【1分で読める筋トレの科学8:男子はトレーニング中に『音楽聞くの禁止!』って話】
こんにちは(o・ω・o)カエルです。
トレーニングのお供『音楽』ですが、どうやら男性に限ってはトレーニング中は音楽を聴くのは悪手みたい。
「何のこっちゃ?」って感じなんですけど、2006年の奈良大学の研究論文では、
『男性は音楽を聞くと"テストステロン値"が低下する』
というデータが出ています。
◆テストステロンって何ぞ?
テストステロンは男性ホルモンです。
以下のような役割を持っています。
・男性の第二次性徴期の発育促進
「陰毛が生える」「声変わりが起こる」「睾丸や陰茎が発育する」
・骨格・筋肉の発育促進
・性欲亢進
「フェロモンを発生させて、ドーパミンという興奮作用のある神経伝達物質を増やす」
・脳・精神の成長と健康維持
「生きる活力」「生気」「決断力」
これらを司るとてもありがたいホルモン。
詳細はコチラを参照ください。
そして『音楽』を聞くと、テストステロンが低下する。つまり男性ホルモンの分泌量が減少する。というのが今回のお話。
◆男性は減り、女性は増える
論文内容は以下の通り。
70人の男女に色んな音楽を聞いてもらう。
その後、唾液を採取。唾液に含まれるテストステロンの量を計測した。
【結果】
男性は音楽を聞くと『テストステロン』が減少した。
女性は音楽を聞くと『テストステロン』が増加した。
不思議ですよね(o・ω・o)男性だと男性ホルモンが減り、女性だと男性ホルモンが増加するなんて。
要因としては『音楽はストレスホルモンを低下させる』ことが挙げられます。
トレーニングとは筋肉対する負荷(外的ストレス)です。
音楽を聞くと外的ストレスが減少する。つまり落ち着いちゃうから。
という事のよう。あくまで複合的な理由の1つですが。
ちなみにトレーニングなどを行うとコルチゾールというストレスホルモンが分泌されますが、このコルチゾールには筋肉を分解する働きがあるので、
✅トレーニング後に音楽を聞くのは◎
または
✅トレーニング後は瞑想をすると◎
どちらもコルチゾール値を減少させる効果があります。
◆音楽の種類でも効果が変わる
男性と女性ではテストステロンの増減が異なりますが、音楽の種類でも増減値が変化したとのこと。
□男性の場合
テストステロンの減少
高 自分の好きな曲
↑ ポピュラー音楽
| ジャズ
↓ モーツァルト
低 グレゴリオ聖歌
□女性の場合
テストステロンの増加
高 ジャズ
↑ 自分の好きな曲
| モーツァルト
↓ ポピュラー音楽
低 グレゴリオ聖歌
結果的にはグレゴリオ聖歌は中性的ということに。
トレーニングの時のお供に音楽が欲しいからと言って、ちょっとグレゴリオ聖歌はトレーニングには向かないかなぁ……(o・ω・o)
グレゴリオ聖歌よりも自分が好きな音楽の方がリラックスしちゃうっていうのは不思議な感じがしますね。
科学的にはこんな説明がされています。
好みの音楽でもα波がでる
ヒーリングなどの音楽を聞いてα波がでてくると、脳を活性化させたり、ストレスをしずめたりする効果がる。
自然音やモーツァルトの音楽からα波がでやすいが、人によってはそれらの音楽を聞いてもリラックスできないこともある。
α波は自分の好きな音楽を聞いてもでることがある。
ハードロック、ヘヴィメタル、パンクなどでも、その音楽が好きな人はリラックスでき、α波をだすことがでる。
クラシックや自然の音が苦手な人は、自分が本当に好きだと思う音楽を聞くとリラックス効果が得られる。
カエルの場合、アニソンとかJapanese HipHopとか聴いちゃうとノリノリになるのにリラックスしちゃうってことになります。
不思議だなあ笑(o・ω・o)
そんな感じで。ちょっと不思議なデータですが、『男性はトレーニング効果を上げたいならトレーニング中は音楽はNG。聞くのはトレーニング後』
というお話でした。
今回はここまでです。最後に良かったら♡スキをお願いします。
それではまた〜(o・ω・o)ノシ
【参考記事】
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