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スナップショット・子どもとの共同生活

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子どもとの毎日は、笑い流すにはもったいない、怒り過ごすには長すぎる。写真を残すように、日々の出来事や感じたことを残しておこうと始めました。子育ての「同業者」の人たちと気持ちを共有…
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記事一覧

「子ども相手に根に持たない」と自分に言い聞かすーーー私の育児方針3つ

「子ども相手に根に持たない」と自分に言い聞かすーーー私の育児方針3つ

突然ですが、私の(今のところ)9年間の子育ての中で、常々気を付けていた育児方針が3つある。

①車ではチャイルドシートに乗せる
②根に持たない
③極端なことを言わない

このことを思い出すたび、「相手は子供だというのに、いちいち気をつけないとこんなことも守れないのだから子育ては難しい」と思う。

まず①車ではチャイルドシートに乗せる。

2歳、3歳、4歳。子どもによって違うけれど、チャイルドシート

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こどもは”街歩き”ができないーー9歳娘と台湾2人旅

こどもは”街歩き”ができないーー9歳娘と台湾2人旅

小学生になったらお母さんと海外旅行行こう!と前々から話題にはしてあり、コロナ禍やパスポート申請などを経て、小学3年生の終わりとなる9歳娘の春休み、4泊5日で台湾に行ってきました。わたしも初台湾。そして10年ぶりの海外。ツアー旅行にするか個人旅行にするか、3拍にするか4泊にするか。「4泊5日も子どもとごきげんに海外で過ごせるかな…」と心配はありつつ、自分で飛行機&ホステルを手配して、4泊5日の日程で

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何気ない松潤に関する子どもとの会話

何気ない松潤に関する子どもとの会話

どうでもいいけど、書き留めたかった週末のひと言。

かおちゃん「松潤って、せっかくの日曜日なのに毎週仕事があるんだよ、大変だよね」

私「仕事って何?」

かおちゃん「え、どうするいえやす」

7歳児のかおちゃん。松潤のスケジュールをイメージできるなんて。

そのかおちゃんの別の言葉。サイクリングができる大きな公園で、ダムの周りを走るコースを周っていたとき。普段、あまり乗らないので最初はふらつく自

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弱音を吐くことの効用ーーー子育てでも、支援職でも、営業職でも

弱音を吐き、ため息を吐かかなければ一日だってやっていけない。私はそういうタイプなのだと思うが、「そういうタイプではない」人にも弱音やため息は必要だと思う。私なりに「弱音」を定義するとすれば、「自分の身に起きた、自分にとってネガティブな出来事について、改善や反省も意識しつつ言い訳を述べること」だろうか。

いやー、こうすればよかったというのはそうなんだけどできなくて。
こんな人がいて(うまく対処すれ

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「空き巣」の漢字の使い方は小1には新鮮だったらしい

「空き巣」の漢字の使い方は小1には新鮮だったらしい

疑問を口に出して誰かと共有するって、大人になると躊躇しがちなのだろう。「口に出す」=「疑問としてとらえて解決を見出したい」みたいな、ちょっとした深刻さを求められる。

子どもは、そんなことを考えずに口に出す。
昨日のお風呂での話。

小学校1年生のかおちゃん
「あのさー、かおちゃん、家に人がいないときにどろぼうが入ることを、空の漢字と鳥の巣の巣の字であきすって書くと思わなかったよ」

そりゃそうだ

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役割からの解放は呼び名からー「お母さん」ではなく「みっちゃん」で呼ばせることの効果

役割からの解放は呼び名からー「お母さん」ではなく「みっちゃん」で呼ばせることの効果

朝の時間しか、自分の時間がない、と思い込むことによって仕事が溜まっていない日も朝4時起きであるが、疲れた状態が続いている。まだ火曜日。このままだ「ダラダラと早起き」を続けると、金曜日にはクタクタになることがわかっているのだが辞められない。

もう少し疲れを残さずに週末を迎えられたら、土曜日にも山登りやその他のアクションができるのにな。最近は、土曜日の朝はしっかり(7時ごろまで)寝てしまう。朝イチか

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子育ての気分転換としての仕事、仕事の気分転換としての子育て

子育ての気分転換としての仕事、仕事の気分転換としての子育て

いま6時15分。朝の支度を始める6時30分まで15分ある。
書きたいことはたくさんあったのだが、この朝の時間がなぜか確保できなかった。仕事、編み物、最近は刺し子、ドラマ視聴、、気ままな朝ごはん、新聞を読む、などなど。

朝に仕事をするのは、30分の時もあれば1時間のときもある。ゼロのことはあまりない。どうしても、という仕事がない日には、「できればやりたかったこと」に手をつける。昨日は、先日視察させ

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湿度が低い場所での育児生活にあこがれた夏

前回の更新が7月20日。「公認心理師の試験が終わったー!」というタイミングだった。(先週、合格発表で、幸運なことに受かってましたー!)
その後は、子どもは夏休みで朝の時間にそこまでカリカリしなくていいし、海や山や川やキャンプを楽しみにしていたし、何より今年のお盆休みを使って上高地のペンションを予約していて、そこそこに仕事を流していけばいいや♡と思っていました。ところが。

8月1日に夫の転勤の内示

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子どもと目的的ではない時間を過ごす、私にとっての必要性

子どもと目的的ではない時間を過ごす、私にとっての必要性

我が家の子どもたちの平日は毎日、学校→学童→お迎えに行って帰宅、という流れ。たまーに「今日は青コースで帰ってきたい~」(青コース=自宅方面の登校班)と言うのだが、その時間に私も夫もいないのでできない。

そんな中、
①仕事が立て込んでいた
 (→土曜出勤が多くなり、平日休みを取る必要が出た)
②公認心理師試験の直前

という要素が重なり、先週の金曜日は休み&私の予定も入れない日、となった。勉強もは

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夕食後の憂鬱~親がハードルを下げるだけではどうにもならない子への対応

夕食後の憂鬱~親がハードルを下げるだけではどうにもならない子への対応

夏は子どもでも食欲がなくなるのか、「もう食べない!」となることも多い。牛乳を一杯飲めばよいことにしている。私がハードルを下げればよいものは、下げている。シャワーだって浴びたくないと言えば(こんな猛暑が続く中で、浴びていない人と同居するのは嫌なのだが)は浴びなくていい。ただ、2日連続で浴びない、のはナシ。浴びなかったら翌日は入る、という約束。(それさえ守られないことはあるが、見逃す心構えで)。

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かけ算は本来簡単なもの?もしくはうちの娘が天才か

かけ算は本来簡単なもの?もしくはうちの娘が天才か

小学1年生になった真ん中の娘・かおちゃん。お姉ちゃんからノートに宿題を書かれては、嬉しそうに取り組む時間があります(最大10分くらいではあるけど)。

足し算や、時々かけ算も混ざっているようだったけど、中身は確認せずに「やってるな~」とだけ思っていたところ。こないだは「8×6」の問題を前に

「8×6ってことは、16×3ってことでしょ。ということ32+16だから・・・48?」

とつぶやきながら暗

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青や紫は「しょんぼりした色」

青や紫は「しょんぼりした色」

一度書き始めると、続けて書きたくなるのがブログ。

昨日の素敵な出来事。
仕事から家に帰ると、ダイニングテーブルにビーズを広げて遊んでいた6歳児かおちゃん。
「みっちゃん(私のこと)は、赤とか黄色の明るい色と、青とか紫みたいなしょんぼりした色、どっちが好き?かおちゃんはしょんぼりした色好き!」

しょんぼりした色、ってなんていう使い方!思わず吹き出しそうになったものの、余韻が強く、昨晩の衝撃がまだ

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3歳児となら、「私のペース」で過ごせることが分かった2人きりの週末

3歳児となら、「私のペース」で過ごせることが分かった2人きりの週末

2月からブログの更新が止まっているのは、ひとつには公認心理師の勉強がスタートしたことがある。3月中旬には研究支援ゼミの発表もあり、仕事も立て込んでいて朝の時間がいっぱいいっぱい。それ以外の時間はルーティンで埋められて。余白がない日々だからこそ、ブログが書きたくなるものだけど。

2月中旬には、当時保育園の年長さんだった6歳児がコロナの濃厚接触者になり、同居家族としての3歳保育園児も登園不可に。(小

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子どもはみな「発達障害の卵」~自粛度合いの比べて不満を言う娘たち

子どもはみな「発達障害の卵」~自粛度合いの比べて不満を言う娘たち

1月中旬に、8歳の娘が濃厚接触者となって週末+3日間の自粛期間があった。そのときは、我が家では初めての濃厚接触者ということもあり、念のためふた班(8歳児+私、6歳児+2歳児+夫)に分けて、セカンドハウスも使いながら家庭内分離を図ったのでした。その際、8歳児は(最終日を除いて)家と車の中しか行動しなかった。

そしてこの連休直前。6歳児の保育園で陽性者が出て、彼女も濃厚接触者に。前回も、結局当人(8

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