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発達障害

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自分のための備忘録
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自分の答えは毎日ちゃんと出てるのさ。

自分の答えは毎日ちゃんと出てるのさ。

算数って本当にわからなかった。

テストとなった時。

左欄の計算は完璧。

問題は右欄のズラーっと並んだ文章題。

これはたすのか引くのかかけるのか割るのか。

何を聞かれてるのかがわからない。

だから、小学校の算数は常に壊滅的。

ABCの評価は常にC。

だから算数は苦手なものだとずーっと思っていた。

中学に入って数学になってもそれは変わらずで、5段階評価なら2。

ところが、中2になっ

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「普通」と言う視点から見てみると。

「普通」と言う視点から見てみると。

うちの子みんなと違う。
どうしたら「普通」になるんだろう。

と、悩んだけども。

そもそも「普通」ってものは普遍的な言葉で、そもそも「普通」ってものは10人いたら10通りの多彩な世界。

そもそも、目の前の我が子の枠が我が子にとっての「普通」という枠で、親の私の思う「普通」と違うっていうそんな話だったな。

だからこの子を育てていく中でやってきたことって、私の思う「普通」の世界を緩やかに時にどぎ

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テストの間違え=ありのままのその子、であって、点数がその子を表すんじゃないよって話。

テストの間違え=ありのままのその子、であって、点数がその子を表すんじゃないよって話。

音楽の時間、みんなはね、
がくふもよめて
リコーダーだって
きれいなねいろでひけるし
どんなえんそうでしたか?
というしつもんにも答えられる。

でもかなわね、
がくふだってただの
オタマジャクシ
があそんでる
ようにしか見えないし
リコーダーの指づかい
だってわからない
どんなえんそう?と聞かれたって
どんな言葉が
広すぎちゃってわからなくなる。

・・・これは「かなわね」の
原画であり、原文。

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親としてできること。

親としてできること。

みんなが簡単にできることができない。ま、要はね、何度言っても指示が入らない、とも言うかな。

だから人よりミスも多くなる。それも単純なミス。

するとだね。外野が言うわけよ。
聞こえないように。いや、意地悪な人は聞こえよがしに言うよね。

あの人、なんでこんなことできないんだろうね。

ねぇ?あの人ちょっと・・・な人?

ちょっと自分よりできないからって。ちょっと自分よりわかってないからって。

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「かなわね」の背景

「かなわね」の背景

2000年生まれの娘、美沙はとにかく漢字が書けない読めない。
そんな子どもだった。

それ以前にも色の認識が出来なかったり、数字の6が書けなかったり。

おそらく先生の一斉指示すら入っていなかったと思う。

そんな様子を見るたびに、私は呪文のように「2人姉妹で下の子だから」・・・そう唱えていた気がする。

きっともう少し成長すれば周りのみんなに追いつくはずだ。
そう信じていた気がする。
だけど、ち

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一般社団法人ミラクルギフト代表理事大橋美穂ができること。

一般社団法人ミラクルギフト代表理事大橋美穂ができること。

小学校 中学校 高校 大学の美沙への対応。

今思うと、ほんとうにありがたかったのです。

きちんとしていただいていたと、今なら思えるのですが・・・

学校は子どもが主体だからこそ。

でも、悲しかった。
でも、怒りでしかなかった。
と思うのは、
お母さんとしていろんなことに葛藤しながら訳のわからない、まだ見えない将来に対してああでもないこうでもないと悩み苦しんでいたその時々の日々のことを

蔑ろ

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支援級を選択するということ。選択させるということ。

支援級を選択するということ。選択させるということ。

美沙は小2の頃に、これは普通の子たちとは違うという違和感から、
先生方と連携して、小2の頃に取りだし(別の部屋で個別に勉強を教えてもらう・・・今にして思えば本当に贅沢な時間)を経験。

小3ではその担当の先生が派遣されなくなったということで、個別に支援級で勉強を教えてもらう(今にして思えばそれが通級だったのかな・・・にしてもやっぱり贅沢)。

小4でそれがなくなるタイミングで、これまたタイミングよ

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美沙がパラリンアーティスト、と名乗る理由。

美沙がパラリンアーティスト、と名乗る理由。

早いもので、
美沙がパラリンアート世界大会にて
準グランプリを取ってから
1年たとうとしている。

ここまで語ってこなかったけど。

今日はパラリンアートについて。

まず、パラリンアートとは・・・
障がい者アーティストと
ひとつのチームになり、
社会保障費に依存せず、
民間企業・個人の継続協力で
障がい者⽀援を継続できる
社会貢献型事業を⾏います。

それをアートで行うということ。

”障がい者

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いつまでそれをダメだと、できないことだと思い続ければいい?

いつまでそれをダメだと、できないことだと思い続ければいい?

勉強ができるできないって
ほんとそれ
どっちでもよくて。

知りたいことは
どうあっても
自分で調べるし、
読めなきゃ
これ使うと読めるんだよって
勝手にアプリ引っ張って読んでる。

あるいはなんとなくなニュアンスで
勝手に読んでるけど
案外そのほうが
らしい読み方してる気がする。

書いたら子どもっぽい字でも
それでいいと思えば
平気で大人が
それも保護者という名のつく
大人向けに読むものに

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自分で可能性を広げるということ。

自分で可能性を広げるということ。

数年前から学校ではGIGAスクール構想という、1人一台、端末が支給されるというものが始まったらしい。

・・・今はそう言わないのかな。

というわけで、2年前に書いたブログを再修正して書きます。

そしてこれはあくまでも私の頭の中の世界なので、もしかしたらずれちゃってるかもね・・・ごめんなさいね。

でも、書きたいから勝手に書いちゃうけどね。

GIGAスクール構想と聞いたときに・・・

あーこれ

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学習面を別の方向から見てみると。

学習面を別の方向から見てみると。

私が子どもの頃、
壊滅的だったのが算数。

計算は好きだったから
サクサクと。

難問は文章題。

読んでもすぐにはわからなくて
これはたすのか引くのか
かけるの?割るの?

ってか、
そもそも何を聞かれているのか
まったくもって
理解できずでした。

今振り返ると、
これって実は
算数って話じゃなく
文章の読解メイン
だったんだと
やっとわかったほどに
今時の小学生の問題
今読んでもわからないこ

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