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【日記】1月27日〜2月2日

1月27日
日常に生きる
前日から違和感のあった足の甲に異変が。血豆状態だった膨らみが破裂してしまい、あてがっていた絆創膏が赤茶色に染まっていた。非常に痛い。

1月28日
日常に生きる
足は相変わらず痛い。本来なら新宿に行く予定を取り止めて薬局でキズパワーパッドを購入。藁にもすがるように貼り、静かに横たわる。惨めな気持ちを抱えながら。

1月29日
日常に生きる
座り仕事になったので痛む足にとっては優しい日。
が、夕方になって大きめのステンレス製ラックをハンマー使ってぶっ壊すことになり、痛いのをつい忘れて全身の力を込めてドッカンドッカン叩きまくってしまい結局プラマイゼロ。
下北沢へ行こうかと思っていたけれど諦める。悔しい。

1月30日
日常に生きる
キズパワーパッドが効いていたのか歩くのが少しずつではあるけど楽になってきた。が、階段を降りるときは足の甲を曲げないようにしているので、側から見るとスキップにも似た軽快な降り方になる。朝の階段でもこの降り方をしているので不審な変わり者を見るような目で見られることがある。痛いからそんな視線を気にしている余裕はないが、少し落ち込む。

夜、カタカナのライヴを見に吉祥寺NEPOへ。気合入れてNEPOへの長い道を歩く。

良いバンドが素晴らしいライヴをする場面を見ていると体が不意に浮き上がるような感覚になる時がある。今日のカタカナにはそんな瞬間が何回もあってひたすら音に打ちのめされるのみ。最高のライヴだった。
年末に「坊主にしようと思ってるんですけど」と話していたタイシンくんは本当に坊主になっていた。

病気や怪我をすると、どうしても内向的になって気持ちが塞いでしまう。だから色々な方と話すだけで気持ちが明るくなって楽になれる。

1月31日
日常に生きる
来週からの多忙な日々の予告編のような慌ただしい日。
疲労を感じつつも帰り道に西武線に乗って散髪へ行く。勿論、りぼんとイッキさんを聴きながら。

数日前に見たタイタニック号沈没事故に関するドキュメント番組をきっかけにタイタニック号について色々と調べている。
タイタニック号は石炭をボイラーに入れて燃やすことで動く仕組みだった。が、実は航海に出る前から石炭庫内では酷い火災が起きていた。その炎を消すにはボイラーに燃え盛る石炭をひたすら投げ込む以外方法はなく、結果的にタイタニック号は有り得ないくらいの速度を出しながら航海をすることになり、避ける間も無く氷山にぶつかり、火災によって船体の強度が失われていたことも相まって瞬く間に沈没した、という説はかなり有力だなと思う。不可解なことに当時の事故調査委員会は火災について全く触れなかった。

タイタニック号には細野晴臣さんの祖父が乗船していて、奇跡的に生還した一人だった。
「東洋人が他人をおしのけて救命ボートに乗った」という間違った情報のせいで世界中から非難された祖父の名誉を取り戻すために細野さんは相当尽力したという。何年も前に見たタイタニック号と細野さんに纏わるドキュメント番組、どこかにないだろうか。また見たい。

2月1日
F1の2019年総集編ブルーレイを一気見する。
今更ながら新しい時代が始まる予感に満ちた見応えのあるシーズンだったことを知る。ずっと自分はフェルスタッペン贔屓だったけど、ルクレールの走りにすっかり魅力されてしまった。走りにどことなくアイルトン・セナに近いものを感じる、と思ったら彼のヒーローはセナだそう。
数年後にはフェルスタッペンとルクレールがチャンピオン争いをする時代が来る。そうなったら今よりも確実に面白くなるはずだ。

夜は今週2度目となるカタカナのライヴを見に三軒茶屋へ行く。

昨年末、同じ会場でライヴをした際のカタカナは細かなトラブルに見舞われて満足いくライヴにはならなかった。そのリベンジを果たすべくステージに立った4人。
正直、巨大な爆発には僅かながら届かないような印象だった。が、その代わりにカタカナにしか作れない高揚感を至るところで強く感じることが出来た。

カタカナは以前とは比べものにならないくらいに高水準なバンドサウンドを毎回聴かせるようになった。もちろん何年も前から素晴らしいバンドだと思っているけれど、ここ最近のカタカナはちょっと凄すぎる。ステージの立ち位置を変えたから、だけでは説明がつかないくらいの大きな進化の真っ只中に今の4人はいる。

2月2日
イナダミホさんのライヴを見に吉祥寺へ。
ドラムのマーシーさんとのバキバキにグルーヴィな演奏は始まった瞬間から心がウキウキしてしまう魔法みたいな音楽。夢中で見ている自分がいた。
そしてラストの「ハロー、新しい僕」での歌声にはイナダさんの大きな優しさや暖かな愛が目一杯込められているようで思わず涙腺が緩む。
イナダさんのようにピアノという楽器を自由自在に弾きこなし、ピアノが持つ無限の可能性を目の前に見せてくれるアーティストさんは数少ない。

PCC以来のハザマリツシさんはやはりめちゃくちゃにフロアをかき回していた。「お前、殺すから!」で笑いが取れるのはこの方らしい。
ハザマさんの楽曲が持つ即効性はやはり凄いなと思う。「高校中退少年ジャンプ」という歌がとても好きだ。

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