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10の言語を学んで、得られた知見と、楽しかったこと
言語を学ぶと、ネイティブスピーカーは素直に喜んでくれる
まず、大概の言語を学ぶためのモチベーションというのは、ネイティブスピーカーから得ている。
ネイティブスピーカーが素直に「○○語うまいですね」とほめてくれるのが素直に嬉しいし、たとえそれがお世辞や社交辞令だとしても、素直にうれしいから素直に受け取っている。
各国の「○○語学んでます」といったときの反応の違い
実際、私の体感だと、
南欧→素直に褒めてくれ、すぐお友達認定される
北欧→英語で話され返されることが多いが、母語を話すと喜んでくれる
東欧→「そもそもなんでこんなマイナー言語をやろうと思ったの?」と驚かれる
西欧→いち市民だとして扱ってくれる
素直にうれしいのは、南欧の反応だが、どれも嬉しい。
私も外国人の日本語をほめるようにしている
アドラー心理学では、ほめても叱ってもいけないというが、私は素直に褒められたほうが嬉しいし、周りもそうだと思っている(経験則)ので、1回は褒めるようにしている。
ほめられると嬉しい、というのは否定できないことだと思う。実際周りもネイティブスピーカーにほめられると嬉しいという話をよく耳にするからだ。
気軽に「日本語上手ですね」とほめることとマイクロアグレッション
ただし、「所詮外国人だと思われているんだ」というマイクロアグレッションの問題があるので、日本に一時滞在している西欧人の留学生ということがわかってからほめるようにしている。
そうしないと、たとえば日中ハーフで、日本語しか話せないようなひとに「日本語上手ですね」とほめても、それはマイクロアグレッションになるか、あるいは相手を不快にさせるからだ。
言語を学ぶのは簡単ではない
近道もないし、王道もないし、楽な方法はない。
だからこそ、たとえ片言でも、言語を学ぼうとするひとには私は敬意を払う。
言語を学ぶことは、情熱が要るし、時間もお金も必要だ。
そして、それを支えてくれるネイティブスピーカーなどの優しい友人も必要になる。
そうなると、決して簡単な道のりではないことがよくわかる。
だからこそ、外国語を話すことが嬉しい
外国語を話すということによって、「私はあなたの文化に関心があります」というメッセージになる。
観光客などの一時滞在者にそこまでのレベルは求めないが、「こんにちは」「ありがとう」だけでも知っているだけで観光は100倍楽しくなると思う。
そして、そのための勉強に数分(数時間?)を使ってくれたということで、それは喜びとして相手に伝わる。
だからこそ、外国語を話すひとを見ると嬉しくなるし、日本語を話す外国人を見ると嬉しくなる。
言語は世界をつなぐ
言語は世界をつなぐための手段だ。
言語がわかると、相手のこともよくわかるようになる。
いやなニュースが絶えない時代だが、まだみんなは仲良くできるんだという希望が、言語だ。
相手をわかろうとすることと、言語を学ぶこと
相手をわかろうとする、ということ、それが世界平和につながると私は信じている。
目の前にいない相手を嫌うことができるなら、目の前にいない相手を愛することだってできる。
そのためには、ちゃんと目の前の相手を理解したい。
そうすることで、世界はもっといい場所になると信じている。
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