この夏はオーストラリアに行ってみるべき10の理由。空気は読むものじゃない、吸うものだ。
こんにちは、語学の裏設定のゆうです。今日はオーストラリアの魅力を10個に絞り、写真多めの現地レポートでお伝えします!
この記事を書いている私は、オーストラリア住在歴4年、日本と現地をこれまでに11回往復しているくらいオーストラリアを愛しています。
それゆえリアル感にこだわりたいと思ったので、写真はネットに転がっているフリー素材ではなく、自分で撮影したものを使用しています。
今年の夏の旅行先がまだ決まっていないという方は、ぜひ本記事でオーストラリアの魅力に触れて、素敵な、素敵な夏にしてみませんか。
1.避暑地になるから
ここ近年の日本の夏の暑さは異常です。無理やり言い換えると、過剰に異常です。
南半球に位置するオーストラリアは日本とは季節が逆なので、8月9月は冬です。冬と言っても、温暖な気候のおかげで春っぽい冬で、長袖でも半袖でも過ごせるくらいのちょうど良さが魅力です。
日本で汗をダラダラかきながら、エアコン代やら節水にあくせくし、むさ苦しい・心苦しい夏を送るくらいなら、思い切って南半球にひとっ飛びしてみませんか。
2.時差がほとんど無いから、旅疲れしない
季節は正反対なのに、時計の針は1時間しか違わない。
ちょうど良さの上に、ちょうど良さの厚化粧。そんな夢のような国がオーストラリアなのです。
オーストラリアに着いたときも、初日からエネルギー全開で楽しめますし、帰国した時も翌日からほとんど旅疲れ無く仕事に戻ることだって可能です。
3.太陽のおかげで幸福度が爆上がりするから
これは筆者の持論ですが、太陽が明るいところの人々は明るい人が多いようです。
東南アジア、ハワイ、南米の人は明るさの平均値が日本人より二回り、三回りも高い気がしますし、イギリスやロシアなど曇りがちな場所の人々はちょっと暗い気がします。
太陽の幸福論については近い内記事にしますが、私自身もオーストラリアに来てから明るくなり、幸福度が上がっています。
朝、日が射さない部屋で起きるより、日が射す部屋で起きるほうが活力が上がります。やる気にあふれ、挑戦に積極的になり、若返りもします。
オーストラリアに来れば、太陽はあなたの恋人です。
4.仲間に入れてもらえるから
「友達を作れるのは学生時代のうちだけだ、社会人になってからは本当の友達ができない。」と言われたり、思ったりしたことはありませんか?
たしかにそれは日本の常識なのかもしれません。
他民族国家オーストラリアには人種の壁があまりなく、その壁より低い年齢や性別の壁も連動して低くなります。
「みんな仲間精神」がここにはあります。
特に現地の公園でスポーツをすると、周りの人が「Can I join?」と言って入ってきてくれ、家に帰る頃には友達になっています。
FacebookやLineを交換しておきましょう。
日本に帰ってくるときは、新しい友だちがたくさんできているはずです。
5.ストレスから開放されるから
日本はストレス大国だとよく言われます。理由は各種あると思いますが、見過ごせないくらい大きいのが「空気を読む文化」ではないでしょうか。
常に空気を通して人の顔色を伺っている。
自分のしたいことができない、言いたいことが言えない、生きたいように生きにくい。
重さがないのになんで空気はこんなに重いのだろう?空気は自由なはずなのに、いつから檻に変わったのだろう?
オーストラリアに来ればそんな空気による制約は外れます。自由で、活気に溢れ、大っきな空気が吸えます。その国の空気を吸えば、あなたは1%ずつ別人になっていくのです。
到着して2日目くらいには、空気は読むものではなく、吸うものなんだと再認識させてくれることでしょう。
5.食品添加物による汚染が少ないから
オーストラリアの食事はまずいとよく言われますが、この言葉には深い闇が隠されています。
日本は漬物大国だと言われますが、いつの間にか世界有数の食品添加物漬け大国になり果てています。私達日本人の舌は、あまりにも食品添加物に慣れてしまい、化学の味にしか美味しさを見いだせなくなっているのです。
オーストラリアにはコンビニ弁当やお惣菜などの添加物の塊はありません。レストランで出てくる肉はスジが目立つかもしれませんが、それが本来の肉です。肉は筋繊維ですから、スジが多くて当たり前なのですが、日本のレストランで出てくる肉は異様にスジがないですよね。
この理由について本格的に書き始めると、5記事くらい生成できてしまうのでこのへんでやめておきます。
たった一夏だけでも良いので、添加物汚染から抜け出して、デトックスしてみませんか?
オーストラリアは食に対して哲学できる場所でもあるのです。
こんなにオーストラリアが好きな筆者ってどんな人?ちょっと経歴が気になる人はプロフィール記事も合わせて読んでみてください。
6.肉、ビール、ワインが最高
先程のお話の延長線上かもしれませんが、肉は濃厚で重厚なのです。素材本来の濃い味を楽しめるばかりではなく、日本のステーキ肉が紙切れに見えるくらい厚いのです。
肉のお話はこのくらいにして、お酒の話をしましょう。
オーストラリアの初代大統領は酒飲みだったことで知られていますが、国のトップがその国を表すと言うように、オーストラリア人はお酒が大好きなのです。
それゆえ日本より多様な種類のお酒が売られており、ワインに関して言えば日本より安かったりします。
酪農大国なのでチーズもおいしく、ワインを嗜むにはまさに絶好の国だと言えるでしょう。
8.吸い込まれるほど大自然を満喫きでるから
オーストラリアはとても広い国です。そのためか、何気ない日常の空ですら大っきく見えます。
それゆえ見上げると、まるで見えない渦に吸い込まれるような感覚に襲われるのです。空との一体感、自然との一体感、地球との一体感をフルに感じることができるでしょう。
空だけではありません。海も、森も、すべての色が日本より「濃い」のです。自然が織りなすコントラストの強さ。そこから生まれる自然の存在感の強さ。
我々は触れたものに近づくと言いますが、そのような自然にふれることで我々は自然に還ることができるような気すらしてしまいます。
それはストレスに毒された現代社会からの解放であり、あどけない子供時代に戻ったような感覚でもあるのです。
9.まるで多文化の博物館、感性が刺激されるから
オーストラリアは移民国家であるがゆえに多国籍国家です。
それゆえ色々な国の文化、建築、芸術を見ることができ、まるで全てが詰まっている博物館のような感覚です。
英語圏でありながら、イタリア文化、中華文化、フランス文化、コロンビア文化....数え切れないほどの文化が共存しています。
オーストラリアへの "入場料"は観光ビザの$20ドル (1800円ほど)で、3ヶ月滞在することができます。ここまでお得な博物館が日本にあるでしょうか?
博物館に行くと知的刺激、美的刺激など様々な刺激を受け感性が研ぎ澄まされます。オーストラリアに来れば、毎日五感が反応しっぱなしで、生きることが楽しくなることでしょう。
10.人生の転機になるかもしれないから
もしかしたらこれはオーストラリアに限った話ではないかもしれません。
人を変えるのは一瞬で十分です。旅先で出会った強烈な瞬間が、その後の人生の振り方を変えてしまうことだって十分ありえるのです。少なくとも私はそうでしたし、オーストラリアはそんな場所でした。
大学三年生の頃、ゴールドコーストにあるQ1という、いわば東京スカイツリーのようなタワーに登りました。ゴールドコーストは世界有数のリゾート地で、白く光る海岸沿いに発達した近代的な街です。
400m近くあるそのタワーから見た、青い空、白い浜辺、眼科に広がる街、その美しさに完全に心を握られ、いつかオーストラリアに住みたいと強烈に感じました。
その数年後、オーストラリアに永住権獲得のために挑戦しにきたのです。あの時の景色がずっとモチベーションでした。
それによって今の自分があると自信をもって言えます。
海外移住にずっと興味がある方、英語の勉強をしたいと思っていてもモチベーションがくすぶっているだけの方も、オーストラリアで心に触れる何かに出逢えば、最強の推進力を得られるかもしれないのです。
おまけ:オーストラリアで人が変わるから
オーストラリアは日本と比べて、地理的にも文化的にも、いろいろな意味で正反対な国です。それゆえ、どっぷり「非日常感」を味わうことができます。
面白いことに、「刺激」は人を変える力を持ちます。中でも、「非日常」という刺激は人を変えるポテンシャルが大きいと人生経験の中から確信しています。
そんなオーストラリアは、生きているうちに生まれ変われる可能性を秘めてある場所だと思うのです。
変わらぬ日常に飽き飽きしている人ほど、オーストラリアに行く価値は高いと見ています。
今年の夏から、生まれ変わってみませんか?
PS
オーストラリアに関連する記事をいくつか集めてみました。全部本記事と同じくらいの長さでサクッと読めますので、もうちょっとオーストラリアの魅力について深めていきたい方は是非どうぞ!
1つ目は、豪州の秘境Noosaについてです。現地の人の間では大人気ですが、あまり日本人には知られていないというリゾート地です。
本記事でも触れましたが、オーストラリアは芸術に触れるにはもってこいの場所です。非日常の中で、世界一流の芸術に心を打たれてみませんか?
もう1つ、本記事も述べましたが、旅に出ると触れたものに影響を受けるようです。この効果を利用すれば、狙ったとおりに自己改造をすることができるでしょう。
1言語1人格。語学だけで終わらない語学の学習を始めとして、留学・海外生活について投稿しています。フォローしていただくと、語学の勉強が楽しくなります。