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悪いときこそだよね
自分の調子が嘘みたいに おばかみたいに悪いときこそ、身近な人の素敵なところを見つめられる人間になってみたいものです。
来年の目標にしようかな。
一気に背伸びしすぎず、たまには足元を見て、ちゃんと立てているかどうか確認する時間も取りたいですね。
みなさん、今日もありがとうございました。お疲れ様です。
大人になってRomance.4
街が色めきに色めきだっているただの12月24日。
ついに9年目を迎えようとしていた2人の24歳は一緒にはいなかった。
この部屋はどういうわけか冷たくて寒すぎて静かすぎて、いてもたってもいられなくなった私は、友達と呼べる全ての人に連絡をしたが、結果は案の定。キラキラの光の街に1人で繰り出すことになりそうだ。友達が幸せそうなのは良いことだ。うんうん。
今日だけは出歩くとき、男性1人女性1人ずつでな
大人になってRomance.3
恋愛とは、こんなにめんどくさいものだっただろうか。
恋とは、なんだかよくわからないけど胸が騒いで甘くて酸っぱくて、
笑ったり踊り出したくなったりするふわふわ楽しそうで、誰もが憧れるそれではなかったか。
あのセリフを言ってしまうその瞬間まで、彼は変わってしまったと思っていた。でも、あのセリフのように口の筋肉を動かして、音として耳で認識して、そして最後の彼の表情を見て、変わったのが誰だかわかった。
大人になってRomance.2
「付き合ってすぐのうちは、喧嘩してなんぼだよ。」
私の好きな平成を代表するYouTuberが言っていたこの言葉通りにしなかったからだろうか。
特段大きな喧嘩や衝突がなく、波瀾万丈というよりは落ち着いた恋愛道中を通ってきた私たちは、あの日の私の粗雑で幼稚で乱暴な言葉にお互いに戸惑いを隠せなかった。私も含まれていることには注意してもらいたい。
きっかけは些細なことだった、ドラマや映画の脚本でよく使わ
大人になってRomance.1
「もういい!別れる!出てって!!」
そう。そんなこと言わないで、って言われたかっただけ。
ごめんね、愛してるよって言われたかっただけなのに、
いつからこの部屋はこんなにも寒くて静かだっただろうか。
高校1年の頃からずっと付き合っていた私たちは、早8年の月日を共にした。
16歳の甘酸っぱい青春の灯は、お互い24歳になった今も鮮明な記憶だ。
恋とは、一種の贅沢病なのだろうか。
付き合い始めた当初
What is love.
以前にも書いたかもしれないが、私は「20代の知見」が好きだ。
もし書いていたらくどいかもしれないが、好きなものを何度好きと言っても
構わないだろうという威勢の良さで思いの丈を綴らせてもらう。
あの本を読むと、なんとも言えない気持ちになる。
そしてなぜか、もう一度読みたくなる。
軽率に、軽やかに、少しの寂しさと切なさを抱き抱えながら
人生という一瞬一瞬を過ごしたくなる。不思議だ。
我々は今日、
想い出なんてばぁかばぁか
できれば、もう想い出を増やしたくない。
もうこれ以上は、重たくて持ちきれない。
どうせどこか遠くへ、誰もいなくて、誰も知らないところに
行ってしまうんだから、
持ち物は小さな緑のポシェットに入るくらいでいいのに。
優しくしないで。
笑いかけないで。
誘わないで。
楽しくしないで。
電話しないで。
話しかけないで。
これ以上、幸せの記憶を持ったままサヨナラに向かうのは辛すぎて。
想い出なんて