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父親の思い出 その1 中堅社員と定年間際の俺たちと何も変わらない ~当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 バブル景気が始まる直前のことです。1988年頃だったでしょうか。父親が、

「中堅社員と定年間際の俺たちと何も(パフォーマンスは)変わらない」

と、中堅社員になっていた私に言った事が、印象に残っています。私に一人前の会社員になったからそのまま自信を持って進めというエールだったのか。

 そういう意味では、小学校6年生、社会人になる直前(例えば大学4年生)も大きな節目だと思います。

【小学校6年生が最も大きな節目】
 頭の中の知的な構造は出来上がっています。経験も小学校の最上級生として、まるでチューターのように数歳年下の低学年の児童の面倒を見てあげられます。

【社会人になる直前も既に完成域】
 社会人になる直前は、育成期間満了という意味で仕上がっています。しかも今はアルバイトやインターン制度等を利用して社会人生活を疑似体験できる仕組みが整っています。加えてインターネット経由で情報を簡単に入手できますので社会人としても遜色ないレベルです。

 身近な例ですが、私の子は超大手の企業に入社しましたが、目覚ましし営業成績を残し、もう学ぶことはないと半年で卒業してしまいました。

【中堅社員】
 以上を踏まえると、中堅社員は定年間際の社員と同じというのは、昭和の感覚なのかと思います。世の中は進歩していて、似た感覚はずっと若年で感じられるようになったと感じています。

 世の中は、確実に進歩していますね。

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