毎日暮らしていけています。

子育て世代ということもあり、周りからネガティブパワーを受けない環境というのはかなり重要。
ついつい予定を詰め込んでしまいがちな性格なのですが、これからもゆったり離島暮らしを楽しんでいきたいです!

↑Instagramでも対馬での離島暮らしを発信しています。




次の冒険へのパワーにします! ¡Muchas gracias!