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そのときに感じたこと/感情の覚書/感受性を育てるためのメモ

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記憶の取扱説明書

📖´- 𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧 パイロットフィッシュ 𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧 '人は、一度巡り会った人と二…

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9か月前
4

言葉は使い方次第で呪いにも魔法にもなる

📖🖊 実はね、 最近少しだけおつき合いをした人がいました。 すごく優しくて 態度が誠実で 愛情深くて こんなに素敵なひとに出会えて 夢オチとかないよね? と思ってた…

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9か月前
1

0123夢のこと

地下の歩行通路 ギャラリー どこからか、甘く馨しい香り 何の香水だろうと、あたりを 探す 見上げると 大きな鉢植えの木 小さなオレンジの花がさいている 香りの元はそ…

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2年前
2

すぐわかるもの すぐにはわからないもの

この本、なかなか読み進められなくて眠らせてたんだけど 映画だったらどうかなと思いこの週末に見てみたら、とても深かった。 この作品に出てくる言葉にこんなものがある…

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3年前
1

0209 夢のこと

高架下 決まった時間に降り注ぐ紅葉と温泉のシャワー そこを抜けると、パリのような雰囲気の広い公園 木々や小動物 霧雨 薄暗い曇り空 止まってみえる雨粒 公園をつかっ…

le12mai
3年前
1

1113 夢のこと

ショッピングモール 恋人と一緒に歩く シャツ売り場で見つけた肌触りの良いシャツ ちょっとダサいクロコダイルのベルト プレゼントは何がいいかなと考える 大粒の蜆を探…

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3年前

1031 夢のこと

ホテルからの景色 窓を見下ろす 深く透き通った青の海 遠くからの鯨のホイッスル 音楽とともにシャボン玉の群れ 色とりどりのボールをキャッチする 景色はかわり 大切に…

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3年前
1

0629 夢のこと

桜前線を追いかける夢 満開の桜 大きな花びらが散る 海を超える 海の中を探す 前を泳ぐ人は海亀のくちばし 光る足跡 鳴き声のホイッスル 景色は変わって 無数のランタン…

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4年前
1

Day in,day out

窓から入ってくる風が、初夏の匂いだった。 たったそれだけで 記憶と一緒に思い出が鮮明に押し寄せてきて、溺れそうになる。 匂いが記憶と本能に直結しているというの…

le12mai
4年前
1

見上げてみないときがつかないこともある

今朝は、普段とは違う道を通って通勤した。 信号待ちでふと上を見上げたら、ユリノキが花を咲かせてたよ。 地面には根元がほんのりピンク色の可愛らしい花びらがたくさん…

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4年前
2

死にたい夜にかぎって

唐突にこんなことをいうのもどうかとおもうのだけど わたしは、慢性的に死にたい気持ちを抱えて生きている。 誰かと一緒にいようが 美味しいものを食べようが 感動する…

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4年前
5

月と金星

2019年ももうすぐ終わるので、少しだけ振り返り。 この三日月と金星は、今年最後の特別な時間を過ごせた帰り道に見上げた空の景色。 この日は旭川からの帰り道に はじめて…

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4年前

幸せの温度

猫の体温は高い。 寒くなってくると、とたんに甘えんぼうになるわかりやすい猫。 ひざや胸の上ですやすや眠られると、やることがあってもそれを避けてまで動く気になれ…

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4年前
4

今年の冬はここに

札幌は初雪がふりました。 1年の約半分が雪景色のこの街に 何十年と住んでいても 何故か毎年初雪は特別。 初雪が降りだすと、みんな窓の外を気にしたり 外を歩く人たち…

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4年前

こんな夜はきみと話がしたい

ストレスが溜まりに溜まって心が正常に保てなくなると、物欲の塊になってしまう。 それもお金があろうとなかろうと、どうにかなると思って物欲に走る。 (実際にどうにかな…

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4年前

よだかの星

この、宮沢賢治の初期動物童話集。 十数年前に母親が岩手のお土産に買ってきてくれたもので、当時は何度も何度も読んでいたんだけど。 たまにおもいだして、さてどこ…

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4年前
記憶の取扱説明書

記憶の取扱説明書

📖´-

𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧

パイロットフィッシュ

𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧

'人は、一度巡り会った人と二度と別れることはできない。
なぜなら人間には記憶という能力があり、そして否が応にも記憶とともに現在を生きているからである。

人間の体のどこか

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言葉は使い方次第で呪いにも魔法にもなる

言葉は使い方次第で呪いにも魔法にもなる

📖🖊

実はね、
最近少しだけおつき合いをした人がいました。

すごく優しくて
態度が誠実で
愛情深くて

こんなに素敵なひとに出会えて
夢オチとかないよね?

と思ってたんだけど

まさかの2ヶ月経つくらいで
とんでもなく自己中で自分勝手で
モラハラなひとがでてきた🫠

自分の見る目の無さにもびっくりなんだけど。

過去出会った中でも3本指に入るであろうクズに
わたしの価値をめちゃくちゃに

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0123夢のこと

地下の歩行通路
ギャラリー

どこからか、甘く馨しい香り
何の香水だろうと、あたりを
探す

見上げると
大きな鉢植えの木
小さなオレンジの花がさいている

香りの元はそこから

友人がもって帰るというので、少しわけてもらうことにした

壁にはちいさな額縁がいくつか展示されている

欲しいなと横目でみながらその場をあとに

すぐわかるもの すぐにはわからないもの

すぐわかるもの すぐにはわからないもの

この本、なかなか読み進められなくて眠らせてたんだけど
映画だったらどうかなと思いこの週末に見てみたら、とても深かった。

この作品に出てくる言葉にこんなものがある。

✾❃✾

"世の中には、「すぐわかるもの」と、「すぐにはわからないもの」の二種類がある。すぐわかるものは、一度通り過ぎればそれでいい。けれど、すぐにわからないものは、何度か行ったり来たりするうちに、後になって少しずつじわじわとわかり

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0209 夢のこと

高架下
決まった時間に降り注ぐ紅葉と温泉のシャワー

そこを抜けると、パリのような雰囲気の広い公園
木々や小動物
霧雨 薄暗い曇り空
止まってみえる雨粒

公園をつかったアトリエのような場所

こんな景色なら雨も良いなと思う

閉園間近の空いているディズニーランド
ピノキオのアトラクション
夜空に打ち上がる花火とイルミネーション

1113 夢のこと

ショッピングモール

恋人と一緒に歩く
シャツ売り場で見つけた肌触りの良いシャツ
ちょっとダサいクロコダイルのベルト
プレゼントは何がいいかなと考える

大粒の蜆を探すが売り切れていて
通りすがり
〚今日はどの家も手巻き寿司を食べるのよ〛
という会話

大蒜の芽
カラフルなミニトマトを買う

景色は変わり、わたしの部屋
占い師

〚わたしの手を握ってみて〛と言われ、手を握るととてもあたたかかった

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1031 夢のこと

ホテルからの景色
窓を見下ろす
深く透き通った青の海
遠くからの鯨のホイッスル

音楽とともにシャボン玉の群れ
色とりどりのボールをキャッチする

景色はかわり
大切にしてくれるひとを選ぶ
友人からの手紙
予言めいた占いのことば

石造りのレストラン
店内を彷徨う

0629 夢のこと

桜前線を追いかける夢
満開の桜
大きな花びらが散る

海を超える
海の中を探す

前を泳ぐ人は海亀のくちばし
光る足跡
鳴き声のホイッスル

景色は変わって
無数のランタンの景色
次々に浮かび上がる景色を見て感動する

さがしもの
何かが見つからなくて
それが何か思い出せない

Day in,day out

Day in,day out

窓から入ってくる風が、初夏の匂いだった。

たったそれだけで
記憶と一緒に思い出が鮮明に押し寄せてきて、溺れそうになる。

匂いが記憶と本能に直結しているというのは本当だなといつも思う。

はじめて、これからあの人が新しい生活をはじめる町へ会いに行った日のこと

周りが手にする"日常"が私たちには特別で、
その日常を一緒に過ごせることが幸せで
遠くない未来にまた必ずやってくると信じていた日

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見上げてみないときがつかないこともある

見上げてみないときがつかないこともある

今朝は、普段とは違う道を通って通勤した。
信号待ちでふと上を見上げたら、ユリノキが花を咲かせてたよ。

地面には根元がほんのりピンク色の可愛らしい花びらがたくさん落ちていて
もうすこしで桜の季節がきて
追いかけるようにライラックの季節がきて

そしてまたひとつ、わたしは歳をとる。

まだまだ三寒四温で、仕事をしてると春を感じる時間のほうが少ないけど
確実に着実に、春はすぐそこに。

北海道

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死にたい夜にかぎって

死にたい夜にかぎって

唐突にこんなことをいうのもどうかとおもうのだけど

わたしは、慢性的に死にたい気持ちを抱えて生きている。

誰かと一緒にいようが
美味しいものを食べようが
感動する本や映画をみていても

ふと我に返ったときに感じる「死にたいなぁ」と思う気持ちは常にどこかにあって

こんなふうに
ぼんやりと「死にたい」「消えたい」「何のために生きてるの?」
と思いながら、なんとなく生きている辛さと苦しさは、大抵

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月と金星

月と金星

2019年ももうすぐ終わるので、少しだけ振り返り。
この三日月と金星は、今年最後の特別な時間を過ごせた帰り道に見上げた空の景色。
この日は旭川からの帰り道に
はじめて野生のオジロワシも見ることができて、本当に特別な日。

大好きなひとと離れて
人生はじめての遠距離で
寂しい想いだったり、だけど遠距離だからこそ経験できる素敵な時間を共有したり

大切な友達に子供が生まれて
こんなに愛おしいものが世

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幸せの温度

幸せの温度

猫の体温は高い。

寒くなってくると、とたんに甘えんぼうになるわかりやすい猫。

ひざや胸の上ですやすや眠られると、やることがあってもそれを避けてまで動く気になれない気持ちにされられるのは、すごい。

あざとさが当たり前で、どんなに理不尽でもただ可愛いと思わせるこのぬくもりの毛のかたまりは、本当にただただ愛おしくて
この重さも体温も、ずっと続けばいいなと思う。

可愛い仕草をみせて、ごはんをた

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今年の冬はここに

今年の冬はここに

札幌は初雪がふりました。

1年の約半分が雪景色のこの街に
何十年と住んでいても

何故か毎年初雪は特別。

初雪が降りだすと、みんな窓の外を気にしたり
外を歩く人たちも、空を見あげたりする光景がわたしは好き。

あと2ヶ月もすれば、早く春になればいいのになと絶対に思うのだろうけど

雪が降って嬉しいと思えるいまの季節をもう少し楽しみたいなぁとも思う。

冬の長い夜も、空気が澄んで高くなる空も、

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こんな夜はきみと話がしたい

こんな夜はきみと話がしたい

ストレスが溜まりに溜まって心が正常に保てなくなると、物欲の塊になってしまう。
それもお金があろうとなかろうと、どうにかなると思って物欲に走る。
(実際にどうにかなってしまってるので危険なのだけど)

おもに買うのは服とかコスメ。

好きな服を着て、好きなアクセサリーをつけて、好きなメイクをすると
自分じゃない何者かになれる気がするのかもしれない。

"美容とは自尊心の筋トレ"とは言ったもので。

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よだかの星

よだかの星

この、宮沢賢治の初期動物童話集。

十数年前に母親が岩手のお土産に買ってきてくれたもので、当時は何度も何度も読んでいたんだけど。

たまにおもいだして、さてどこにしまったかな?ってずっと探してたんだけど、ひょっこり見つかったので再読してみた。

この短編集に入ってる
「よだかの星」
が好きで。

とても切なくて、悲しいお話なんだけど、何故だろうな、何度も読みかえしたくなるし、何度読

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